日馬富士の暴行事件にからみ、旭鷲山が23日夜、貴ノ岩と話したとする内容をフェイスブックで公表した。それによると、貴ノ岩は「40~50回ぐらい殴られました」「片方の耳が何も聞こえなくなっていました。今でもちゃんと聞こえません」と話したという。
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日馬富士の暴行事件に関連して、来日している元小結・旭鷲山が23日夜、貴ノ岩と電話で話したとする内容を、自身のフェイスブックで公表した。
23日午後9時半頃に更新された旭鷲山のフェイスブックによると、23日午後6時に旭鷲山のもとにかかってきた電話で、貴ノ岩は、「当時何が起きたかすべてを正直に話します」と、次のように語ったという。
「ニュースで、横綱・日馬富士が注意しているとき、僕が携帯電話で話していたというのはウソです」
「みんなで話しているときにちょっとだけ携帯電話をいじっていたら、急に日馬富士がやって来て殴り始めました。灰皿やカラオケのリモコンなどで手当たり次第に僕を殴りました。僕は両手で頭を抱えました。だいたい40~50回ぐらい殴ったと思います」
「翌日、病院に行きました。医者が僕を診て、びっくりして(頭を)縫いました。僕の床山さんもうまく髪を結えませんでした」
「その事件の後、部屋に戻った時に頭痛がひどくなり、片方の耳が何も聞こえなくなってしまいました。今でもちゃんと聞こえません」
「11月4日にもう一度病院に行って診察を受け、5日に入院しました。その日も耳が痛くて眠れませんでした。とても痛かったので頭の写真を撮りました。医者の診察では、頭がひび割れたという結果が出ました」
「(貴乃花)親方が怖くて、事件のことを誰にも話さず秘密にしようと思っていましたが、親方が知ってしまい、警察に被害届を出しました」
なお、事件発覚後、貴ノ岩はまだ公の場に出ていない。
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