(2017年10月7日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年8ヶ月)
*本日の貼り絵
同じ包装紙から取ったパーツでも、使い方次第で随分雰囲気が変わるなと思います。上に貼り付けた過去記事の貼り絵は横向き。ロゴがちゃんと読める配置です。
本日アップの貼り絵は少しひねりを効かせて立ててみたのですね。
おママは「面白い❗️」と微笑みながら貼り付けたのかも知れません。
以前にも紹介させていただいていますが、 ⬆️の貼り絵はボルガノ食品の包装紙を使用しています。かなり昔にスパゲティが包んであったものと思われます。
ボルカノ 食品事業 展開事業紹介 日本製麻株式会社 THE NIHON SEIMA CO., LTD.
⬆️これも以前アップしている写真です。
*問題は、またもや裏面❗️
この貼り絵には裏があるのです。(笑)
⬇️これが裏面です。
薄くマーブル模様が染めてあります。
実は、このハガキ大の洋紙は随分前からおママの作業机の中にありました。
何に使うでもなく、見当たらなくなったり、ひょっこり現れたりするこの紙。
結局、おママはマーブル染めの裏面に貼り絵をしたのです。
この10月7日を境に紙の表裏が逆転したのですね。(笑)
*なぞは深まる
それにしても、この薄っすらしたマーブル染めを見ていると、どうしてこんな染め方になったのか不思議です。
この薄っすらさが、私には疑問なのです。
2度染めなのかしら?いえ…。マーブル染めは、液の中に絵の具を落としてコームで掻くようにマーブル模様を作ります。そして、紙を乗せて絵の具を染み込ませます。紙を持ち上げる時にその時のマーブル模様は崩れてしまうから、2度染めは出来ません。
墨汁による墨流し染めで、墨汁が薄かったのか?いえ…。⬇️写真のの右端が墨流し染めですが、色合いが違います。
おママは元々皮に皮用染料を使ってマーブル染めをしていましたが、紙にはアクリル絵の具を使っていたような気がします。(記憶が曖昧ですみません。)発色の悪い絵の具を使ったのかしら?
そして、なぜ直線的にマーブル模様が途切れて、白い余白ができているのか?
あれこれ考えても答えが出ません。(笑)
<11月22日追記>
オネコの見解では、直線的にマーブル模様が途切れたのは、「紙をマーブル液の上に乗せる時に、別の紙と重なったからでしょう」との事です。実際どうだったかは分かりませんが、有力情報だと思いました。(^_^)/
*おまけ
以前もアップしたかも知れませんが、おママが染めたマーブル紙をご紹介します。アルツハイマー型認知症になる前の作品です。
短期講習などで習ったこともあるようです。皮工芸時代から考えると、おママがマーブル染めに取り組んだのは20年ほどでした。
折に触れては工夫を重ねた結晶です。⬇️
⬇️ マーブル染めの例です。
マーブリング・デコ 準備・やり方 | 高品質なポスターカラーのニッカー絵具
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おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。