21日午後9時半ごろ、日本の広範囲で上空を流れる火の玉のようなものの目撃情報が相次いだようです。そこで本日の天気のあれこれでは、『隕石・流れ星』などについて書いていきたいと思います~
目次
- 1.日本の広範囲で火の玉のようなものの目撃情報が相次ぐ!!
- 2.どんな感じだったか、動画で見たい!
- 3.火球は結局何だったの?流れ星?隕石?
- 4.隕石と流れ星の違いは?
- 5.過去にあった隕石の被害。
- 6.直径1㎞以上の隕石で地球は壊滅する!?
- 7.まとめ
1.日本の広範囲で火の玉のようなものの目撃情報が相次ぐ!!
21日午後9時半ごろに東北地方から近畿地方にかけて広範囲に、上空を流れる火の玉のようなものの目撃情報が相次ぎました。専門家によると、小惑星などのかけらが大気圏に突入して燃え尽きる際に光る『火球』ではないかとの話です。
2.どんな感じだったか、動画で見たい!
『火球』と思われる動画がYouTubeにあったので、早速見ていただきましょう。
動画は成田空港からのようです。かなりはっきり写っていますね。
3.火球は結局何だったの?流れ星?隕石?
国立天文台の山岡均准教授によると、「撮影された光の明るさから、数cmほどの大きさの隕石のかけらのようなものが地球の大気圏に突入し、燃え尽きる際に明るく光ったのではないかと考えられる。最後に強い光を放ったのは、かけらが熱や大気に突入した際に衝撃で割れたためと見られる」と話しています。火球は隕石だったようですね。
4.隕石と流れ星の違いは?
流れ星も隕石も基本的には、宇宙から地球にやってくるものに変わりはありません。ただし、両者には起源に違いがあります。流れ星は主に彗星が撒き散らしていったものに由来し、大きくても数㎝ほどしかないため、ほとんどが大気中で燃え尽きてしまいます。対する隕石は、小惑星と呼ばれる惑星にはり損ねた小さな岩石のようなものに由来しています。隕石は大きさも途方もなく、燃え尽きずに地上まで落下してきます。
5.過去にあった隕石の被害。
直近では、2013年にロシアのチェリャビンスク州に落ちた隕石が記憶に新しいと思います。早速動画で見てもらいましょう。
今回落下した隕石は直径数m~15mで、隕石の質量は10tと見られています。隕石が上空30㎞~50㎞で分解したので、この程度の被害で済みましたが、地表まで達した場合は直径100mのクレーターが出来て壊滅的な被害だったと言われています。
6.直径1㎞以上の隕石で地球は壊滅する!?
直径200mの隕石が大西洋の真ん中に落ちた場合、コンピューターのシュミレーションでは沿岸部で200mの津波が発生し、何億人もの人が死ぬと予測されています。地球を滅亡させる可能性の高い隕石の大きさは、直径約1㎞のラインと言われており、科学誌『サイエンス』によると、地球に衝突する可能性のある直径1㎞以上の小惑星は127個前後と言われており、いつ降ってきてもおかしくないのです。
7.まとめ
今回の火球は直径数㎝の隕石のかけらだったようですが、直径200m程度でも甚大な被害をもたらすようですね。直径1㎞以上の小惑星が地球の周りに127個前後あると言われており、人間には落ちてこないことを祈るしかなさそうです。
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