出産クラウドファンディングの審査が通りませんでした

イシイです。

ご報告があります。

かつてからお騒がせしていたクラウドファンディングですが、審査に通りませんでした。

 

この結果には正直驚きましたし、審査がおりないとなると残念な気持ちでいっぱいですが、理由についてはすごく理解できます。

これについての僕の個人的な見解や反省、今後の活動をここに記していきたいと思います。

 

今回のプロジェクトが却下された理由

担当の方から審査結果についての理由を簡単な説明をいただきました。

それを元に、僕が個人的に感じたことを。

 

極端に個人の目的に該当する

CAMPFIREのガイドラインには以下のようなことが記されています。

寄付やチャリティー、投資、融資、極端に特定個人の目的と当社が判断したプロジェクトは、掲載をお断りする場合がございます。

引用:ガイドライン – CAMPFIRE 5条2項

ここで重要なのは、これに該当するかどうか、掲載するかどうかはCAMPFIRE社の判断なのです。判断するのは僕でもあなたでもありません。

クラウドファンディングを立ち上げるにあたり、過去の様々なプロジェクトを拝見しました。

その中には出産の費用を募るものもありました(まったく資金が集まらずに終了していましたが)し、比較的個人的なプロジェクトもみられたので、僕のプロジェクトについても問題なく審査通るかなと楽観視していました。

なので「極端に個人の目的に該当する」というのは理由の1つではありますが、もっと大きな問題があったのかと感じています。

 

炎上を受けての、今後の僕らへの影響

「生まれてくるお子様に影響を及ぼしかねない状況」と説明されていました。

これについて、大きな反省があります。

 

煽りすぎました。

 

プロジェクトの目標金額達成のためには多くの人に知ってもらう必要があると考えたため、自分の考えを発信し続けました。

まずは認知されないと、支援は期待できませんからね。

炎上を狙ったかと言われるとそうではありません。炎上は結果です。

具体的には、より数多くの人を巻き込むため、口調を工夫したりしました。

つまり、無理して炎上を抑える方向には持っていかなかったということです。無難な発言で全てを流すわけではなく、「僕はこう思う」を連発しました。

実際、多くの批判をされているなかでも自分の考えを発信しているところを評価した評価してくださった方はたくさんいて、メッセージもいただいたくらいなので、方向性としては間違ってなかったと思います。

 

が、ここで落とし穴が。

思ったよりも負の力ってすごくて、予想以上の炎上具合になってしまいました。反省。

じぶんが良かれと思ってしたことが、かえって逆の結果を招くことに。

 

ぼくの実力不足

今回のCAMPFIRE社の判断については、僕は納得しています。

「僕らの未来」を考えて会社としての判断を下してくれたわけですから。

出産クラウドファンディング自体がダメというより、今の状況を判断すると会社としては掲載できかねるということですね。

 

事実、立ち上げ当初こんなにも大きな反響がある前は何事もなく審査が進んでいました。

カテゴリを修正したり、リターン内容の微調整をしてくださいといったやり取りをしていたのです。

ただ、ここまで状況が変わると判断材料が増えますよね。

 

たしかに、もしも僕が社員だったら火だるまにまみれた奴が乗り込んできたら断りたいです。笑

一個人としてはすごく応援するけども、会社として承認することはリスクが大きい。

「こんなクソプロジェクトも掲載するのか!」っていう声が上がる景色が見えますもんね。スケスケでございます。

なので、ある意味賢明な判断だったのかなと感じます。

 

僕の「煽りすぎ」による副作用が大きすぎました。

 

今後はどうするのか

polcaという選択肢

今回、クラウドがファンディングは実現しませんでしたが、「発信をすれば資金調達ができる時代」というのを社会にみせたい気持ちは変わりませんし、僕の経済的な問題も引き続きあります。

 

そこで、担当者からのメール内で「弊社のpolcaを使ってみては?」というご提案をいただきました。

参考>>>polca(ポルカ)

 

実は、当初はクラウドファンディングではなくpolcaを使うことも考えていましたが、

 

  • 社会的影響力の大きさ
  • polcaは設定できる最高金額が10万円

 

という点を考えた結果、クラウドファンディングというツールを選択することにしたのです。

(VALUも考えましたが、影響力がないと資金調達が難しく今後の参考にならないのでやめました)

 

でも現在、下書きを公開した時点ですでに多くの人を巻き込むことができています。(設定できる最大金額が10万円というのは変わりませんが…)

polcaはクラウドファンディングよりも気軽で、審査もない。

その点を考えると「クラウドファンディングよりもむしろ再現性たかいんじゃね」って。

気軽に挑戦できます。ご支援いただくのは決して楽ではありませんが。

今後、SNSを使って気軽に支援を募る動きが活発化して、デジタル決済でお金がせわしく動き続けるような社会になるといいですね。

 

資金調達のツールをpolcaに変更します

実は僕もはpolcaをつかって過去に何度か企画を立ち上げたり、支援をしたりしているので、使い方については理解しています。

クラウドファンディングではなく、アドバイスを頂いた通りpolcaでプロジェクトを立ち上げることにしました。

 

ツールは変わっても、目的は変わりません。

新たな資金調達の選択肢を提示したいですし、子供のために少しでも現在の経済的状況を改善したいです。

 

現在は詳細を考えています。

取り急ぎ、ご報告でした。