俳優・香川照之がカマキリ先生となり、“人間よ、昆虫に学べ”をテーマに熱い昆虫トークを繰り広げる「香川照之の昆虫すごいぜ!」。
“冬もカマキリ先生を見たい”という視聴者からのたくさんの要望を受け、カマキリ先生が日本を飛び出し、昆虫の宝庫として知られるマレーシアの熱帯雨林へ! 番組初の海外ロケで狙うのは、美しきマレーシアの国蝶「アカエリトリバネアゲハ」や、枯れ葉や花にそっくりの多種多様なカマキリの仲間、そして子どもたちに大人気、3つの巨大な角を持つ「アトラスオオカブト」などなど。
しかし、日本とはまったく違う環境にくらす昆虫たちに、昆虫捕獲は大苦戦! カマキリ先生は異国の熱帯雨林でどんな虫を見つけ、そこからどんな授業をしてくれるのか?! 放送枠を拡大し、44分のスペシャル版でお伝えします!
ロケ終了後、香川さんからコメントをいただきました!
──5回目の放送は初の冬。そしてついに、海外進出ですね!
この番組で海外に行くことになるとは…NHKはやっぱりすごいですね。日本の冬で、昆虫が幼虫や卵の時期をじっくり見るのもよいですが、こうやってマレーシアに来てみると、この時期にチョウが飛んでいたり、いろんなバッタがいたり、まだ虫と一緒にいられる幸せを感じています。それも、この番組が続いてくれたおかげ。もう5回目ですか、早いですね!
──マレーシア編の見どころは?
前回までは、スタッフのロケハン能力の高さもあり、偶然も作用して、目的の昆虫に出会えてきました。しかし、探せば見つかるというのは大間違いで、広い自然の中に狙った昆虫がいるはずの場所を見つけ、さらにそこで本当に昆虫に出会えるというのは実は奇跡的なこと。だからこそ、出会えたときの感動が大きいんです。決してヤラセなしの、ガチの虫探しですから。もう、私にとっては、昔の「電波少年」みたいなもんです(笑)。今回も大変でした。
──ロケを終えていかがですか?
疲れましたね。カマキリの頭を1日に14時間かぶりっぱなしでしたから。もう、おかしいよね、マレーシアの現地の人には絶対にコメディアンだと思われていますよ。でも、決してそうではないということを証明するために、いずれ俳優として海外に進出したいと思います!
それと、もうひとつの見どころは、主にロケをしたマレーシアのキャメロンハイランド。首都のクアラルンプールからは遠い標高1500メートルの高地なんですが、そこの3大名物ともいわれている、コケの山、ラフレシアの花、紅茶畑、このうちの2つを見ることができました。これも昆虫を探して奥地に行ったおかげ。14時間カマキリの頭をかぶっただけのことはありました。これも今回の番組の見どころです。
──子どもたちにメッセージをお願いします!
「昆虫すごいぜ!」、授業が3時間、特別課外授業編がタガメに続いて、ついに2つ目。全部で5つ目の授業となりました。新しい年を迎えて、今年も昆虫がみなさんのとなりにいて、その昆虫たちから学ぶことができるよう、全力でサポートしていきたいと思っています。さぁ、皆さん、私のように、虫取り網を片手に昆虫をどんどんつかまえて、いろんなことを学びましょう!
香川照之の昆虫すごいぜ!「カマキリ先生☆マレーシアへ行く」
【放送予定】1月1日(月)[Eテレ]前9:00
1月2日(火)[Eテレ]後10:50(再放送)
これまでの授業をまとめて再放送!
【放送予定】12月31日(日)[Eテレ]前9:00~
▶ 1時間目 「トノサマバッタ」
▶ 2時間目 「モンシロチョウ」
▶ 特別編 「出動!タガメ捜査一課」
▶ 3時間目 「オニヤンマ」
お楽しみに♪
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