徹子の部屋 近藤真彦[字] 2017.11.23
20日に弁護士が保釈を申請していましたが関係者によりますと、大阪地裁が22日、保釈を認めない決定をしたということです。
2人については、初公判に向けて、争点などを話し合う公判前整理手続きが進んでいます。
(近藤)本当になんか雰囲気があって…素敵な。
(黒柳)ご覧くださいませ。
1976年の2月に森繁久彌さんをゲストに迎えて始まった『徹子の部屋』。
森繁久彌さんです。
今日はこの方が…。
フフフフッ。
森繁久彌さんだったんですけど。
これはちょっと私が他の方で色々面倒くさい…。
森繁さんどうも。
近藤真彦さんですどうも。
(拍手)「あなたね…近藤真彦さん真彦さんってよしなさいよ」こんな感じでねドラマさせていただいたんですけど。
そうですってね。
びっくりしました。
レストランでね黒柳さんに「今度『トットちゃん!』の森繁さんの役をやらせていただきます」って言った時には随分驚かれてましたね。
そう。
私驚きました。
「あんたできるの?」と。
年齢がちょっと違う感じがありますもんね。
でも私が森繁さんに初めてお会いした頃は今のあなたより森繁さん若かったのよ。
ねえそれなのに。
「あっタキシード?これ」「タキシード?これ。
えっ?」触るんじゃないよ。
フフフフ…。
「ねえ?」そうよ。
そう。
それでスッとそういうふうに触ったの。
森繁さん上手に。
「ハハハッハハハッハハハ…」「1回どう?」フフフフッ。
「1回どう?」って言われたらしいじゃないですか森繁さんに。
そうそうそうそう。
ね。
亡くなるまで仰ってましたね。
フフフフ…。
そうなんです。
今日何をやってるかと皆さんおわかりにならないかもしれないんですけど『トットちゃん!』というドラマで森繁久彌さんの役をやってらっしゃるこの方近藤真彦さんですね。
そうです。
この方は16歳で歌手デビューなすって現在もう何歳になったの?えー52…あっ53ですね。
53におなりでしたか。
そうでしたか。
ちょっと眼鏡取っていいですかね?そうですね。
そろそろ。
雰囲気がね。
これ取らないと普通に喋れないんで。
そうそう。
どうしてもね。
これしてるとねなんかねこう「うん。
そうなの」って言いたくなっちゃう。
似てるちょっと森繁さんに。
そうですか?取っていいですか?取っていただいて。
マッチでございます。
よろしくお願いします。
この方はやんちゃな頃から知り合いでまあね…。
でもあなたが森繁さんをなさるような日が来るとは思いませんでしたね。
ねえ。
でも僕森繁さんのビデオをですねたくさん見させていただいて第1回目のこの黒柳さんの『徹子の部屋』も見させていただいたんですけど本当にお喋りうまいですね。
あの方ね。
そうですよね。
そんなのご覧になったのね。
ええ。
森繁さんとはじゃあ結局何もなかったんですか?そこを聞かないと。
何もないのよ。
だって死ぬまでそう言われてたわけでしょ?亡くなるまで「1回どう?」って仰ったんですから何もないわけじゃない。
何もない…そうですね。
でも森繁さんはあなたの結婚式にもね。
ええ。
そうなんです。
大変でしたねあの時。
あなたの結婚式にいらっしゃって「俺にもなんか言わせろ」とか言っちゃって。
あれはね僕らがいて黒柳さんに壇上に…。
お母さんの…そう代わりに。
あと森光子さん。
お二人…。
私と森光子さんと2人でお母さんの代わりっていうことでね。
そうですね。
森繁さんはセンターの主賓席にいらしたんですけど。
一番いいところに座っていらした。
「ご挨拶させろ」って言ってマイク持って「なんであんたたちがその上にのっかって俺はここなんだ!」って怒ったっていうね。
そうそうそうそうそう。
ね。
僕は晩年のドラマにちょっと出させてもらったんですよ…。
そうなの?森繁さんの。
でそれをきっかけに「ちょっと家に遊びに来ないか」って言われて。
本当?森繁さんち行って…。
森繁通りとかあるんですよね。
そう。
世田谷のところにね。
あるんですよね。
で森繁さんち行って夜ご飯を食べて帰りなさいっていう話だったんで…。
そうなの?行ってお庭をちょっと見させていただいたり。
で納屋みたいななんかガラスの曇った小さな駐車場みたいなのがあったんですよ。
「これ見ろ」。
ハーレーダビッドソンが…こんなオートバイが。
そこに置いてあるの?置いてあるんです。
たぶん森繁さん乗られてたやつなんですよね。
そう?僕車とかオートバイ大好きでしょ。
森繁さん「どうだ?いいだろこれ」「いいだろ」って言ってえっひょっとしたらと思うわけですよ。
そうよね。
森繁さんみたいに大物ですから。
それにほらもう乗らないだろうと思うからね。
ひょっとしたらと思ったんですけどくれませんでした。
ハハハッ!そりゃ当たり前です。
ちょっと期待しちゃったのね。
その次にお付きの人に「おう何子あの時計を持ってきなさい」。
時計持ってきて「これいいだろう」。
ヨットのイメージした時計だったと思うんですけど。
森繁さんヨットお好きでしたもんね。
そうそうそう。
ヨットのイメージした時計で。
「これいいだろう。
いいだろう」って言ったから僕ももしかしてって。
そうよね。
ハーレーは駄目だったけど。
そう。
時計なら。
パカッてしまってくれませんでした。
フフフフ…。
がっかりしたね。
でもおいしい…ごちそうになって。
で勲章をなんか森繁さんいただいてたみたい…。
なんか色んなもの持っていらっしゃるでしょそりゃね。
勲章も見せていただいて。
まさか勲章はくれるわけないんで。
あなたに見せたの?そんなもの。
ええ。
勲章を見せて。
だからもう…そうですね。
あの当時「あれ見ろ」「これ見ろ」って最後「勲章を見ろ」って言って。
それで結婚式の招待状をお渡しして帰ってきた…。
そうなの?えー。
であなたはジャニーズ事務所の長男と言ってもいい…。
はい。
でもアイドルで。
もう53ですからね。
でも一応アイドルみたいなものじゃない。
そうですかね?それだけど「50歳になった」って言うと周りの人の反応がなんか前と変わったんですって?「今いくつですか?」って聞かれて「53です」って言うとちょっとね引くんですよね。
そうなの?えっマッチもう53なの?っていう。
47〜48の時には「見えない見えない」とか若く見られる…。
「見えますよ」とかってそういう返しがあったんですけど53って言うとちょっと引かれるんですよ。
そうよね。
考えたらあなたが50過ぎるっていうことはね。
でも学校の同級生やなんかってみんな大人に見えるんだって?フフフッ。
大人というよりももうひどいですね。
そう?53にもなると?53にもなると。
同窓会みたいなのが何年かに1回あるんですけどそこ行くともうわからないですね。
先生が来てるのかなと思うぐらいですよ。
そう。
そうよね。
同級生が。
なるほど。
こうなったりこうなったり。
フフフフッ。
そうよね。
そう。
だからまあわからないですよね。
でもあなた本当にそれはそういう人たちに比べれば若いよねやっぱり。
アイドルって言われるだけあってさ。
53ですからねもう若くはないんですけどね。
でもねなんだか人間ドック行く前にさ…。
すごいんですよこの人。
ずるいずるい。
ずるいの。
まあ大体お酒を飲むほうなんでお酒飲むと肝臓の数値がやっぱり悪くなるんですよ。
肝臓の数値が悪くなると人間ドック入ったら先生にまず言われることは「3カ月間お酒やめなさい」とか「これ以上悪いともう入院ですよ」とか色んなこと言われるのが嫌なんで…。
すごいですよ。
「嫌なんで」。
大体1カ月ぐらい禁酒をして。
そう。
ご飯食べに行くとね飲まないのよあなたが。
「どうしたの?」って言うとね「人間ドックですから」っておかしいなと思うんだけどそこで飲まなくてね。
いつもの…いつもの自分のまま人間ドックに行かないと本当に悪いところがわからない。
そうよ。
でしょ?でいつものとおり行ったことあるんですよ。
すごい怒られたんですよ。
やっぱり悪かったの?ええ。
それがちょっとあれでトラウマになってまして。
結局まあちょっと人間ドックの前は…きっちりしていくと。
でもちゃんと数字がパシッといいのが出るんですよね。
困っちゃうねそういうのって。
「お手本みたいな数値です」って言われるんですよ。
んっ?何みたい?お手本。
お手本みたいな数値?なるほどね。
そういう…褒められるとまた次の…。
だから僕の周りのスタッフは人間ドックの日を伏せておこうっていう話になってるんです今。
一緒にご飯食べると私がよく食べる…。
はい。
でなんかハム食べるっていう時おかしいんだって?なんか。
ああ…大体ね。
こういう話をしたんですよ。
例えばイタリアンに行くじゃないですか。
前菜が出るでしょ。
で黒柳さん何個か選ぶでしょ。
「私これとお刺し身とあとこの魚ちょっと焼いてください」。
で僕が「ハムとちょっとこの野菜のマリネとなんとか」。
「黒柳さんハムいかがですか?」って言ったら「私いらないわ」って言うじゃないですか。
「私3つ頼んだからいいわよ」。
で来ます。
僕はハムを食べて「うわっ!このハムめっちゃうまい」「めっちゃうまい」って言うと必ず引っ掛かってきますもんね黒柳さん。
「ちょっとくれない?」って。
そう。
「ちょっとちょうだい」とかね。
「ちょっとちょうだい」。
僕も意地悪なんで「嫌です」。
そう。
嫌って言うのよそういう時ね。
必ず。
「なんであなた嫌だって言うの?」。
「さっきいらないって言ったじゃないですか」って。
本当にあげないですよね僕ね。
そうね。
大体わかるんですよ。
黒柳さんが自分で食べてるものを少し僕によこすんですよその前に。
「いらない?」って。
そう。
「これいらない?」って。
「その代わりそっちのハムくれない?」って言ってね。
そうそうそうそう。
いいんですけど。
でなんか2年ぶりにあなたは新しいシングルをお出しになって。
ありがとうございます。
そうなんです。
『軌跡』っていうんだけどそれは軌跡ってわだちとか…。
そうですね。
ミラクルじゃないほうですね。
ミラクルじゃないほうですね。
『軌跡』。
これ。
「いつもお前がいてくれたね心を抱くように」ちょっと黒柳さんと2人で聴くと照れますねなんか。
「走ってこれたよ」これですね実はタイトルの『軌跡』をこれでいきなさいってアドバイスしてくれたのは黒柳さんの旦那様です。
フフッ旦那さん?旦那さんが「マッチはもういい年…53にもなるんだからちょっと振り返るような歌を歌ってみなさい」って言われたのが黒柳さんの旦那様です。
そう。
私の旦那さんってねジャニーさんなんですけど。
どういうことだかそういうことになっちゃってるんですけど。
そうなの?そうなんです。
「マッチは今まで色々と歌も…お芝居もやってきたけどもレースもやったり二足のわらじ二足のわらじと言われながらも53まで頑張ってきて37年間も頑張ってきたんだからちょっと後ろを振り返るような歌を歌ってもいいんじゃないか」っていうアドバイスだったんですよ。
とってもいいアドバイスをいただいて。
ねえ。
そうなの?じゃあ良かったでしょ。
この歌ねヒットするでしょうきっとね。
今聴いたけどいい曲だもんね。
ありがとうございます。
1回聴いただけでなんですけどもいかにもねいい曲だもんね。
ありがとうございます。
私が引退を決めるのは本当にこの方にかかってるんですよ。
ね。
そうですね。
でも黒柳さん言っても無駄じゃないかなと思うんですけどね。
なんで?やっぱり頑固ですもんね。
でもあなたが言ったらさ私引退するっていうことに決めてるんですから。
もちろんそれは約束していただかなきゃいけないんですよね。
皆さんね私がもうそろそろ…。
そもそもあなたが私に引退っていうことを言おうとしたのはその頃になったら誰も言う人がいないだろう…。
僕にとっての黒柳徹子像があるんでそこが崩れるようだったら「もうそろそろ黒柳さんおやめになってください」って。
誰も言えないでしょ?そうそう。
で近藤さんが仰ってくだすったら私「はい」ってすぐやめなきゃいけないことになってるから「黒柳さん」って言われると「えー!もう?」って言っちゃうんだけど。
「まだ大丈夫」って言われてるけど。
ドキッとするらしいですね。
そうですよ。
驚きますよ「黒柳さん」って言われると。
でも今日本当に折り入ってお話があるんですよ。
えっ嘘でしょ?私に?はい。
何?折り入ったお話なんて。
いやまたあとでそれは。
なんですって?なんか…なんだろう?色んなことがあるからもうわからなくなっちゃう。
あのね…。
何?本当に申し上げにくいんですけど…。
はい。
黒柳さんね…。
フフフッ何?そろそろ…。
うん。
そろそろ?CMに…。
ハハハハ…!いっていただいてよろしいでしょうか?すごく驚いたんだけど。
ハハハハ…!じゃあCMです。
コマーシャルです。
でもまあ長い付き合いになりますね。
あなた16ぐらいの時からですもんね。
ありがとうございます。
だからその頃はもう本当に私はお母さんのようにあなたの面倒を見てたと思うんだけど今は反対にこちらが私の面倒を見てくれるようになっちゃって。
海外もね随分行きましたね。
そうですよね。
海外では随分苦労しましたよ。
他の人も一緒なんですけどね。
2人だけは行かないよねちょっとね。
そんなあなた冒険はできないよね。
何がですか?私と2人だけでなんてさ。
フフフッ。
森繁さんじゃないんですから。
そうですよね。
はいそれじゃ2015年の『徹子の部屋』のVTRをちょっと見ていただいていいですか?「すごいこの子私にねずっと文句言うんだよ」「えっ言う?」「お説教するじゃないのあなた」「ショーを見るんですよやっぱり」「黒柳さんやっぱりショーを見たい見たいって言うから」「取れないチケットを取って。
で見に行くでしょ」「5分で寝ますからね」「違うのよ」
(近藤)「5分で寝ます」「“見てるんだ”って言うのに“寝てる寝てる”って言う…」「大体いつもふさふさのマフラーをこうしてサングラスをして下向き始めたらもう…」「起きてるように見えるんだけど寝てる」「すごい技術ですよねあれ」「“見てる”って言うのにね…」「でね終わって食事行って“黒柳さんまた寝てましたよ”って言ったら“寝てないわよ!”“いや寝てました”って言って」「“寝てないわ。
私寝てないわよ”って言って」「“じゃああの火のシーン知ってますか?”って」「“知ってるわよ!”そんなシーンないんだけど」「そう。
でも私寝てないのよ。
ちゃんと起きてたの」フフフフ…。
いや寝てましたよね?寝てない。
寝てた!寝てました。
でもやっぱりあれほらラスベガスって時差があるんで。
そうそう。
でも黒柳さん時差強いらしいですね。
私全然大丈夫。
なんで大丈夫なんですか?時差なんかなったことないの私。
えっ?時差ってなったことないわよ私。
だって乗った時からもうその降りるところの国の時間に自分を合わせてるから。
今はもう…今はこんなね朝みたいな感じだけど実は夜なんだって思ったりして。
だから着いた時全然向こうの時間どおりです。
と思ってるのは黒柳さんだけで。
どうして?そのあと食事行くじゃないですか着いてすぐに。
レストランで注文してこう箸持ちながらこうなってるのはあれ時差じゃないんですか?時差じゃないわよそれは。
時差でしょこうなってるんだから。
箸持ちながらこう寝ちゃうんだから。
1回だけそうなったの知ってる私。
そうでしょう?知ってる。
のり巻きかなんか食べながら…。
今思い出してものり巻きの風景が浮かぶ。
そう。
こうやって寝てたね。
そう。
こうなってもねそれでも「絶対寝てません」って言いながらね寝てるなと思ってね。
思い出しますね。
でもそういうところで私がちまちまちまちましたものをいっぱい買って…。
あなた見てるといっぱい買うんだってね私がそういうちまちましたものを。
いっぱい買う。
そうそう。
買い物多いですね。
だけど日本に帰ってきてその次に会ったりするとそのちまちま買ったもの1回も持ってたことないんだってね。
ない。
あんなになんかこうこれ欲しいあれ欲しいあれ欲しいってやってるのに見たことないんですそれ。
そうでしょ。
いつも同じもの持ってるんだってね。
そうそう。
嫌ね。
髪のほらなんていうんですか?頭に着けるリボンみたいなやつ。
あれを僕少なくても黒柳さんと一緒に行って20〜30個は買ってるの見てるんですよ。
でもいつもプライベートで着けてるやつはここポヨッてこうなったやつあるでしょ?黒いやつ。
そうそうそう。
あれしか持ってないんじゃないかって思うぐらい。
そうよね。
買ってるのにねどうしてそれやろうとしないんだかわからない。
あれ家にあるんですか?他買ったやつは。
うんあるでしょう。
だって買ったんだもん。
そうですよね。
でもすぐのところにないと思う私きっとね。
大体でも黒柳さん買い物ね…もうバチンと買うのもう…。
知ってるでしょ?私の魔法のバッグっていうのがあって。
あれ魔法でもなんでもないですから。
どうして?あれは入る容量決まってますから。
フフフフ…。
黒柳さんだけだから。
何?このぐらいのちっちゃいやつを出してきてバーッと広げるでしょ?うんそうよ。
ここにあるよ。
いやっ!本当だ。
うわー俺これ見たくない。
嫌な思い出しかないんですよこれ。
だからこれほらちっちゃく見えるけどこれ大きいのよ。
ほらこんなに広がるでしょ?大きいですよ。
大きいでしょ?うん。
何回もやりましたよこれ。
そうね。
懐かしいでしょう?何回も。
懐かしいですよこれ。
これね。
うんそう。
だからいっぱい入るじゃない。
入る入る。
確かに入る。
でも黒柳さん買ってるのはこの3倍ですよ。
こんなもんですよ。
でもこうやって見ると小さいね。
ハハハハ…。
もっと山のように入ると思ってたら。
でしょ?それいつも「魔法のバッグ持ってるから大丈夫」「魔法のバッグ持ってるから大丈夫」って…。
どれだけ買ってるんですかもう。
そうよね。
今日ねこれ持ってきてくださいって言われたのよ。
これはでもね…いやあ思い出の品ですねこれ。
そうですよ。
これボンボン放り投げても大丈夫だからね。
だからまあ一応さ生地とかさそういうさ大丈夫なもの買った時ここに入れるの。
ねえ。
買い物行く時「黒柳さんそんな買ったってもう入らないし」って言うともう「魔法のバッグがあるから」…。
「魔法のバッグがあるから」。
これですからね。
そうですよ。
魔法のバッグだもんね。
でもまあそれはともかくとしてあなたの息子が10歳になって?10歳になったんです。
おかげさまでありがとうございます。
ねえまあ…。
この頃なんかふてくされた顔をする?ああそうですね。
どういう顔?ふてくされた顔って。
いやあんまりそういうふてくされた顔とかあんまり見たことないんですけどなんかこう…。
今までそんな子供の意思みたいなものをちゃんとね受け止めてあげなきゃいけないのはわかってるけどなんか親だからあれしろこれしろあれ駄目ってやっちゃうじゃないですか。
すると子供もわかったいいやるやらないってやるんですけど最近あれしなさいこれしなさいって言うと…。
「うん」ってやるんですよ。
フフフフ…。
こいつ生意気になってきたなっていうのにちょっとこの前…。
10歳ですから当たり前ですけどね。
そうね。
でもまあ可愛いなと思っちゃったりする?ついつい。
可愛いっていうか成長してるんだなと思いましたね。
へえー。
まあ本当に恐縮ですけどもうちの子供は「黒柳さん」って言えないんで「トットちゃんトットちゃん」って言わせていただいてるんですけど。
声に特徴があるんでやっぱり黒柳さんがテレビになんかのコマーシャルで出たりとかなんかね番組で出た時「あっトットちゃん」って声にすぐ反応しますね。
可愛い。
可愛いね。
ありがとうございます。
さてさて私こんな格好をしてるのはなぜかというと…。
僕もですよ。
そうですよね。
森繁さん『徹子の部屋』の初出演の時のVTRをちょっと見ていただきますね。
いいですねはい。
「皆様こんにちは『徹子の部屋』でございます」「黒柳さんのお部屋…」「どうぞ。
黒柳でございます」「あなたお手伝いさんですか?」「いいえ。
私は今日森繁久彌さんをお招きいたしますために…」「黒柳さんのお母さんですか?」「本人でございます」「今日はタキシードを着て私お招き…」「おおタキシード。
おお…」「どうぞお座りください」「どうぞお座りくださいませ」「そうですか。
いいお部屋ですね」「おかげさまで」フフフフ…。
どう思います?「おおタキシード」。
フフフフ…。
ねえ。
本当になんか雰囲気があって…。
本当にね。
ねえ。
素敵な方ですね。
じゃあちょっと近藤さんがあの役をおやりになった時のVTRがあるそうなんでちょっと見ていただきます。
(森繁久彌)「あなたお手伝いさん?」「いいえ。
私黒柳徹子でございます」「ああお母さんね」「いいえ。
本人でございます」「うん…」「第1回ですのでタキシードでお迎えしようと思いまして」「おおホホホホ…」「タキシードね」「まあ…」「ハハハハ…ホホホホ…」「あっどうぞお掛けください」「あらま。
ここは『徹子の部屋』ですのに」「ハハハッ」「うん…」「今日はようこそ『徹子の部屋』へお越しくださいました」フフフフ…。
おお…。
ちょっと森繁さんこういうね体大きい方でしたね。
そうですね。
ちょっと大柄でしたね。
大柄でしたね。
であなたほら体鍛えてるからさやっぱりどうしてもすっきりしちゃうのよね体がね。
そうなんですね。
でもさっきちょっと仰ってたけど1カ月ぐらいは森繁さんで過ごしたぐらい森繁さんになりきっていようと思ったんですって?もう…お寿司屋さんなんか行ってもね。
フフフフ…。
「あのねそこに置いてあるトロちょうだい。
ええ」フフフフ…。
こういうね。
「近藤さんどうしたんですか?」「いやいいからねお代わり」こういうノリでね。
家でもねなんかこの話になっちゃっててね。
で今日もねこれ楽屋で着替えて眼鏡したらねこの話し方になってうちのスタッフが「入っちゃった入っちゃった。
森繁モード入っちゃった」って言われるぐらいちょっと頑張りました。
できればね森繁さんのような喋り方とか朗読とかそんなのできたら嬉しいわね。
ねえ。
本当に『徹子の部屋』の1回目見させて…今ビデオには出てなかったんですけど。
そうそう。
あのあとねお話…。
あのあとお話上手ですね。
そうですよね。
ちなみに『トットちゃん!』にあなたがお出になるのあしたからですってよ。
あしたからですはい。
わあ楽しみだ。
まあちょっとね森繁さんの少しエッチな部分があったりとか。
さっきのこうとかね。
でも本当にそうなんですから。
だからちょっとその辺はね楽しみにしていてください。
でも森繁さんだから許されたんですね。
そうですそうです。
あの方品のいい方ですよ本当はね。
そうですね。
ところで話全然違うんですがあなた息子に付き合ってスキーを覚えたんですって?ああ僕ちょっとスキーはね…。
やってなかったの?子供の頃からスキーをするような環境じゃなかったんでだから50になってちょっとスキーを始めたんですね。
どうでした?息子がやってるの?息子がスキー教室みたいなのやっぱり行く時があって。
あなたの息子は本当に色んな教室行くね。
で親がついていかなきゃいけなかったり。
そうなの?スキー場まで?ええ。
そうすると大体父親みんな滑るんですよ格好よく。
そう。
うん。
僕やってなかったんでできないわけですよ。
トライアスロンできるけど。
ええ。
そうするとやっぱりね子供もよそのパパあんな上手なのにうちのパパさっきから転んでばかりみたいな。
そうか。
それはちょっと格好悪かったんでちょっと僕も習ってそれで少しうまくなってきて。
うまくなってきてよし子供に追い付くかなと思ったらもう全然レベルが違っちゃう。
そう?恐ろしいですね子供は。
あなたみたいにスポーツの方でも駄目?やっぱり。
いやもうちょっと大人のほうがスキーって恐怖感があるんですかね。
そうですよね。
「ここ滑って降りるのかな」って言ったら「先行くね」って言ってバーンって滑って下まで行っちゃう。
えー!って。
フフフフ…。
あっ!ハハハッ。
初めて息子に負けた気分?負けました。
そうですか。
でも今日色んなことありましたけど森繁久彌さんがお出になる回の森繁さんはこの方でございますので…。
初めて知ることあるらしいじゃないですか。
やめてくださいよ。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
「へえー」って…。
そう。
厳しい選考と長い研修を乗り越えて2017/11/23(木) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 近藤真彦[字]
〜黒柳に“セクハラ”!?爆笑トークが続々!〜近藤真彦さんが今日のゲストです。
詳細情報
◇ゲスト
“森繁久彌”になりきった?近藤真彦さんが登場。帯ドラマ劇場『トットちゃん!』で森繁久彌さんを演じる近藤さん。なんと初っ端から黒柳さんを相手にあの伝説の“セクハラ”を!?今日は大人の魅力溢れる“マッチ”の楽しいトークをお楽しみに!!
◇番組内容
現在53歳。ストイックに身体を鍛えていると思われがちだが…実は年に1回の人間ドックの前には禁酒してジムで鍛えて挑んでいるという。果たして、その結果は!?黒柳さんとは公私に亘って35年以上の付き合いになる近藤さん。最近はすっかり近藤さんにお説教されるようになったと言う黒柳さん。一緒に旅行に行った時の爆笑エピソードが飛び出す中、2人の思い出の品?も披露!ほか、10歳になる息子に初めて負けた体験を明かす。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
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バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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