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1560話
巨人の群れは、仲間を殺されても全く気にすることはなく……いや、寧ろ仲間が殺されたことも怒りの理由の一つとしながら、頭に血を上らせていた。
仲間が幾ら殺されても、一切怯むことなく攻撃をする。
もし巨人の相手をしているのが普通の相手であれば、そんな巨人の群れを相手に勝つことは難しかっただろう。
だが、巨人達の相手をしているのは、レイが率いる紅蓮の翼――正確にはそれに追加としてエレーナ――だ。
幾ら巨人が怒りと殺意に支配されていても、絶対的に実力の違う相手を倒すことは出来ない。
勿論、強力な感情に襲われている以上、生半可な攻撃を食らっても攻撃を諦めるということはなかった。
それでもここまで実力が違う相手であれば、勝敗に大差はない。
いや、寧ろ……
「あは、あははははは! いいわ、いいわよ! もっと耐えてみなさい!」
攻撃しても相手は容易に諦めるようなことはない為、それがヴィヘラに高いテンションをもたらす。
ヴィヘラの攻撃は、一撃が非常に重い。
それこそ浸魔掌を使わずとも、相手の身体は容易に破壊出来る程に。
だが、その攻撃を食らった巨人は、身体をよろめかせながらも立ち上がる。
折れた骨が肉を裂き、皮膚を破っても、痛みで動きを止めることがない。
ヴィヘラにとっては、それこそいいサンドバックといったところか。
いや、サンドバッグは攻撃をしてこないのだから、スパーリングパートナーという表現が正しいのかもしれない。
その光景を見ている方にしてみれば、巨人が哀れにしか思えないのだが。
「っと!」
ヴィヘラと巨人の戦いを見ていたレイは、少し離れた場所で両膝を砕かれ、寝転がっていた巨人が起き上がったのに気が付く。
正確には両手を床に突いて上半身を起こしたといった表現の方が正しいだろう。
ともあれ、その巨人は両手で這うようにヴィヘラに向かって進んでいく。
進む方向をヴィヘラの方にしたのは、純粋に自分の両膝を砕いたのがヴィヘラだったからだろう。
もしくは、一番近くにいたのがヴィヘラだったからという可能性もある。
その理由はともあれ、レイが見つけた以上むざむざといかせるという選択肢はない。
勿論、ヴィヘラであれば這って近づいてくるような敵に気が付かないということはないのだが、それでも万が一ということがあった。
「大人しく、寝てろ!」
再び放たれた黄昏の槍は、空気を貫きながら真っ直ぐに這って移動している巨人に向かい……次の瞬間、巨人の頭部を砕く。
最初に投擲した時と同様、それで黄昏の槍の威力が収まる筈もなく、黄昏の槍は壁に完全に埋まってしまう。
最初の投擲の時は、何匹もの巨人に致命的な一撃を与えたおかげで、幾らかでも速度が緩まっていたのだろう。
だが、今度倒した巨人は一匹だった為に、速度は殆ど殺されず……結局その鋭い穂先とレイの膂力により、黄昏の槍はあっさりと壁に埋まってしまったのだ。
もっとも、普通であれば取り出すのに苦労するのだが、黄昏の槍に限ってはその心配はない。
レイが念じると、次の瞬間にはその手元に戻っていた為だ。
「後は……まだ来るのか」
黒水晶のある、地下施設最下層の地下五階。
そこに続く階段から、再び巨人が姿を現す。
その巨人にマリーナが精霊魔法によって生み出された風の刃を撃ち込むのを見ながら、レイは疑問を抱く。
(地下五階にいた巨人は、全部で五十匹程度だった筈。で、俺達の先制攻撃で半分くらいは死んだか、もう動けないような重傷を負った筈だ。けど……)
巨人の群れとの戦場になっている地下四階を一瞥したレイが見たのは、大量の巨人の死体だ。
肉塊と化している死体も多いので、正確に何匹いるのかといったことは分からない。
だがそれでも、既に二十匹近く倒しているのは明らかだ。
つまり、本来ならもうそろそろ巨人は全滅に近くなっていなければ、おかしい筈なのだ。
勿論正確に数を数えた訳ではない以上、多少の誤差はあるだろうが。
それでも、地下五階から姿を現す巨人の姿が途切れることはない。
「レイ、おかしい!」
レイと同じ疑問を抱いたのだろう。エレーナが長剣にしたミラージュで巨人を一刀両断にしながら叫ぶ。
三mを超える巨人が左右二つに分断されるという光景は、色々な意味で衝撃的なものではあるのだが……この場にいる者で、それに対して何か思うような者は存在しない。
エレーナがどれだけの強さを持っているのかというのは、この場にいる者であれば全員が知っているからだ。
「ああ、おれもそう思う。出来れば地下五階の様子を見てきたいところなんだが……」
言葉に詰まったのは、再び階段から巨人が姿を現したから……ではなく、階段の近くでヴィヘラが思う存分巨人と戦っている為だ。
ヴィヘラが楽しみながら戦っている場所に乱入しようものなら、下手をすれば敵と間違われて攻撃される可能性がある。
……勿論ヴィヘラがそれを狙って行うのではなく、純粋に勢いによってそうなる可能性が高いのだが。
もしくは、戦闘による興奮で昂ぶったヴィヘラがその勢いに酔って……という可能性も、十分に考えられる。
だが、地下五階で何かが起こっている可能性が高い以上、それを無視するような真似が出来る筈もない。
「しょうがないな。ちょっと俺が下の様子を見てくる。幸い、巨人の相手は俺がいなくてもなんとか出来るだろう?」
レイの言葉に、エレーナはミラージュを手にして小さく頷く。
「問題はない。レイは下の様子を見てきて欲しい。もっとも、その途中で巨人共に襲われる可能性は十分にあるだろうが……な!」
鞭状のままで振るわれたミラージュは、ヴィヘラから離れた場所にいる巨人を攻撃する。
右足の健をあっさりと切断されてしまった巨人は、片足を引きずりながら歩き……寧ろ、それがヴィヘラの注意を引いたのだろう。
手甲から魔力の爪を生やしたヴィヘラが一気に距離を詰め、跳躍して巨人の首を掻き切る。
当然巨人はその程度でどうにかなるような訳がなく、首から血を勢いよく吹き出しながらも、攻撃した為に空中にいるヴィヘラに向かって拳を叩き付けようとするも……まるで猫のように――もしくは豹のように――空中で身をくねらせたヴィヘラは、自分のすぐ側を通った巨人の腕を蹴る。
その際にも、足甲の踵から伸びていた魔力の刃で腕を斬り裂くのは忘れない。
そうして音もなく床に着地したヴィヘラは、首を切られてもまだ死ぬ様子がない巨人に向かって挑みかかっていく。
「よし、今だ」
先程まで戦っていた場所から、今の巨人を追ってヴィヘラは階段前から移動している。
今ならヴィヘラを刺激することなく、地下五階に向かえる。
そう判断したレイは、一切の躊躇も見せず一気に走り出す。
一瞬の好機を見逃さない判断力というのは、一流の冒険者にとっては絶対に必要な能力だが……レイは特にその点に秀でていた。
半ば直感的に好機を見出すと、それを逃さずに行動に出るのだ。
今回もまた、そうだった。
階段に向かって走り出したレイは、まだ立っている巨人の間を縫うように移動する。
当然巨人も自分の足下を何者かが走ったりすれば、それに対応しようとするのだが……
「させると思ってるの?」
マリーナの射る矢が、次々と巨人に突き刺さる。
身体を何本もの矢に射貫かれた巨人は、自分の足下を通っていったレイよりも、自分に攻撃してきたマリーナに視線を向ける。
ただでさえ激高している状態の巨人だけに、自分をより苛立たせる方に攻撃衝動を向けるのは当然のことなのだろう。
同じように数匹の巨人の足元を潜り抜け、その巨人達にもマリーナが矢を射る。
そうして矢を射られた巨人達全員の注意がマリーナに移った頃、レイの姿は地下五階に続く階段の近くまで到着していた。
だが……タイミング悪く、再び階段から新たな巨人が姿を現す。
「ちっ!」
既に階段との距離が殆どない状況では、槍の投擲よりも直接斬り裂いた方が早い。
そう判断したレイは、黄昏の槍を左手にしたまま、ミスティリングから取り出したデスサイズを右手に持つ。
いつもの二槍流となったレイは、そのまま上半身を現した巨人との間合いを詰めると、魔力を込めたデスサイズを一閃する。
特にスキルの類を使ったわけではなかったが、レイが振るったデスサイズは、巨人の上半身を切断するのに十分な威力を持っていた。
いや、それどころか切断された上半身は地下四階の床に転がり、下半身はそのまま階段を落ちていく。
結果として、レイが切断した巨人を追って階段を上っていた他の巨人は仲間の半身がぶつかり、地下五階に転げ落ちていく。
多くの仲間を道連れにしながら。
階段の間近にやってきたレイは、幸いなことに巨人のいなくなった階段を下りていく。
もっとも、レイの目的は地下五階に移動することではなく、地下五階の様子を見ることだ。
階段を最後まで下りることはせず……だが、次の瞬間その目にした光景に驚きを露わにする。
何故なら、地下五階に転がっていた巨人の死体の数が、明らかに少なかったからだ。
最低でも二十匹以上は先制攻撃で殺した筈だったのが、今では床に転がっている死体の数は十に満たない。
その十に満たない死体も、何故か黒水晶のすぐ近くに移動していた。
一瞬巨人の生き残りが死体を運んだのか? と思ったレイだったが、すぐに目の前の光景はそれを否定した。
何故なら、つい数秒前にレイが切断した巨人の下半身が、そのまま黒水晶に引き寄せられるようにして移動したのだから。
一瞬、階段を転がり落ちていった勢いで黒水晶の近くまで移動したのでは? と思わないでもなかったレイだったが、巨人の下半身の移動する様子は明らかに不自然だ。
それこそ、見えない糸か何かで引っ張っているかのような……そんな移動。
(何だ)
幸い先程の巨人の下半身が落ちていった影響で、巨人達の姿は階段にはない。
そのおかげで、レイは周囲の様子を気にすることなく、じっくりと黒水晶の付近に集まっている……もしくは集められた巨人達の死体を観察することが出来た。
不意に黒水晶から黒い粉……いや、黒い雪とも呼べる何かが生み出される。
その黒い雪は巨人の死体に降り注ぎ……次の瞬間、頭部が消滅している巨人の死体から首が生えた。
そう、まさに首が生えたという表現が正しいだろう。
首から骨が伸びて頭蓋骨を形成し、脳を、眼球、歯、肉が生まれ、最後に皮膚と体毛が生み出される。
気が付けば、頭部を失っていた筈の死体は既にとても死体とは思えないような綺麗な姿になったいた。
そして、黒の雪が降り続け……やがて、巨人の指が小さく動く。
死体であった筈の巨人が、また動き出したのだ。
最初はゾンビのようなアンデッドかとも思ったレイだったが、見た感じ、巨人はアンデッドのようには見えない。
巨人は、あくまでも巨人として蘇ったのだと、そう思えた。「
(死者を生き返らせる? また、随分とレアなマジックアイテムもあったものだな。もしこの効果を知れば、それこそ世界中から人が集まってきてもおかしくないし、自分の物にしようとしてもおかしくない。……まぁ、そんな予想通りの物には、到底思えないが)
レイの目から見て、あの黒水晶はとてもではないが死人を生き返らせるような能力があるとは思えない。
もっとも、実際に目の前で巨人が生き返っている以上、その思いも説得力があるとは限らないが。
(あの黒水晶の効果で巨人が生まれてるんなら、多分……生き返らせることが出来るのは、あの巨人のみとか、そういう制限はありそうだな)
だが……と、そう思いながら、レイは視線を階段の上、地下四階のある方に向ける。
その地下四階では現在大量に巨人の死体が存在しているのだが、その死体が生き返る様子はない。
(つまり、あの黒い雪があって初めて巨人は生き返ることが出来る訳だ。……なら、とにかく今は全ての巨人を地下四階まで上げて、始末するのが最優先だな)
地下五階に死体がなければ、生き返らせることは不可能。
そうであれば、やるべきことは簡単だった。
あの黒水晶がどのような存在であれ、破壊するにしても、奪うにしても、とにかく巨人という存在は邪魔だ。
なら、巨人を全て地下四階に上げて、そこで全滅させればいいと。
(問題は、あの黒水晶が何らかの自衛の手段とかを持ってないかどうかだが……その辺はここからだと何も分からないな。何にするにしても、とにかく黒水晶の周囲から巨人を引き離すのが先だ)
そう判断し、先程落とされた巨人達が再び階段を上ってこようとしているのを確認したレイは、最後に再び黒水晶を一瞥すると地下四階に向かって戻っていくのだった。
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