ドラゴン編の続きです。
箸休めに何件か来た普通の質問に答えます。
Q.好きな食べ物は?
A.プリン
Q.唐揚げに何をかけますか?
A.下味がついてる唐揚げが好きなのでなにもかけません。
Q.英語の勉強法を教えて下さい。
A.英語表記のシャドバのカード見てみるの楽しいと思います。

シャドバに関係しそうなシリーズ
Q.誰と調整しましたか?
A.レートはデッキバレが辛すぎるので避けました。友達とこっそりやってました。ランクマッチも一応やってましたが高MPの人はデッキバレしないように即リタしてました。
Q.シャドバのチーム入ってますか?
A.今の所は所属してません。今後はいいお話があればもしかしたら入るかもです。
Q.賞金の使い道
A.協力してくれた友達と少し遊んで貯金します。
Q.尊敬する人物は?
A.integralさん オタクさん シャロンさん

さぁ本題に入ります。超越ウィッチについて。
まず、普通の超越を使わなかった理由を
①似たレシピの同等のプレイングを持つ選手とのミラー戦は勝率5割だと思っています。RAGEは大型大会なので上手い人はたくさんいます。
それで勝ち抜くのは運要素がいります。
②メタが回っていること。アグロ系統(特にヴァンパイア)が普通の超越だとかなりきつく感じました。
③打点が足りない。流行していたキマイラ型はゴーレムアサルトを早打ちすると打点不足に陥ってしまい、ゴーレムアサルトは先攻2ターン目と3ターンに繋げるとかなり強いスペルなのでもったいないと感じました。


これらの理由から普通の超越で勝ち進むことは困難だと感じました。ここからアグロに強い超越を探し始めます。まず使ったのはオズ超越でした。
6ppにオズの大魔女に冬の女王の気まぐれを打つことでオズのラストワード効果を打ち消し手札のスペルのコストを下げてフィニッシュを狙うデッキです。冬の女王の気まぐれは大型のフォロワーや潜伏フォロワーに対しての解答ともなりうる強力なAOEとして注目していました。そしてこのデッキが持っているパターンの1つがオズから双璧の召喚による盤面作りです。オズを倒すのに守護が二体いるとアグロ系統のデッキはなかなか倒せずそのまま押し切れることがそこそこありました。でも普通の超越に比べて重めのスペルを多めに採用するとこによるスピードの遅さが気になりました。なので盤面が作れる超越のコンセプトを残しつつドロシー超越に、シフトしていきました。

・ドロシー超越のフォロワーオーディション

まずスペルブーストによりコストが下がるフォロワーのコストパフォーマンスについて、
よくある話ですが
比較対象がいないドロシーを除き
ベビーウィッチエミル (3コスト)
2コスト2/2(例ファイター)に対して+1コスト
ゲイザー (5コスト)
4コスト3/4(例ゴリアテ)に対して+1コスト
刃の魔術師 (6コスト)
3コスト2/2疾走(例ノーヴィストルーパー)
に対して+3コスト
キマイラ (9コスト)
7コスト4/4 4点ダメージ(例ドレッドドラゴン)
に対して+2コスト
フレイムデストロイヤー(10コスト)
7コスト6/7(例インペリアルマンモス)と
8コスト8/8(例インフェルノドラゴン)の中間くらいで7.5コストとしてこれに対して+2.5コスト

これらに下げ幅があるぶんの価値を加算して考えます。

ゲイザーとキマイラが使いやすいのはこういうことです。

フレイムデストロイヤーもいい感じに見えますが
氷漬けの巨像の実装により僕はドロシーとセットで使うなら
3コスト6/7(氷漬けの巨像)と
8コスト8/8(例 インフェルノドラゴン)の中間をとって 5.5コストでそれに対して+4.5コストと考えていました。これがフレイムデストロイヤーの不採用理由にも影響してきます。


次に従来のドロシー超越のコンセプトは刃の魔術師を駆使してフェイスダメージを稼ぎに行くスピードにありました。しかし超越ルートを取るときにドロシーから刃の魔術師を引いてこないとリーサルを取れない目に見える打点の不足が問題でした。
なので盤面の構築という求めているコンセプトは刃の魔術師型では刃の魔術師が2/2というスタッツであることにより、成し得ませんでした。
なので盤面に強く出れるフォロワーとしてキマイラを採用するとこにしました。そして盤面の生存力とドロシーとの相性からゲイザーも、採用しました。ドロシーから引いてきたときに0コストで出せるのは盤面に補強としては引けたら勝ちに直結しやすいカードとなりました。しかしせっかくこのままだと超越プランでの打点不足問題は解決していませんでした。

〜マンモスとの出会い〜
こうなるとやはりフレイムデストロイヤーが候補に入ってきます。しかしフレイムデストロイヤーはキマイラのように処理能力があるわけではなく
超越のリーサルを取るときは他のフレイムデストロイヤーやキマイラやドロシーとのセットでキメることがあったので単体能力に対する評価は低かったです。そしてどうしようと思ってカード一覧をパラパラしていると氷漬けの巨像を見つけてしまいました。

悩みが全部解決しました。

氷漬けの巨像は言ってみれば6コストくらいブーストされたフレイムデストロイヤーのようにみえました。そして盤面に置ければ手札に0コストのフレイムデストロイヤーがあるのと同等の状況となります。つまり氷漬けの巨像は
「3コストで0コストのフレイムデストロイヤーが手に入るカード」となりました。
そしてなにより手札の上限が1枚増えたようになることがデッキを回す上で大きなメリットとなりました。

これが成り立つのは氷漬けの巨像がラストワード持ちの3コストアミュレットであることです。ちょっと脱線してみます。

ランクマッチでこんな経験ありませんか?     

「エイラ置かれるとすごい嫌だ」

色々なデッキに起こりうる事だと思います。その原因はエイラの祈祷が3コストアミュレットであることです。3コストアミュレットとしては他にも力比べや竜巫女の儀式などがあります。これらも処理に困った経験があるとおもいます。


つまり3コストアミュレットは処理し辛いんです。そしてアミュレットの宿命はバハムートに弱いんです。  けど氷漬けの巨像は破壊すると
マンモスが出てくる効果です。破壊には強いのです。相手の進化権が切れてしまえばドロシーが苦手とする大量展開へのバハムートに強くなります。つまりバハムートケアができます。そして普通の超越には変成の魔術が採用されてない限り相手の除去スペルの打ち先になることなく盤面に6/7を保存できるので普通の超越に対しては強く出れると考えました。

こうしてフレイムデストロイヤーは不採用となり
オーディションは終わりました。

・スペル構成
1コスト枠 
知恵の光 文句なしの3枚 
実験開始 虹の輝きの対象を産み ドロシー前に打つとドロシー後のゴーレムアサルトと精神統一に影響が出せる強いカード、実験開始とゴーレムアサルトと2コストスペルで3ターンで4ブーストできるのがかなり魅力的。土の印を2枚以上置きたくなかったので3枚採用は見送り。
不採用 エンジェルスナイプ 結構大切なので後述します
不採用 神秘の指輪 使いづらかったです。デッキ内の打点はドロシーを失っても足りるくらいの火力があるのでドロシー被りは気にしないことにしました。

2コスト枠
マジックミサイル 文句なしの3枚
虹の輝き 実験開始を入れることで腐ることを減らし、アグロ系統に対してかなり強い除去カードなので3枚入れるメリットが大きいです。天界への階段を戻せるかどうかで試合結果が変わるので大切なスペルです。
ゴーレムアサルト 守護を出せるスペルで1枚で2ブーストでき、実験開始との相性も良く、余裕がある時にはエンハンスを使って超越を貯められる貴重なカードです。3枚。
ウインドブラスト
貯めておける除去として幅広い除去が可能な点、
4ターン目にマジックオウルと合わせての盤面を整理が強い。
ドロシーから引くと6点除去になりキマイラと合わせれば大体の守護を倒せる。
マジックオウル 2コストフォロワーはスペルとして考えています。まず、ほかのフォロワーの展開を阻害せず、2コスト+進化権で4点除去プラス2ブーストはデッキの特性上なるべくフォロワーにブーストをかけきりたいので潤滑油としては比較対象のレヴィの除去性能よりも他の2コストスペルと組み合わせたブーストを優先しました。

3コストスペル

精神統一2枚 実験開始の土をドローに変換でき、なおかつ1点回復がリーサルから逃げる調整として1ターンの延命につながります。1ターンは超越ウィッチにとって大事な1ターンとなりやすいです。手札補充用として運命の導きと役割が少し似るが運命の導きを多く打ちたいため2枚採用です。

5コストスペル

運命の導き3枚 貴重な0コストになるスペル。5コストなので貯めやすく、マジックオウルの恩恵を受けられ、デッキを回せるドローソース。

18コストスペル
次元の超越
入れるだけで遅めのデッキに完全有利になるカード。
デッキの核となるカードで勝ち筋を作り出せるカード。3枚入れても足りないくらい引き込みたいカードなので3枚。3枚入れないとドロシーで捨てれなくなってしまうので僕は3枚以外ありえないと思います。

不採用にしたカードについて、
マーリン 
ドロシールートとの相性が悪く不採用、1枚積みはあり得るのかなと思いますが、1枚は済みを増やすと、後述のプレイングに影響するのでやめました。
炎の握撃
打てるターンが4ターン目以降になります。普通の超越に対して腐りやすいです。事故の増加につながり、また超越後の守護の除去はキマイラやウインドブラストで事足りるので不採用しました。バハムートは氷の巨像で6点入れられるので残りの9点は削れます。
魔力の蓄積
超越ルートとの相性は良いが、ドロシーなどの周りのカードもブーストしたいので、細かいスペルで良いと判断しました。3コストに求めているのはスペルブーストではなくマンモス並みのスペックと精神統一の手札増加でした。
ゴーレムの錬成
普通の超越の虹などのうち先になってしまう点、
自分の虹のうち先は実験開始が担ってくれている点、リーサルの時に超越1枚前提だと不必要であることが多い点。
ルーンの貫き
炎の握撃同様4ターン目以降でないと打てない点、フェイスダメージを稼ぐ必要が薄いため2コスト2ダメージのスペルと見ても使いづらく、進化を切らないと4コストでせっかく破魂の少女をケアできるのに進化することが弱い点、展開後の0pp時に進化前に0コストの導きでルーンを探すのがそもそも弱い動きで存在もバレるので使いづらいです。


エンジェルスナイプ
このカードは正直強いです。アグロ系統に対して強くなり手札が溢れるのを防げます。なおかつ1コストスペルはデッキを回す上で強いのは間違いないです。しかし、先攻で引いた時に実験開始は精神統一で手札が減ったのが帰ってくるのにエンジェルスナイプは帰ってこないのでリソースが減る点、1点ダメージが欲しい場面が処理のためで顔面にせっかく飛ばせることを利用できていない。このカードは強いけどカードの特性を生かしきれないなら使わない方が良く、他のカードでそのカードの特性を生かした方がカードの組み合わせであるデッキとして強くなると考えました。

・プレイングについて
まずドロシーを採用したデッキの特徴としてライブラリアウトまで行くことです。なのでこのデッキを使う上では、デッキの中のカードの枚数は把握して頭で管理した方がいいです。どのカードを何枚すでに使っていて、デッキの中に何枚残っているかは終盤の詰めに欠かせないので意識するだけでもかなり違ってくると思います。シャドバについている便利機能のバトルログは有効活用した方がいいです。相手ターンにさらっと見ると記憶がより正確なものとなります。

氷漬けの巨像のタイミング。僕はなるべく手札に残しておいて相手の盤面をスペルで除去した5.6ターン目の余りのコストで置いたり超越でリーサルの時の前のターンに置くことが多かったです。3ターン目に置くことはやることがない時と2コストスペルが2枚のみで4ターン目にセットで打つことが見えていない限りは2コストスペルを優先してました。精神統一を優先した方が基本的には強いです。 3ターンに唯一意識的に置いていたのはドロシーかキマイラが手札に見えている時の対ドラゴンとNエルフです。

また、自分のターンのドローから動きを考えると時間が足りなくなり焦ってミスにつながります。
相手のターンになるべく自分の今の手札で何ができるか、何を引けた時はよりいい動きが出来るかを考えた方がいいです。

・リーサルパターン
進化とゲイザーorガーディアンゴーレムとキマイラとドロシーとマンモスで
2+3+4+5+6=20だけ覚えていれば後は大体20点取れます。その場で考えても間に合うレベルです。

マリガンは別記事にします。
-hasu

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