「メディアと仕事をするなら、メディアカレンダーを作ろう」(広報・マーケティングアドベントカレンダー2016 DAY1)

みなさん!メリークリスマス!突然失礼します。
渋谷で働くマーケティング担当の河…もといマグロウと申します。

このたび、広報・マーケティングアドベントカレンダーの企画に参加させていただきます。

ぼくからのメッセージは 「メディアの仕事をするなら、メディアのカレンダーを作ろう」です。

さて、アドベントカレンダーといえば、クリスマスまで1日ずつ小さなプレゼントをもらえる楽しい仕掛けです。
我が家は、レゴ好きの息子がいるので、レゴのアドベントカレンダーが大好きです。ひとつひとつのパーツは小さいですが、全部集めると、レゴによるクリスマスの素敵なストーリーが展開される優れものです。

そんな素敵な体験を、広報・マーケティングの世界でも実現できるよう、アドベントカレンダーにチャレンジしてみます!

DAY1 「メディアと仕事をするなら、メディアのカレンダーを作ろう」

広報・マーケティングの仕事をしていると、さまざまなメディアと関わります。なんらかのコミュニケーションをしようとすると、メディアは欠かせない存在です。

とはいっても、マーケティング担当になったばかりの頃は、メディアとどう付き合うかよくわからず、試行錯誤をしました。そのなかで、役に立ったTIPSをご紹介します。

メディアはそれそれの視聴者や読者のニーズに合わせて、情報を構成します。
4月になれば新社会人向けの情報が増えたり、12月には忘年会向けのお店の情報が増えます。

私は「メディアのカレンダー」と呼んでいます。このカレンダーを自分で作るのです。

材料におすすめなのは、定期刊行の雑誌です。 (新聞とテレビは、ターゲットがマスなので情報量が多すぎるのと、日々の変化が大きすぎます。)

例えば、一般ビジネスマン向けのビジネスをしている企業の広報・マーケティング担当のかたなら、ビジネスマンのスキルアップ・ノウハウ系の「日経ビジネスAssocie」や「プレジデント」、「THE21」をチェックします。
(各業界には業界紙や専門誌があるのでおすすめです。例えば、金融業界なら「ダイヤモンドZAi」と「日経マネー」などです)

日経ビジネスAssocie 2016年11月号

チェックするのは、「表紙と目次」です。

目次に出ているキャッチコピーや特集のタイトル、目次に出ている記事のタイトルを、一年分Excelに入力します。 
(え?一年分なんて、手に入らない?そんなときは我らが公共サービスの図書館をおすすめします。もちろん、最新号は買いましょう!)

並べてみると、例えばどの月にどういった情報が出てくるか、傾向がわかります。 例えば、手帳特集は10月頭から出始めるというように。
(「日経ビジネスAssocie」の特集「2017年の手帳術」は2016年11月号・10月10日発売号に掲載されています。)

このカレンダーを毎月アップデートしていくと、各メディアがどの時期にどういった情報が求めているのか、少しずつわかっていくので、メディア向けのアプローチの精度を上げられると思います。

というわけで、 「メディアの仕事をするなら、メディアのカレンダーを作ろう」でした。 地味な作業ですけど、きっと広報・マーケティングの助けになると思います。
では、再びメリークリスマス!

なお、このブログは2016年12月の1ヶ月「俺たち1ヶ月毎日ブログ書くぜ!」に参加中です。よかったらこちらもご覧ください。

https://www.facebook.com/%E4%BF%BA%E3%81%9F%E3%81%A1%EF%BC%91%E3%83%B6%E6%9C%88%E6%AF%8E%E6%97%A5%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E6%9B%B8%E3%81%8F%E3%81%9C-364313800566810/