DxWndを用いたWindows7以降における非対応ツクール製ゲームの起動方法
2016.05.07:公開
2017.02.17:加筆修正
この文章を読んでいる方々には、長い前置きは必要ないだろうと考えます。
要は「DxWnd」というツールを使って、古いツクールで作成されたゲームを快適に動作させよう、という試みです。
7以降のWindowsが動作している環境では、仮想マシンという選択肢も充分に考えられますが、
仮想マシンで古いゲームを動作させようとすると、どうしても解像度などの問題が付いて回り、
動作はしても快適にプレイできないという状況に陥りがちです。
今回紹介する方法では、仮想マシンを一から用意するほどの手間をかけずに、快適な動作を実現できる……かもしれません。
DxWndの導入方法
(読者はある程度PCに慣れていて、ソフトの使用方法も概ね把握できると想定しています。 解凍ツールなどの説明はここではしません)
上記リンク先にてダウンロード。
(広告多めなので注意。 「sf」と書かれたボタンをクリックすると最新版がDLできます。)
DLした圧縮フォルダを好きな場所に展開します。
レジストリなどは弄らないので、削除の際はフォルダごと消すだけ。
展開したフォルダの「dxwnd.exe」を起動。
「Edit」→「Add」か、右クリック→「Add」で設定の追加が出来ます。
あとはヘルプやこのサイトなどを参考にして設定してみてください。
なお、一部有名タイトル(主に洋ゲー)は設定ファイルが予め用意されています。
実行ファイルと同じ階層に「exports」というフォルダがあるので漁ってみてください。「File」→「Import...」でインポートできます。
ヘルプ(英語版)は「help」フォルダの「DxWnd.html」、またはソフト内の「Help」→「View help」から。
設定終了後、リストに先ほどの設定が追加されています。
丸いアイコンが緑ならばDxWndが適用できるはずなので、リストの当該設定をダブルクリックするなどしてゲームを起動しましょう。
設定を変更したい場合は、選択した状態で「Edit」→「Modify」か、右クリック→「Modify」です。
コントローラー周りに関しては上記のツールが役立つはずです。
また、何らかのトラブルが起きた際はタスクマネージャーで強制終了するなりしましょう。
質問は随時受け付けています、掲示板等でお気軽にどうぞ。
良いPCゲームライフを。
設定例
参考情報として、以下のリンクにてDxWndの設定例を掲載します。
シューティングツクール95製ゲームの場合
管理人はWindows7 Professional SP1 64bit、version 2.04.01のDxWndで動作確認をしました。
より良い設定や、他のOSおよびツクール製ゲームでの動作確認など、ご報告いただけると幸いです。