ガソリン価格全国平均140円台に 10週連続値上がり

ガソリン価格全国平均140円台に 10週連続値上がり
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今週のレギュラーガソリンの小売り価格は、中東情勢への懸念などを背景に原油価格が上昇したことなどから10週連続で値上がりして、全国平均で1リットル当たり140円台となりました。
資源エネルギー庁から調査を委託されている石油情報センターによりますと、20日時点のレギュラーガソリンの小売り価格は、先週より1.8円値上がりして、全国平均で1リットル当たり140.1円となりました。

レギュラーガソリンの価格が140円台となるのは2年3か月ぶりです。また、値上がりは10週連続となり、この間の上昇幅は9円近くになっています。

一方、灯油の店頭価格も18リットル当たりの全国平均で、先週よりも28円値上がりして1484円と10週連続の値上がりとなっています。

これは、サウジアラビアで王子や現職の閣僚が汚職の疑いで逮捕されたことなどによる中東情勢に対する懸念や、OPEC=石油輸出国機構の加盟国など産油国が協調して減産を続けるという見方から、原油価格が上昇したためです。

今後の見通しについて石油情報センターは「アメリカのシェールオイルに増産の動きもあり、このところ原油価格は落ち着いてきているため、来週はガソリン価格が低下するのではないか」と話しています。
東京 荒川区のガソリンスタンドでは22日、レギュラーガソリンが1リットル139円と、この3か月で10円程度値上がりしたということです。

給油に訪れた食品の卸売業の男性は「高くなっていると感じます。仕事でトラックで配送しているので、2日に1回は給油せざるをえず影響が大きいです。トラックは何台もあるので経営には大きな打撃です」と話していました。

また建設業の50代の男性は「仕事で使うのでしんどいです。現場に行くまでにお金がかかってしまい、これ以上値上がりすると、車で移動するのも考えてしまいます」と話していました。

ガソリン価格全国平均140円台に 10週連続値上がり

今週のレギュラーガソリンの小売り価格は、中東情勢への懸念などを背景に原油価格が上昇したことなどから10週連続で値上がりして、全国平均で1リットル当たり140円台となりました。

資源エネルギー庁から調査を委託されている石油情報センターによりますと、20日時点のレギュラーガソリンの小売り価格は、先週より1.8円値上がりして、全国平均で1リットル当たり140.1円となりました。

レギュラーガソリンの価格が140円台となるのは2年3か月ぶりです。また、値上がりは10週連続となり、この間の上昇幅は9円近くになっています。

一方、灯油の店頭価格も18リットル当たりの全国平均で、先週よりも28円値上がりして1484円と10週連続の値上がりとなっています。

これは、サウジアラビアで王子や現職の閣僚が汚職の疑いで逮捕されたことなどによる中東情勢に対する懸念や、OPEC=石油輸出国機構の加盟国など産油国が協調して減産を続けるという見方から、原油価格が上昇したためです。

今後の見通しについて石油情報センターは「アメリカのシェールオイルに増産の動きもあり、このところ原油価格は落ち着いてきているため、来週はガソリン価格が低下するのではないか」と話しています。

東京 荒川区のガソリンスタンドでは22日、レギュラーガソリンが1リットル139円と、この3か月で10円程度値上がりしたということです。

給油に訪れた食品の卸売業の男性は「高くなっていると感じます。仕事でトラックで配送しているので、2日に1回は給油せざるをえず影響が大きいです。トラックは何台もあるので経営には大きな打撃です」と話していました。

また建設業の50代の男性は「仕事で使うのでしんどいです。現場に行くまでにお金がかかってしまい、これ以上値上がりすると、車で移動するのも考えてしまいます」と話していました。