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1558話
地下四階に下りてきたレイの表情は、まさに不愉快と呼ぶに相応しいものだった。
当然だろう。レゼルがいた部屋以外の他の部屋でも、既に妊婦で生き残っている者は誰もいなかったのだから。
結局他の部屋にいた巨人の子供と、食い散らかされた妊婦の死体を纏めて焼き払うことになったのだから。
今更人を殺すというこを躊躇うようなことはなかったが、それでもやはりジャーヤに利用されたにすぎない女達の死体を焼却するというのは、いい気分ではない。
そして、直接手を下したレイが嫌な気分になるのもそうだが、エレーナを始めとした他の女達も不愉快な思いを抱いているのは同様だった。
やはり、自分が同じ女だというのが、そのような気分を抱いた大きな理由だろう。
「地下二階が妊婦とかを待機させておく場所、地下三階が実際に産む場所。地下五階に黒水晶があるってことは……この地下四階には何があると思う?」
「……普通考えれば、巨人を待機させておく部屋じゃない? レゼルが出荷とか言ってたでしょ? なら、その出荷するまでの間、巨人を待機させておくべき部屋は必要でしょうし」
レイの疑問に、マリーナがそう答える。
その答えは誰が聞いても間違っているとは思えなかった。
だが……
「こうして見る限り、巨人がいるようにも思えないけどな」
そう、地下四階は地下三階に比べて狭く、それこそ部屋が一つしかないような場所だ。
つまり、部屋の中に直接階段で下りてきた形だったが、その部屋は何もない空き部屋と言ってもいい光景だった。
出荷したと言っても、先程レゼルが呼び出したように護衛目的の巨人がいてもおかしくはない。
そして護衛の巨人が先程の三匹だけとは、レイには到底思えなかった。
だとすれば、この部屋に巨人がいてもおかしくないのだが……
そんなレイの疑問は、他の者達も同様に感じていたのだろう。不思議そうに……それでいて、何があってもすぐに対処出来るように、警戒しながら部屋の中を見渡していた。
部屋の中で真っ先に目に付いたのは地下五階に続く階段。
それ以外は本当に何もなく、ただ空間が広がっているだけだった。
「マジックアイテムの倉庫とか……個人的にはそういうのを期待してたんだけどな」
「でも、結局ジャーヤが使ってたマジックアイテムは、ジャーヤの錬金術師が作った代物じゃなかったんでしょ? なら、もしマジックアイテムがあっても、対して意味がある物じゃないんじゃない?」
マリーナの言葉に、レイは力なく頷く。
レイも、当然その予想はしていた。
だが、もしかしたら……本当にもしかしたら、という可能性を考えていたのだ。
元々レイがジャーヤに対しての報復をするという依頼を引き受けた最大の理由は、マジックアイテムの奪取にあったのだから。
奴隷の首輪を大量に持っていたこともあり、他にも様々なマジックアイテムがあると思ってたが、実際にはそうでもない。
「一応黒水晶はかなり貴重なマジックアイテムらしいけど……何だか、呪われてるマジックアイテムっぽいし」
レイがうんざりしたように呟く。
黒水晶がメジョウゴという広大な場所に大きな影響力を与えるというのは間違いない。
だが、その与える影響というのが、女を娼婦にして――この辺りは変更が可能だとレイは予想しているのだが――その範囲内で妊娠すると巨人の子供になるという効果だ。
とてもではないが、レイも使いたいとは思わない。
(まぁ、敵対国に潜入して黒水晶を置いてくる……って使い方はありか? いや、けど黒水晶の効果を発揮するには、奴隷の首輪が必要になるんだから、そっちもセットで使わなきゃいけない。つまり、目立つ)
もし敵国で黒水晶を使うのであれば、それこそどうにかして奴隷の首輪を使う必要がある。
そうなると、それこそこのメジョウゴで行われているように、無理矢理奴隷の首輪を付けるといったような手段に出る必要があった。
もしくは、黒水晶に対応している奴隷の首輪は、一目見ただけでは奴隷の首輪のように見えない代物なので、ファッションの類として流行させるといった手段もあるだろう。
……もっとも、その辺りの事情についてはレイも詳しくないので、それが本当に出来るかどうかは分からないが。
ましてや、そこまでして黒水晶を使いたいかと言えば、レイも首を横に振るだろう。
(となると、残る可能性としては黒水晶そのものを何らかの素材として活用する、か? ……素材として使った時点で色々と厄介なマジックアイテムが出てきそうで、ちょっと怖いが)
そんな風に思いながら、レイは地下五階に続く階段に向かう。
「取りあえずこの階には何もないようだし、地下五階に向かうか」
「そうね。……まさか、こうも何もないとは思わなかったから、かなり予想外の光景だったけど」
レイの横を歩きながら、ヴィヘラが呟く。
ヴィヘラにしてみれば、てっきりここには巨人の群れでもいると思っていたのだろう。
だが、実際に来てみれば、出荷後ということで巨人の姿はどこにもない。
それが、ヴィヘラに不満を抱かせた最大の理由だった。
(もっとも、警備用に用意されたのがあの三匹だけだというのは……ちょっと疑問だけどな。ジャーヤも、俺達という存在を認識してるなら、もっと警備を厳しくしてもいいだろうし。その辺りを考えると、不自然なところがある)
そう考えているのはレイだけではないらしく、エレーナやマリーナは階段に向かいながらも、周囲を警戒していた。
当然そんな二人の気配を感じたビューネも、盗賊らしく素早く周囲の様子を確認している。
だが、結局特に何が起きることもなく、レイ達は階段の前に到着する。
「……まさか、本当に何も起きないとは思わなかったな」
しみじみとエレーナが呟くが、その意見には全員が同意する。
実際、レイ達が得た情報が正しければ、地下五階にあるのは黒水晶だ。
そのような大事な物を、そう簡単にレイ達の前に渡していいのかと考えても不思議でも何でもないだろう。
「そうだな。何か罠の類があってもおかしくなかったし、これだけの広さなんだ。攻撃を仕掛けるにも、これ以上ない場所だと思うんだが」
改めて周囲を見回しながら、レイが呟く。
巨人を暴れさせるには、その巨体であるが故に、ある程度の広さを必要とする。
先程ヴィヘラが三匹の巨人と戦った時も、巨人にとっては十分な広さとは言えなかっただろう。
勿論、実際に十分な広さがある場所で戦っても、ヴィヘラが負けるという可能性は万に一つもなかったというのが、レイの正直な思いだが。
「とにかく、こうして罠の一つもなかったのは、俺達にとっては幸運だったのは間違いない。であれば、残るのは地下五階だけだ。地下で何が待っているのかは分からないが、気を引き締めて行こう」
「黒水晶とかいうマジックアイテムがあるんでしょう? なら、こんな場所で気を緩めるような真似は、誰もしないわよ」
常在戦場とでも言いたげな様子のヴィヘラだったが、戦闘を好むヴィヘラにしてみれば、それは寧ろ当然の心構えなのだろう。
そんなヴィヘラの様子に、レイは思わず笑みを浮かべる。
……だが、ヴィヘラにとってはその笑みがあまり面白くなかったのか、若干不機嫌そうな視線をレイに向け、口を開く。
「何よ」
「いや、何でもない。戦闘に関しては、ヴィヘラがいれば安心だなと思っただけだよ。なぁ?」
そうレイが他の面々に視線を向ければ、皆が躊躇いもなく頷く。
そんな周囲の様子に色々と言いたそうにしていたヴィヘラだったが、何かを言っても結局は納得出来なくなると判断したのだろう。
不満そうな表情を浮かべながらも、口を閉ざす。
それを合図にしたかのように、レイ達はそのまま階段を下りていく。
今までと同じく、螺旋型の階段。
ただし、最初の階段のように突然段差がなくなって坂道になる……といった罠の類はない。
この罠を作動させている者達にしてみれば、一度同じ罠を仕掛けて全く通用しなかったのだから、ここで罠を作動させても意味はないと判断しているのだろう。
事実、それは間違っていない。
もしここで階段が急に消えても、レイ達は特に怪我もなく地下五階に着地するだけなのだから。
……これで、もし以前の罠で怪我でもしていれば、多少なりとも話は違ったのだろうが……
そうして、階段を下りていたレイ達がやがて目にしたのは……巨大な……それこそ、高さ三mはあるだろう巨大な黒水晶。
刺々しい形をしており、先端が鋭利に尖っている。
黒水晶の名前通り、色は黒。
それこそ、地下五階にあるマジックアイテムの明かりすら吸い込むのではないかと思えるような、漆黒の水晶。
邪悪と呼ぶに相応しい能力を持っているというのは分かっていても、レイ達はその黒水晶の美しさに一瞬目を奪われる。
だが……次の瞬間には、その顔は驚愕に包まれることになった。
何故なら、その黒水晶の周囲には何匹もの巨人がいたからだ。
丸くなって眠っているが、そこにいるのは間違いなく巨人以外のなにものでもない。
(地下四階にいないと思ったら、ここにいたのか)
何故このようなことになっているのかは、レイにも分からない。
だが、何故か……黒水晶の周囲にいる巨人を見て、違和感を抱くようなことはなかった。
どのような意味があって、このようなことになっているのかは分からなかったが、それでも違和感がないのだ。
まるで、そこにいるのが自然であるかのような光景。
そんな巨人達を見ながら、今更……本当に今更ではあったが、レイは疑問を抱く。
(巨人だけに、食う量も多い筈だ。であれば、当然のように食料も大量に必要になる筈だが……それはどうしてるんだ?)
この地下五階までやって来たレイ達だったが、その途中で巨人の為の食料は見た覚えがない。
一応地下一階の倉庫で干し肉のようなものはあったが、あれはあくまでも人間用の代物だろう。
とてもではないが、巨人が食べる分としては足りなかった。
産まれた時に母親の腹を食い破り、その身体も全てを食らいつくすという光景はレイも見たが、まさかそれ以後は何も食べなくてもいいという筈はない。
そんな疑問を抱くレイだったが、ともあれ今は黒水晶と、その周囲で丸くなって眠っている巨人達に視線を向ける。
黒水晶は地面から生えているかのような形である以上、今こうして見えるのは恐らく半分くらいの大きさなのだろうというのは、レイにも理解出来た。
(ともあれ、あの黒水晶を何とかする必要がある訳だが……あの巨人達が大人しくしている訳がないよな。いっそ奪うのは諦めてこのまま壊すか? ……それだとそれで、何か面倒な出来事が起きそうな気がするし)
階段の上の方から地下五階を観察していたレイ達だったが、これからどうする? と相談を始める。
恐らくこのまま階段を下りて完全に地下五階に到着すれば、眠っているだろう巨人は起きるという確証がレイにはあった。
何か理由があっての確証ではなこく、幾つもの戦いを潜り抜けてきたが故の勘とでも言うべきか。
もしくは、レイが日本にいる時に読んだ、漫画とかでの定番の流れを思い描いてもいる。
「どうする?」
「どうするって言っても……あの黒水晶をどうにかしないと、色々と不味いでしょ? それにジャーヤに対する報復としても、これ以上ないだろう行動だろうし」
真っ先にそう言ったのは、ヴィヘラ。
地下三階での巨人との戦いは、それなりに満足出来るものだったのだろう。
出来れば戦いが起きないか、といったように丸くなって眠っている巨人達に視線を向けていた。
「ここで戦いになったら、黒水晶が壊れるのではないか? であれば、いっそのこと今この場で巨人を攻撃してしまえばいいと思うが。そうすれば、幾らかの巨人は数を減らすことが出来るし、攻撃に気が付いた巨人を引きつければ、黒水晶にも被害が出ないのだから」
「ちょっとエレーナ。折角巨人と思う存分戦えるんだから、出来れば普通に戦わせてくれない?」
「……ヴィヘラの言いたい事も分かるが、そうなると黒水晶に被害が出る可能性があるぞ?」
「そうしないように注意しながら戦うから。……駄目?」
今の時点で、既にヴィヘラは巨人との戦いを思い、その興奮に目を潤ませている。
圧倒的なまでの色気を放つヴィヘラは、その視線をレイに向けるが……
「駄目だな」
あっさりと却下されてしまう。
もし黒水晶がもっと離れた場所にあるのであれば……ヴィヘラの言葉に頷いたかもしれない。
だが、黒水晶の希少さを思えば……そして壊れてしまった時にどのようなことが起きるのかを考えると、やはりヴィヘラの言葉に頷くことは出来ない。
レイはマリーナに何か異論はあるかと視線を向けるも、特に異論はないと頷きを返すのだった。
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