こんばんは、soraです。
5年間の大学生活の中で、ずっと疑問に思ってたことについて調べてみました!(......今さら?)
大学の食堂に行くと、目に入るところにあるんですよ。
ハラール
の文字が。
大学に入るまで全く知らない言葉だったのですが、みなさんはどうでしょうか?
私と同じように大学に入ってから見聞きするようになった方が多いのでしょうか?
5年いるうちになんとなく"イスラム教徒でも食べられる食材らしい"といことは聞いていたのですが、きちんとした知識として知っておこうと思って調べるに至りました。
ハラールとは
"ハラール"または"ハラル"とは「合法」という意味。
逆に「非合法」は"ハラム"。
食堂やスーパー、レストランなどで"ハラール"の文字を見かけたら
『イスラム教を信仰するムスリムが食べられるもの』
を意味します。(ムスリムとはイスラム教徒のこと)
もちろん、ムスリムでなくても食べられますし私も食べたことあります。
非合法、つまり"ハラム"として代表的なものに豚肉、酒が挙げられます。
地域や人によってどの程度教えを忠実に守るかは様々のようですが、肉類については多くの人が気にするようです。
日本のハラール事情
2016年に行われた調査では、国内ハラール認証機関による認証を取得した企業の分布は、
レストラン : 15件
ホテル : 9件
カフェ : 1件
学食 : 1件
合計 : 26件
と非常に少ないですが、同じく2016年大学生協がハラールを提供している大学一覧を見れば、多くの大学で提供されていることがわかるので、学食1件はおそらく大学生協が提供する食堂が"大学生協"ひとくくりにされているということでしょうか?
食堂事業-ハラルメニューの提供について|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)
日本国内ではまだまだ少ないようですが、国際化が進むに連れてこれからますます増えていくのは間違いないでしょう。
どんな味?
まず、私が食べたのはグリルチキン。
場所は大学生協の食堂です。
しょせんは食堂ですし、私の主観なのであまり参考にはなりませんが、オーガニック食品と変わらないように感じました。
素材そのものの味を活かした調理がされている、といった感じです。
実際そのとき一緒に食事した女性も、食生活を気にしているから食堂ではハラールのものを選ぶようにしている、と言ってました。
体育会ゴリゴリの私がごはんを掻き込むためのおかずとして食べるには味付けが足りないと感じたのも事実です。
なぜ大学に多いのか
理由の1つに、東南アジアからの留学生の数の増加が挙げられます。
実際に私の大学でも東南アジア、特にインドやマレーシアからの留学生を多く見かけます。
イスラム教というとサウジアラビアや中東諸国のイメージが強いですが、インドやマレーシアもムスリムの数が多いです。
遠い異国の地で1人勉学に励む留学生にとって、食事も気を使わなければいけないというのは相当なストレスなはずです。
少しでも日本を生活しやすい国だと思ってくれたら嬉しいですね。
一般のレストランなんかでもそういったメニューが増えると良い方向に国際化が進みそうでこれからが楽しみです。
まとめ
- ハラールってイマイチわからなかった
- ハラールはムスリムの人も食べられる食材・調理方法・料理
- 味はオーガニックに近い
- 日本はまだまだ少ない
今回の記事とは関係ありませんが、宗教差別がなくなるといいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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