Steamオータムセール、開幕ッ!!!!
今年も5400本ものタイトルが、11月23日から11月29日まで割引の対象となる。是非ともゲーマー諸兄はチェックして頂きたい。
しかし!!! 忘れないで頂きたい。恐らく今年も年末には、Steam最大の”儀式”であるクリスマスセールが来るということを・・・。今買ったゲームが、1ヶ月後に更に割引される可能性も十分あるので、お気をつけ願いたい。
ところで、何で年末商戦を前にセールするのかというと、アメリカでは今ちょうどブラックフライデーの季節だから。祝日と在庫整理を同時に行う事で凄まじい規模のセールになるのだ。Steamにはどっちも関係ないけどね。
- バイオハザード7:レジデントイービル
- Sniper Elite 4
- DiRT 4
- Wolfenstein II: The New Colossus
- Steel Division: Normandy 44
- Warhammer: End Times - Vermintide
- WATCH DOGS 2
- Cities: Skyline
- INSIDE
- ニーア:オートマタ
- Planet Coaster
バイオハザード7:レジデントイービル
今年発売の待望の新作『バイオハザード7』が早速セールに登場。50%offとは驚いた。
言わずと知れたカプコン『バイオハザード』シリーズ最新作。次世代機のスペックをフルに活かして試みたのは「原点回帰」。洋館での脱出、脆弱な主人公、戦闘と謎解きなど、ホラー重視の初代バイオを徹底的にリスペクトした作りになっている。
ところがいざ蓋を開けて見ると、中盤、後半からは歴代バイオ作品らしい要素も大量に出てくる。加えて、本作で実装されたアイソレートビュー(FPS視点)等、『サイコブレイク』『Outlast』といった他のホラーゲームも踏襲されており、まさに現代ホラーゲームの集大成といった作品。
やりごたえは抜群。ホラーを愛するゲーマーに。・・・ただPSVRを持ってるなら、是非ともそっちで遊んで欲しい。
Sniper Elite 4
Steamでお馴染み、第2次世界大戦を舞台に狙撃戦を楽しめる『Sniper Elite』シリーズ最新作。こちらも発売から9ヶ月で66%offという、強気の値引きだ。
肝心のゲーム自体、「歴代最高」と名高い仕上がりになっている。正直、元々微妙なシリーズで作品ごとの変化も乏しかったが、本作『4』から広大なマップを活かしたレベルデザインにより、「狙撃戦」というコンセプトを最大限に活かしている。
ステルスゲーム、第2次世界大戦、スナイパーライフル、こうした単語にビビっと来たならとりあえず買って損なし。
DiRT 4
カーレースゲームの中で、特に「ラリー」競技に特化した作品『DiRT』シリーズの最新作がセールに登場。発売半年で60%offという強烈な値引きだ。
少し作りを変え、より硬派な作品として一躍人気を得た『DiRT Rally』という兄貴分がいるものの、『DiRT 4』はカジュアルな独自の路線で、またしても良作に仕上がっていると思う。
ラリーならではの水しぶきや土煙の表現、邪魔なオブジェクトのない広大なコースなど、『DiRT』の魅力が詰まった作品。ただやっぱコース自動生成はあんまり・・・。
Wolfenstein II: The New Colossus
FPSという概念を市場に浸透させた『Wolfenstein』の名を継ぐ、昔ながらのクラシックFPS最新作。なんと、日本語版発売日に50%offという、『Rage』顔負けのとんでもセールになってしまった(Rageは日本語版まで遊べないという理不尽さがあったけど)。R.I.P.
まぁ肝心のゲーム自体は安定の『Wolfenstein』。前作、前前作で不満だった部分をしっかり補って、安定のドンパチが楽しめる。(ただストーリーだけは本当に蛇足なので削ってくんねえかな。)
クラシックな撃ち合いを楽しめるFPSや、トンデモ技術で蘇った第三帝国が好きな人におすすめ。
Steel Division: Normandy 44
硬派な軍事系RTSを作り続けてきたEugen Systemsの新作もセールに登場!発売半年で50%offの2000円である。
正直このラインナップだと相当マイナーというかニッチなゲームなのは間違いないが、少しでもミリオタなら買って損はない良作。アホみたいにユニット数が多く、しかも細かくリアルだ。RTS要素に興味がなくとも、ミニチュアを眺める感覚で楽しめる。
どう考えても万人に薦めるタイトルではないが、少しでも興味があるなら一歩足を前に出して欲しい。『R.U.S.E.』の続編が約10年ぶりに出たと考えれば感慨深い人もいるだろう。
以下過去記事から引用
Warhammer: End Times - Vermintide
妙に長い名前、これぞ洋ゲーといった雰囲気、当たり前のようにあるゴア表現と、一般的なゲーマーには敬遠されそうな要素がてんこ盛りの本作。
プレイフィールは『Killing Floor』に近く、モンスター共にありったけのアクションを加えて殲滅する爽快感が何よりの魅力だ。一応、各クラスが用意され、RPG要素もあるにはあるが、オマケと考えてもらっていい。
時に、頭をすっからかんにして、仲間とワイワイ敵を”血祭り”に上げたいのなら、このゲームは最良の”パーティーグッズと”なるだろう。
WATCH DOGS 2
WATCH DOGSはオープンワールドで街中のハイテク機器をハッキングしながら進めるオープンワールドTPSだ。
『1』は少々微妙な評価だったが、『2』からは大幅にビジュアル面が向上し、美しいサンフランシスコを舞台に、ハイテク機器の監視社会という絶妙なマッチが、独特な世界観を作り出しており、散策がとても楽しい。
UBIといえば、『1』は微妙でも『2』で完成させるという下馬評が定着しつつある企業。WATCH DOGSも例に漏れず、とても遊びやすく、かつ個性を伸ばした良作になった。
Cities: Skyline
見たまんま、『SimCity』の類似作品『Cities in Motion』の最新作。従来の「シムシティのコンパクト版」な位置づけから見事に脱却し、むしろシムシティ最新作がズッコけたことで「これが本当のシムシティだ!」とまで評価されたほど。
内容は誰もが知るシンプルなものだ。何もない平地に街を築き、インフラを整備し、仕事場や娯楽施設を用意し、それらを交通網でつなぎあわせ、住民を呼び込んで税金を稼ぐ。
用意されたユニット数が半端ではなく、家1つ、工場1つ見てもリアルで、少しずつ成長する街並みを見ていて飽きが来ない。そうするうち、ここはランドマークを建てるべきだとか、あそこは高級住宅街にしょうとか計画が思い浮かび、時間ばかりが費やされる。
INSIDE
『LIMBO』を作ったチームが送る、新たなアドベンチャーゲーム。発売当初から話題となっていて、短いながらも印象的な物語を楽しめる。
基本は『LIMBO』の続編かと思わせる作りだ。世界は基本的にモノクロで、2.5Dのやや窮屈なアクションを駆使して、パズルとステルスに挑戦する。
舞台は全体主義社会を思わせる街並みから、廃墟や郊外まで。制作規模を考えさせない程の美しくも重苦しい世界が魅力だ。
ニーア:オートマタ
ヨコオタロウのシリーズ新作。舞台はオープンワールドへと移行した。スタイリッシュなアクションを楽しみながら、悲哀ある、だがユーモラスな物語に夢中になろう。
Planet Coaster
伝説的遊園地シミュレーター『RCT』のリブート的作品。自由にアトラクションを配置して客を楽しませ、フードやお土産で金を巻き上げよう。動画サイトなどで日本でも話題となった。