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1559話
『炎よ、汝の力は我が力。我が意志のままに魔力を燃やして敵を焼け。汝の特性は延焼、業火。我が魔力を呼び水としてより火力を増せ』
デスサイズを手にしたレイが、呪文を唱える。
その呪文と共に生み出された火球の数は十。
螺旋階段が、巨人であっても移動出来るだけの広さを持つからこそ、可能な魔法だった。
もしレイ達がいる階段が普通の階段であれば、恐らくこの魔法を使うのは不可能だっただろう。
『十の火球』
レイのデスサイズが振るわれるとの同時に、十個の火球は真っ直ぐ下に向かう。
もっとも、火球の数が十個ということもあり、その火球全てを精密に操作するのは決して簡単な話ではない。
だからこそ放たれた十個の火球は、黒水晶の近くにいる巨人……ではなく、巨人の群れの中でも端の方に着弾する。
着弾するのと同時に、周囲に激しい爆発を生み出す。
また、放たれたのはそれだけではない。
エレーナからは風の刃が何本も放たれ。マリーナからは精霊魔法によって巨人の眠っていた床が石の槍となって上にいる巨人達を貫く。
だが、まともな攻撃となったのは、その三人の分だけだった。
ビューネも他ほ三人に負けじと長針を投擲したが、その長針は巨人の皮膚に殆ど突き刺さることはなかった。
ヴィヘアにいたっては、遠距離攻撃の手段がない以上、ただ黙って見ていることしか出来ない。
勿論レイがミスティリングの中に収納している何らかの武器――例えば短剣――を投擲すれば、巨人にダメージを与えることは難しくはなかっただろう。
だが、巨人の一匹や二匹を倒したり、傷つけたりするような真似をするよりも、遠距離攻撃に集中しているレイ達に何かあった時にすぐ対応出来るようにしておいた方がいいだろうと、そう判断し、ヴィヘラはいざという時の為に護衛に専念することになった。
……戦闘に悦楽を見出すヴィヘラにとっては、苦渋の決断と言えるだろう。
ともあれ、レイ達から放たれた攻撃は黒水晶を中心に集まっていた巨人達に、次々とダメージを与えていく。
中には一撃で死んだ巨人もいるが、それ以外にも致命傷にはいたらずとも多かれ少なかれ傷を負っている巨人も多い。
地下に集まっていた巨人の数は、約五十匹。
その五十匹の巨人の半数近くが、今の一撃であっさりと死んでいた。
残りの巨人も、多かれ少なかれ傷を負っている者も多い。
「さて、どう出る?」
もしこのまま動かないのであれば、それこそ現在の場所から連続して遠距離攻撃を行い、そのまま殲滅してしまえばいい。
だが……もし、自分達を追ってくるのであれば……と、そう思っているレイの視線の先では、やがて丸くなって眠っていた巨人達が起き上がり始めた。
怪我をしている者もいるにも関わらず、巨人はまるでそれを感じさせない様子で立ち上がり……そして、周囲を見回す。
やがて巨人達の視線が自分達の周囲には敵がいないと判断したのか、遠くに向く。
そうなれば当然のようにレイ達の姿を見つけるのは難しくなく、巨人達は容易くレイの姿を発見する。
『ぐらああああああああああああああぁあぁあああぁあぁあああっ!』
瞬間、生き残っていた巨人達の口から、一斉に雄叫びが放たれる。
その雄叫びには、怒りの感情がこれ以上ない程に込められていた。
それこそ、もしレイ達が目の前にいればいますぐにでも殺してやりたい、屠ってやりたり、磨り潰してやりたい。
そんな憎悪が込められていのが、雄叫びを聞いた誰にでも理解出来る。
「どうやら、ちょっとやりすぎたみたいだな。向こうの堪忍袋の緒を切ってしまったらしい」
呟くレイだったが、それに誰かが何か返事をするよりも前に、巨人が動きを見せた。
苛立ちをそのまま行動に移すべく、そして苛立ちの原因を叩き潰すべく、巨人達は一気にレイ達のいる螺旋階段に向かって走り出したのだ。
二十匹を超える巨人の群れが、一気にレイ達に向かって走り出したのだから、その迫力は想像を絶する。
ただでさえ巨人の身体は、その名の通り巨大なのだ。
その巨人が、怒気や殺気に満ちた様子で纏まって走ってくる様子は、普通なら混乱してもおかしくはない。
だが……生憎と、レイ達はとてもではないが普通と呼ぶべき存在ではなかった。
巨人の群れが自分達に向かって走ってくるのを確認すると、そのまま階段を上って地下四階まで退く。
黒水晶を壊すかもしれない地下五階で巨人と戦うよりは、何も存在しない地下四階で巨人と戦った方がいい。
そのような判断からの行動だったが、普通であればそれは自殺行為と言われてもおかしくはないだろう。
巨人は、普通の人間であれば対処するのが難しいだけの力を持っているのだから。
それでも、レイ達にとっては対処するのが絶対に難しいという相手ではなかったし……何より、地下四階で戦うという行為は一度に大量の巨人と戦わなくてもいいという利益があった。
螺旋階段は、巨人が移動しても全く問題ないだけの頑丈さを持つが、それでも一度に移動出来るのは物理的な限界で二人がいいところだ。
その二人というのも、きちんとお互いが相手の行動に善処しながらという前提条件が必要であり、今のように完全に頭に血が上った暴走状態ではどうしようもない。
そこのような状態で二人が一緒に階段を上ろうとすれば、それこそどちらかを階段から吹き飛ばしてしまう可能性は十分にあった。
そして階段から吹き飛ばされた巨人は、当然のように地下五階の地面に叩き付けられる。
それどころか、階段を上ろうとしていた仲間達の上に落ちるのだから、多少なりとも怪我をするのは当然だろう。
しかし、そのような怪我は大きな問題ではないと、巨人達は怒りに突き動かされたまま再び螺旋階段を上ろうとする。
階段から吹き飛ばされた巨人も、上から振ってきた仲間に押し潰された巨人も、どちらも一切関係なくだ。
それだけ巨人達の中にある怒りは激しいものだった。
それこそ、この怒りをもたらした者達を殺すだけでは飽き足らず、肉片の一片まで、眼球の一つまで、骨の一欠片まで、血の一滴まで食らいつくし、飲み干すまでは収まらないだろう、猛烈な怒り。
その怒りに突き動かされる形で、巨人達は螺旋階段を駆け上がっていく。
そうして階段を走り抜け、地下四階に到着した最初の巨人は、自分が最初に地下四階に到着したということにすら気が付かないまま、少し離れた場所にいるレイ達を発見。
怒りの雄叫びを上げながら、叩き潰さんと走っていく。
ジャーヤの者にしても、一応巨人を素っ裸のままにしておくのは見苦しいと判断していたのだろう。何らかの毛皮を腰に巻いた状態の巨人は、見るに堪えないという程ではない。
「ま、それでも……頭に血が上っている時点でカモでしかないんだけど……なっ!」
その呟きと共に、レイは数歩の助走と共に手に持っていた深紅の槍……黄昏の槍を投擲する。
地下四階に戻ると同時に、デスサイズの代わりにミスティリングから取り出した黄昏の槍は、レイの人外の身体能力、そして何より込められた魔力により、空気を貫きながら一直線に巨人に向かう。
巨人達の中でも、先頭を進んできた巨人は、まさか自分に向かってそんな物が飛んで来るとは全く思わなかった。
いや、完全に怒りに支配されている為に、自分に向かって何かが飛んできているというのも理解は出来なかっただろう。
ただ、何かが飛んできた。そう理解した瞬間、巨人の頭部は黄昏の槍によって貫かれ、そして砕かれ、巨人の意識は完全に途絶えた。
黄昏の槍の被害を食らったのは、先頭の巨人だけではない。
その巨人のすぐ後ろにいた、別の巨人もまた黄昏の槍に頭部を貫かれ……二匹目の巨人の頭蓋骨により多少なりとも黄昏の槍の軌道が逸れる。
軌道が逸れたおかげで三匹目の巨人は頭部のど真ん中を貫通されるといったことはなかったが、代わりに頭部の半ば程を砕かれるという運命に晒された。
地下四階に上がってきた最初の三匹は、そうしてあっさりと頭部を砕かれ、命を失う。
そして巨人三匹の命を奪った槍は、その半ば……いや、八割り程を地下四階の壁に埋める。
普通であれば、引き抜くにも苦労するのは間違いないだろう槍だったが、レイが少し念じると、次の瞬間にはまるで壁に突き刺さっていたのが幻か何かだったかのように黄昏の槍は姿を消し……レイの手の中にその姿はあった。
「さすがね。……って言いたいところだけど、出てきた巨人をいきなり全部レイが取るってのは、どうなのよ?」
感心したように告げるヴィヘラだったが、すぐにその表情は不満そうなものに変わる。
自分が戦いたかったと、そう主張しているのだろう。
「そう言ってもな。敵の数は多いんだから、ヴィヘラの取り分だって多いだろ」
「じゃあ、今度は私が行くわね。こっちの手に余るようなら、お願いするわ」
そう言いながら、ヴィヘラは階段を上ってこの地下四階に到達した巨人の中でも、一番元気そうな巨人に向かって駆け出す。
そんなヴィヘラに若干思うところがない訳でもなかったが、ヴィヘラの性格を考えれば仕方がないと判断したレイは、他の面々に向かって指示を出す。
「巨人の出てくる場所はあの階段で、多くても一度に二匹くらいだ。基本的に前衛はヴィヘラに任せて、俺達は後方から援護」
「ヴィヘラの性格を考えれば、仕方がないか」
「そうでしょうね」
「ん」
エレーナ、マリーナ、ビューネの三人がそれぞれ頷き、ヴィヘラの援護として動く。
エレーナはミラージュを鞭状にしながら中衛からの攻撃を行い、マリーナは精霊魔法と弓の両方を使いながら後衛から攻撃を行う。
ビューネは長針を使って巨人を攻撃するも、ビューネの筋力では巨人の皮膚を破ることは出来ても、肉や骨を断つといった真似は出来ない。
結果として、ビューネが狙うのは巨人の目や口のように、相手の嫌がる場所となる。
自分の力量の低さを思い知ることになるという意味で、ビューネとしては非常に納得出来ない攻撃方法ではあったが、それでも今の自分が出来ることはこれしかないと判断し、長針を次々に投擲していく。
……ビューネ本人の不服さとは裏腹に、半ば暴走していると言ってもいい巨人であっても、眼球や口、鼻といった場所に長針を投擲されるのは面白くないのだろう。
苛立たしげに自分に向かって飛んで来る長針を防ごうとするも……残念ながら、ビューネの投擲する長針をそう簡単に防げる筈もない。
「があああああああああああああっ!」
苛立ち混じりに叫び、まずは小癪な攻撃をしてくるビューネが肉塊に変えてやろうと、攻撃対象をヴィヘラがビューネに変えるも……
「そのような真似、そう簡単にさせると思うか!」
「ぐらああああっ!」
鋭い叫びと共に振るわれたミラージュが、鞭状になって巨人の首に巻き付き……次の瞬間、魔力を通して引かれた刃は、容易く巨人の首を切断する。
空中を飛んだ頭部は、鈍い音を立てて床に落ちる。
そんな様子を最後まで見るまでもなく、エレーナは再びミラージュを振るって次々に巨人を傷つけていく。
それも、闇雲に傷を付けていくのではなく、足の健や手の健、関節……といった風に、巨人の動きを封じるような攻撃を次々に繰り出していくのだ。
巨人も攻撃されれば、当然のようにヴィヘラ以外であっても反撃する。
だが、巨人の攻撃を踊るように回避しつつ鞭状にミラージュを操るその様子は、まさに演舞と呼ぶに相応しい。
一見すれば、エレーナはその大きな双丘はともかく、手足は華奢と表現してもおかしくはなかった。
だが、そんなエレーナの振るう鞭状のミラージュは、次々に巨人の身体を斬り裂いてく。
手足を切断し、ビューネに攻撃しようとした巨人のように首を切断することも珍しくはない。
それだけの力が出せるのは、エレーナがエンシェントドラゴンの魔石を継承したからというのが大きいだろう。
見かけによらぬ力を持っているのは、もし何も知らない者が見れば、その美しさと得体の知れなさから完全に目を奪われてもおかしくはない。
「全く、私のやるべきことまでやられているような気がするわね!」
マリーナが、エレーナの戦いを見ながら矢を射る。
精霊魔法だけではなく、弓の扱いについてもマリーナは一級品だ。
それこそ、ダークエルフの本領発揮といったところか。
次々に射られる矢は、巨人達の身体に突き刺さる。
……ビューネの長針では皮膚を傷つけるのがやっとだったのだが、マリーナの矢は容易に巨人の身体に突き刺さるのだ。
この辺り、やはり熟練の高ランク冒険者といったところなのだろう。
レイもまた、黄昏の槍を投擲しては手元に戻しながら、そんな風に考えるのだった。
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