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AIが来場者の感情を分析--エイベックスがライブに続き映画にも活用

加納恵 (編集部)2017年11月24日 15時40分

 エイベックスは11月24日、AIを用いたライブ来場者分析を映画にも転用開始したと発表した。TBSラジオ、ディー・エル・イー協力のもと、映画「DCスーパーヒーローズ vs鷹の爪団」の分析をした。


「DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団」

 AIを用いた来場者分析は、劇場内に設置したカメラで来場者の顔を検知し、映画のどのシーンでどのような感情を持ったかを分析することで、映画のマーケティングデータとして活用するもの。AI機能を活用したライブ来場者分析の実証実験の一環として実施した。

 映画は、ライブイベント以上に来場者の反応の把握が難しく、客観的な評価が興行成績でしか測れなかったが、このシステムを利用することで、客観的な評価が可能になるとしている。

 今回の分析は、TBSラジオの番組「THE FROGMAN SHOW A.I.共存ラジオ 好奇心家族」にて、エイベックスのスタッフとFROGMAN氏の会話をきっかけに実現したもの。実験結果はA.I.共存ラジオ 好奇心家族の11月24日放送分にて発表する。


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