在宅ワークで文章を書くことで得られる報酬と、外に出てアルバイトやパートをすることを比較すると、場合によっては後者の方がたくさんもらえるかも…?と最近思うようになりました。
高校1年生の娘は最初外でできるアルバイトを探していました。
いくつか面接を受けに行ったけれど軒並み落とされ、自宅でできるお仕事も並行して探すように。
そして在宅でライティングをさせていただけることになったんです。
その様子をしばらく見ていましたが、やはりアルバイトとして時給でする仕事には追いついていいません。
自宅近隣での高校生の時給の平均は900円ぐらい。
娘が執筆にかける時間で換算すると、パートアルバイトのせいぜい半分かなと感じます。
娘も在宅ワークでの収入を予想したとき、もっともらえると思っていたようでした。
「それはあなたがもっと作業を早くしたり、効率を良くすることで上げていけるんだよ」という話をしました。
実際に作業にとても時間がかかっていて、これでは学業や部活との両立もけっこう大変だろうと感じられることもあります。
ですが仕事をする娘をはたから見ていて、時給として換算される金額は、ほんの1つの目安でしかないのかもと思うようになりました。
ライティングの仕事で得るものは、娘にとってとても大きいと感じられるからです。
文章力もそうですし、この部分の文章を増やそう、この部分はさらっと触れるだけ、この部分について掘り下げたいな、などといったことを考えている様子が見えます。
こういったことはお金に換算すると効率が悪いかもしれませんが、目に見えないけれど大切な勉強になっているとわたしには感じられます。
娘は高校の勉強の中でも国語が好きなのですが、少しは勉強にも良い影響があるのではないかなと思うんです。
読んでいて心地良い文末の処理の仕方や、「すなわち」「もしくは」「むしろ」などの接続詞の効果的な使い方などは、学校の授業では教えてもらえません。
そういったことを、娘はお金をもらいながら勉強させていただいているのです。
これはありがたいことだなぁと思います。
娘には、あまりにも時給換算してバカバカしいと思うようなら、外でするアルバイトをまた探してもいいよと言っていますが、自宅でできるライティングの仕事がとても気に入ってるようです。
このままもっと効率よく仕事ができるようになれば、娘の思い描いている、自宅でアルバイトと同じくらいかそれ以上の金額が稼げるライターになれるかもしれないなとちょっぴり思っています(笑)
【macky215】