会合には、自民党、民進党、希望の党など与野党の国会議員が出席し、防衛省の担当者から最新の北朝鮮情勢や新型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入に向けた調整状況について説明を受けました。そして、緊迫する北朝鮮情勢を受けて、防衛態勢について与野党の垣根を越えて議論を急ぐべきだという認識で一致しました。

また会合で、希望の党の長島政策調査会長は「北朝鮮がミサイルを発射する寸前に基地をたたくことが必要だ」と述べ、自衛隊が敵の基地を攻撃する「敵基地攻撃能力」についても議論すべきだという考えを示しました。

会合のあと、議員連盟の呼びかけ人の自民党の河井総裁外交特別補佐は「どういうミサイル防衛の仕組みを作っていくかという議論に政党の垣根は存在すべきではなく、これから活発に意見交換を行っていきたい」と述べました。