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お弟子さんが教わった究極的な話(100回聞き029)*無から有を生み出す話

      2015/07/09

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この話はものすごい究極的な話です。
最近、私のお弟子さんになりたい、っていう方がいるんで、そういう人にも話します。

今から話す話は、仕事の成功法則です。それともうひとつ、精神的な成功法則です
それで、二つとも同じことです。
これがわかると仕事でも絶対成功する。それから、精神的な成功も出来ます。

これが私のお弟子さんに教えてることで、究極的にいうと私が教えてることは、このことしかないんです。
だからそのことをやってくださいね。

まず、皆さんが成功しない、心が幸せになれない……
理由はたった一コなんです。
それは、『無』というものの使い道を知らないんですね。

いいですか?
今から『無』というものの使い道を教えますよ。
いいですね。

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では、簡単に、あなたがラーメン屋さんだとします。
ラーメン屋さんをやってると思ってください。
仕事はなんでもいいですよ。

その時に自分のお店を見渡して、ここの売り上げを上げるのに、1円もかけずに1銭もかけないで、お客さんを呼ぶことが何コできる、要するにアイデアを何個出せるか。
ということをまず考えてください。

まずお金をかけない、ゼロっていうことです。
そうすると、お店を掃除しよう、味付けよくしようとか、愛想よくしようとか、貼り紙の文字を変えてみようとか、そういうことを考えます。

まずそれをやってみます。
近所の人に愛想良くしようとか、タダでできることがいっぱいあるんです。
まずそれをやってみます。
そうすると、それだけで、もっともっと笑顔って良くなるんです。

「どっからみえたんですか?」って、声をかけるのもいいです。
そういうタダでできることを、徹底的にやります。

それで売上げがどのくらいか上がる、っていう。
『無』という物がない人に、初めて始めて『無』ができた時に、じゃ一万円あげるからって、この一万円でお客さん呼ぶこと考えてごらん、つったら、じゃ、クーポン券出そうとか、ゆで卵1個あげようとか、トマトあげようとか、それはなんでもいいのよ。

その一万円の使い方が分る。
『無』の使い方が分らない人間にお金を渡しても、基礎が無いから、一番仕事で大切なのは『無』という「笑顔」であったりとか、タダでできることなの。

で、そのタダでできることをやっていない人に、お金を渡すと、そう言う人が、お店直したいとか、よそがどうしてるか、ってやると、必ず、『無』を使えない人にお金をかけさせると『無』に戻るんです。
わかりますか?

『無』というものの使い道がわかってないんだっていうことなの。
だから、そのことをしっかりわからないと、仕事って出来ないよ。
だからまず、お金出さずに知恵だしなって、まず『無』というものを使わなきゃいけないよ。

それから、じゃ、サラリーマンの人ね。
精神的な、今から話だよ。

サラリーマンの人が、僕こういうとこ勤めてたあーですこーですと、いろいろ言うけど、あの部長がうるさいこといわなくなったら自分は幸せなんだ、自分は車買えたら幸せなんだ、じゃなくて全く現状変えないで下さい。
何も手にいれないで下さい。
それで、部長がいくらがみがみ言っててもかまわないんだ。
僕は山の中で修行してるつもりで、部長の滝とか呼ばれてて、いい滝に打たれているつもりなんです。

それから、自分はガンガンガンガンいわれても、人に嫌なことをいわれても、人に嫌なことしない修行なんだ。
だから、あの人が嫌なことをいってくれないと修行にならないんだ。
僕のためにいってくれたんだ。
今日もいってくれ、明日もいってくれ。

それでも、私は、周りの同僚だとか、家に帰っても絶対嫌なことはいわないんだ。
そういう修行なんだ。
要は全く、何も変えずに幸せに、その会社でまず幸せになってください。
この環境でなってください。

それから、そこでも幸せになった人が就職変えるならいいよ。
だけど、それもできないで、就職だけ変えたとすっと、嫌な奴ってどこにでもいるよ。

何かを手に入れたら幸せになるっていうけど、そしたらまた次のものを手に入れなきゃならない。
次々、追っかけまわしているうちに、あなた破産しちゃうかもわかんないよ。
借金だらけになっちゃうかもわかんない。

それより、しっかりと、今で、何にもなくても幸せ。
これができれば、商売やっても幸せなの。
どこにいても幸せなの。

幸せを『無』から作り出せなきゃダメなの。
仕事だとしたら『無』からね。
そりゃあ、最初にお店をつくったりとか、そういうのはお金かかるよ。
だけど、そこを繁盛させる知恵というのは、『無』から生まれるものなの。

で、『無』がちゃんと使いこなしてから、『有』を使わなきゃなんない。
だから、何にもなくても幸せだって一生懸命はたらいてたら、軽自動車でも一台買えたら幸せだ。
それが、モノ欲しがる人は軽じゃ幸せじゃないんだ。

軽一台手に入れたら、ああ、お休みの時はどっこかドライブ行こう。
だって、車から外見ているんでしょ、って。
あなた、車を見てるんじゃないよね。

外の景色って、別にロールスロイスから見たって、軽から見たって同じなんだよ、海の色って。
そう思えた人が、また次の幸せを手に入れられるの。

それで、軽自動車でも幸せだね、って。
そう思えた人が、また次の幸せを手に入れられるんだよ。

ところが、よく仕事で、無から有を生み出すんだよ、っていうと、たとえば私は、パーマ屋さんでもいい、魚屋さんでもいい。
無から有を生み出す知恵だしな、って言うと、いくら考えても私出ないんですっていう人いるの。

そういう人が絶対に出る方法を、今から教えるからね。
まず、出ない人。
たとえば、愛想よくしようとかね、お店掃除しようとか、店の周りキレイにしようとか、アイデアって出ますよね?

もしそれが出ない人がいたとしたら、自分のことを怠け者だと思ってください。
怠けてるんです。
だって、本当にあなた出ないって思ってますよね?
で、今から絶対出る方法教えます。

三日間のうちに、いいアイデア、要するに無から有を生み出す、いいアイデアじゃなくてもいいんだよ。
アイデアを出して下さい。5つ出してください。
お店きれいにするとかなんでもいいんだよ、味付けよくするとか、パーマ屋さんだけどうちはシュチューを出しますとか、なんでもあるじゃない。
私の言ったことでもいい、よそのマネしてもいいの。

もし、ひとつも出なかったら、3日のうちに3つ出してくださいつって、
もし出さなかったら、「あなた銃殺です」って。

ホントに、自分で銃殺になっても出ないのかと思ったら、一時間で五つくらいでるから。
もし、銃殺だって銃むけられたときに、あわてて「これやります、これやります」って、言うはずだから、だから本当は、怠けてるんです。
必死でやるというのは、やらないと、必ず死んじゃうと思えばいいんです。

商人というのは、小さくても経営者なんだよ。
経営者というのは、頭脳なんだよ。
手足だけ動かしていたんじゃ、ダメなんだよ。
もう今日から経営者ってなったら、職人の時パーマ屋さんで職人覚えようが板前さんで覚えようが、経営者になったら、経営を勉強しなきゃいけないんだよ。
それを、腕一本で行くというのは、怠けてるんだよ。

板前が、料理が上手いのは、当たり前なんだよ。
パーマ屋さんが、頭を上手くできるのは、当たり前なんだよ。
それだったら、ずっと、職人でいな。

経営者になるということは、ちゃんとそのことを考えて、人を使い、税金を払い国に収め、国がまた潤い、働く人がそこに来て、若い人が就職して、上を見習うんだよ。

私も、ずいぶん、弟子取ろうかと思ったんですが、弟子取ってもこれ以上教えることってないの。
最終的に、あとは淡々と、あなたがやり続けるしかないの。
やり続けられなくなったとき、自分は、頭が悪いんだじゃないよ。
自分は、怠け者なんだって、思いな。

怠けていけないんじゃないの。
怠け者なのに、頭が悪いとかって言うと、頭に失礼だからね。
脳細胞は、同じだけついているの。
銃殺するぞと言われたら、答えがあなたせるんだよ。

だから、やらなくてもいい。
やらなくてもいいけど、自分が儲からないのは、自分が怠け者なんだ。
手足使うのはいいけど、頭使うのはイヤなんだ、って言う風に思ってください。
厳しいようだけど、プロの世界ってそういうものなの。

それから、精神論やなんかもそうなの。
ああなってくれたらいい、うちの旦那がこうなればいい、奥さんがこうなればいい……
ならないよ。

それより、全く変わらなくていい。
この人はこのままでいい、あの人もあのままでいい。
自分の考え方を変えちゃえばいいんだ。
それが精神論だかね。

精神論はあっち変えたいこっち変えたい、じゃないよ。
自分の心の持ち方を変える、ってことなの。
だから、ああ部長、今日また降らないのかな、って。
ひとつの修行だと思ってれば、今まで嫌だと思ってたことがうれしくてしょうがないの。

それから、俺は負けないぞって。
いくら部長に怒られたって、俺は絶対負けないから、よそで泣き言とか絶対いわないんだ。

「お宅の部長、うるさいでしょ」、いや、うるさくないですよって。
僕のために一生懸命がんばって言ってくれるだけで、ありがたいと思ってますよ、って。
あのお説教聞かないとさみしいぐらいですよ。
ってゆったときに、ものって変わるんだよ。

この前30分も怒られちゃった、じゃないの。
なんだ部長、最近30分しか怒んなくて、根性なくなったな、って。
2時間ぐらいはがんばってもらいたいな、ぐらいの勢いになったとき、ものは変わるんだよ、って。

『無』というものの使い道がわかったとき、はじめて『有』を生かせるんだよ。
『無』を使えない人間が最初から『有』を求めると、必ず『無』に帰しちゃう。
若い人、「お金がないんです」
お金のありがたみを知らないからないの。
月に僕2万円しか貯金できないんです、って。
年間24万円か?
1年はたらいて24万なんだって、重みを知らないの。
だから神さまが、オマエは重みを知れって、言ってるの。

そういうふうに、ためたお金でちっちゃいお店を出すから、どんなちっちゃいお店でも宝に見えるの。
このお店つぶしたくない、と思う。
どんな場末でも、ここに客を呼ぼうと思うの。

お金がないからできないんです。
お金がなかったら、ためるの。

少ししかたまらないんです、ってその少しずつためている間に、お金のありがたみがわかるの。
自分の、場末の店にでもきてくれた人に、心から「ありがたい」と思うの。
だから、全部あなたのためになってるの。
今、無いことを生かしきってないの。

『無』を生かせたとき、はじめて『有』が生きるんだよ。
あることだけを望むんじゃないよ。
そしたら、苦しくなるからね。

どうも、ありがとうございました。
長々聴いていただきまして。

*無から有を生み出す(無の運用)

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