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の女子大生洗脳教授の著書。
中央大学法学部卒で慶応大学アラビア語の講師だしこのタイトルだから法哲学の本かな?と思うじゃん?
イスラームが古い教えだというときの古さは中途半端な古さではない。どのくらい古いかを示すため、イスラームに言う神がいつ頃から存在し、いつごろからすべてをご存知なのかについて、実際にさかのぼってみよう。
ふむふむ。
今から千四百年さかのぼると聖預言者ムハンマドの時代である
ほうほう。
二千年さかのぼるとイエスの時代である。
なるほどなるほど。
35億年前までにさかのぼると地球に生命が誕生し、46億年まえまでさかのぼると太陽系が誕生
ん?
( ,,`・ω・´)ンンン?
アッラーは、この壁の、そしてビッグバンの向こう側から存在し続けている。
……。
このようにアッラーの古さ、したがって彼によって下されたこの教えの古さとは、宇宙の起源より先からあり、かつ我々の知っている時間と空間を超越した古さなのである。この古さを有しているからこそ、アッラーは人間のみならず宇宙の創造者になりえ、人間のみならずすべての被造物の主たりえるのである。
いやいやいやいやwwww
宗教に頼る事が嫌われる理由のひとつに()「自由の放棄」や「思考の停止」ではないかという見方がある。ここで比べるべきは、数世紀、数十世紀以上にはさかのぼれない考え方と140億年以上にまでさかのぼってもさかのぼり切れない考え方の違いである。()140億年の歳月をまたいで考えることは、思考の停止という言葉には最も遠い。
やべーぞ、狂信者だ。
人権は、どちらがよりよく守ることができるのか?アッラーか人間か?
以後、イスラム教徒内部のオレオレ中二病的設定が自明の事実であるかのように考え、語る、いやはや宗教学者かとおもったら宗教者だったでござるの巻。信仰告白な奇書だった。こんな事、イスラム教徒でなくてその辺の新興宗教信者が語ったら鼻で嗤われるわ。何かこう、一昔前のニューエイジ思想、ニューサイエンスの香りがちょっと。一時欧米で盛り上がった西洋文明自己反省、キリスト教文明自己批判の流行にはまった口だろうか。イスラム圏に産まれた者がイスラム教徒にされるのは致し方ないが、開明的文明国、東亜の列強神国日本に生まれながら斯様な土人の迷信に嵌るとは情けない限りだ。
序文で、昨今の中東テロやら一斉土下座の映像やらでイスラム教徒は危険な狂信者と思われていて心外だと語っていたが…本文で狂信を垂れ流しては元も子も無いだろう。だいたい、いくらタリバンやイスラム国は一部のはねっかえりでイスラム教徒の大多数はあんなではない、と言われても、我々日本人は「悪魔の詩」翻訳者殺人事件を覚えているぞ。あれは一部の狂信者の犯行ではなく、最高指導者ホメイニ師の死刑指令に基づくイスラム教徒全員の意志でありイスラム教徒はキチガイ教徒。イスラム教徒はテロ教徒。最近だとシリア政府の公式事業の悪行が印象的だ。「イスラム教は本来寛容な宗教」「一部狂信的テロリストの行いはイスラムの教えに反する」。
慶応義塾大学の知的水準が問われる本であった。