熊本県のゆるキャラ「くまモン」をあしらったSIMフリースマホ「くまモンのすまフォン」が登場します。
「くまモンのすまフォン」は、熊本県でMVNO事業やインバウンド向け事業を手がける地場企業「くまモバイル」と、フランスのモバイル端末ベンチャー「Wiko」が提携して開発するもの。
Wiko製のSIMフリースマートフォン「Tommy」がベースで、5.0インチ HD(1280 x 720)液晶ディスプレイを搭載。本体カラーは熊本県を連想させる赤、背面にはくまモンの絵柄をあしらいます。製品パッケージもくまモン仕様となっており、組み立てることでVRゴーグルとしても利用可能。熊本城をVRで見渡せるコンテンツも用意するといいます。
発売時期は「年内を目指したい」(Wiko Japan 獄 貴友紀氏)としているものの未定。現在は「製品を発注してくれるMVNOを探している」段階だといいます。
なお「他社では10万台じゃないと無理だと言われるが、弊社では1万台とか少ない台数でカスタマイズした端末を出したい」(獄氏)とも述べ、小ロットのカスタムモデルに積極的に取り組む姿勢を明らかに。地域に寄り添ったカスタムモデルを発売し、その端末販売や通信費の収益の一部を、災害復興など地域の発展に役立てるビジネスモデルも想定していると獄氏は語りました。
▲「くまモンのすまフォン」発表で手を組むフランス大使館、くまモン、Wiko Japan、くまモバイルの登壇者