日本には様々な職人技を持っている人がいるようです。
東京世田谷のベビーカステラ専門店「青いレンガ」に勤める力石さん。
ベビーカステラを、まるでピンポン玉を弾くかのように、次々と高速で鉄板から飛ばしていきます。
その時間は、60個をたった13秒。
この早技が生まれた理由は?
力石さん「熱がどうしてもすぐに入ってしまうので、1個目と最後の60個目の火の入りが違う。なるべく全部を均等にするためには、早く飛ばさないと。」
生地に熱が通り過ぎると、焼き色にバラツキが出て、見栄えが悪くなります。
さらに食感も固くなって味にも影響するといいます。
お客さんに美味しく食べてほしいという一心で日々作り続けた職人魂がこの技を生み出したということです。