インドでサイバー攻撃対策を話し合う国際会議

インドでサイバー攻撃対策を話し合う国際会議
サイバー攻撃による国際的な脅威が高まる中、対策について話し合う国際会議がインドで開かれ、サイバー攻撃に対して各国の連携を求める声が相次ぎました。
この会議は、インドの首都ニューデリーで、120か国の閣僚や政府高官などが出席して、23日から2日間の日程で開かれ、日本からは堀井学外務政務官が出席しました。

冒頭、スリランカのウィクラマシンハ首相が演説し、「対テロ作戦から民主化運動までサイバー空間が重要な役割を果たしている。その一方で、われわれは大きな危機にも直面している」と述べて、サイバー攻撃への危機感をあらわにし、各国が協力して対策を急ぐよう呼びかけました。
また、インドのモディ首相は演説で、「デジタル空間が、テロリストや過激派に力を与えるために利用されてはならない。各国が情報を共有し協調することが不可欠だ」と述べ、サイバー攻撃に対して各国が連携して対策にあたる必要性を強調しました。

サイバー攻撃をめぐっては、ことし5月から6月にかけて、世界およそ150か国の政府機関や企業のコンピューターなどが大規模なサイバー攻撃を受け、インドでも最大の港のターミナルが使用できなくなりました。

また、国家ぐるみのサイバー攻撃も指摘されていて、手口は高度化、巧妙化の一途をたどっていることから、各国が協調した対策を打ち出すとともに、外交上の連携も重要な課題となっています。
インドでサイバー攻撃対策を話し合う国際会議

インドでサイバー攻撃対策を話し合う国際会議

サイバー攻撃による国際的な脅威が高まる中、対策について話し合う国際会議がインドで開かれ、サイバー攻撃に対して各国の連携を求める声が相次ぎました。

この会議は、インドの首都ニューデリーで、120か国の閣僚や政府高官などが出席して、23日から2日間の日程で開かれ、日本からは堀井学外務政務官が出席しました。

冒頭、スリランカのウィクラマシンハ首相が演説し、「対テロ作戦から民主化運動までサイバー空間が重要な役割を果たしている。その一方で、われわれは大きな危機にも直面している」と述べて、サイバー攻撃への危機感をあらわにし、各国が協力して対策を急ぐよう呼びかけました。

また、インドのモディ首相は演説で、「デジタル空間が、テロリストや過激派に力を与えるために利用されてはならない。各国が情報を共有し協調することが不可欠だ」と述べ、サイバー攻撃に対して各国が連携して対策にあたる必要性を強調しました。

サイバー攻撃をめぐっては、ことし5月から6月にかけて、世界およそ150か国の政府機関や企業のコンピューターなどが大規模なサイバー攻撃を受け、インドでも最大の港のターミナルが使用できなくなりました。

また、国家ぐるみのサイバー攻撃も指摘されていて、手口は高度化、巧妙化の一途をたどっていることから、各国が協調した対策を打ち出すとともに、外交上の連携も重要な課題となっています。