格闘技大会「UFC」で八百長 韓国選手に懲役判決
韓国のソウル中央地裁は24日、世界最大の総合格闘技団体「UFC」の試合で八百長を行ったとして、選手のバン・テヒョン被告(34)に対し、背任収賄罪で懲役10カ月を言い渡した。
判決によれば、バン被告は他の選手1人とともに、2015年11月にソウルで開かれたUFCの試合で、ブローカーから故意に負けるように依頼を受けて計1億ウォン(約1千万円)を受け取った。このうち、5千万ウォンは受領後すぐに、残る5千万ウォンも試合後に返却したという。バン被告は実際の試合では勝利した。(ソウル=牧野愛博)