仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日も一つYahooニュースをプロサラの視点でお届けします。
本日のYahooニュースはこちら!
なかなかに刺激的な題ですね(笑)
記事はそれほど長くないのですが、一部、要約のために抜粋しますと、
•日本型雇用のメリット
“日本的雇用にメリットがあるとすれば、真っ先に挙げるべきは、新卒一括採用によって若年層の失業率が低く抑えられていることでしょう。”
•日本型雇用の問題点
“問題なのは、日本的な会社の人事制度では、「適職」を見つけたとしても不得手な部門や関係のない仕事に異動させられることです。これではいつまでたってもプロフェッショナルにはなれない”
“「ゼネラリスト」として同期が一斉にピラミッドの頂点を目指す日本の会社組織では、ほとんどのサラリーマンが年齢とともに行き詰まる”
•日本型サラリーマンの末路
“定年までの20年以上を、なにひとつ「スペシャル」なものを持たない一介のサラリーマンとして、「拘束されて電気ショックに耐えるだけの無力なイヌ」のように伽藍(がらん)の会社生活を耐えなければなりません”
“もはや別の選択はなく、できることといえば、必死に会社にしがみつき、無事に定年を迎えて退職金と年金を受け取ることを祈るだけ”
基本的にはプロサラと同じようなことを仰ってますね。
まあ、我々プロサラは、例えゼネラリストとして会社に従属していても、拘束されて電気椅子に座らされている、とまでま思いませんが
最後に、非常に興味深いことを仰ってます。
“日本の会社の「終身雇用」は、その実態を見れば「超長期雇用の強制解雇制度」です。退職金とは、定年後のまともな仕事を放棄する代償でもあるのです。”
この発想は面白いですよね。
「終身雇用」とは入社したら65歳になったら解雇だよ、という超長期の雇い止めのある契約
「退職金」とは、65歳になったら金を払うから仕事を放棄してね!という対価
プロサラであるワタクシも山田も、このようなスタイルの人生を歩み始めた時に、はなから退職金など頭にないのですが、
まだまだ日本社会は退職金を念頭に入れた社会制度ですからね。
退職金があるから現役時代の年収が低くても耐えられる
退職金で住宅ローンは払える
退職金で老後の生活はなんとかなる
すでに退職金制度自体をなくしてる会社も多くなってきましたから、
退職金制度が社会的弊害になる日もそんなに遠くない気がしますね
本題に戻りまして、記事の筆者さんが仰りたい
“スペシャルなもの身につけろ!”
はプロサラの格言である
スキルを磨け!キャリアを上げろ!
と同意であり、
“電気椅子に座らない”ためには
プロサラの格言である
今の状況に胡座をかくな!
と同意であると思います。
たしかに、今の日本の資本構造、会社構造を作ったのは我々日本人なわけですが、
我々日本人が黙っていても、海外から色々な人や会社が日本に入ってきて、経済活動を行っていくわけです。
他国のように外資系の進出や通貨の持ち出しを規制すれば話は別ですが、
日本は対外的にはいい格好を見せようとしますよね。
その結果、様々な会社や人が自由に入ってくるのに、日本の会社や日本人が日本人の特有の文化だからと言っても、
資本主義社会の中で有益でない構造は淘汰される
人も会社も自分たちに有利な方に流れるのは自明の理
いつまでも、会社が守ってくれる、終身雇用だから、なんて幻想のような権利にしがみついたって仕方ない
自分の身は自分で守れ!
国も会社も我々サラリーマン・ウーマンを守ってはくれない!
久々に、共感を得る記事を読みました。
サラリーマン・ウーマンに悩んでいる方、迷っている方、しんどい方、ご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!