ずっと欲しかった純銅製のおろし金。
でもまだ使えるアルミ製があるし、お高いし…と諦めていたら、手に入れることができたのです!!
ツボエの純銅製のおろし金
先端が鋭利な「タガネ」と呼ばれる道具を使い、刃の角度が35°になるように、金槌などで一目ずつ叩いて掘り起こしています。
プラスチック製のものや大量生産されたおろし金に比べて、耐久性 と 切れ味が優れています。
刃物や食器で有名な新潟県燕市にある株式会社ツボエは、家庭用からプロの料理人が使うおろし金と、目詰まりしないボードヤスリを製造しています。
おろし金ができるまでの工程や製品情報など、見ているだけでもワクワクしちゃいます♡
▶株式会社ツボエのHPはコチラ
手の平サイズがおすすめ
メーカーによって大きさの企画が違うのですが、だいたい5~6段階あります。大きくなれば値段も上がるし重たくなります。
お家でちょっと使うくらいであれば、下から1~2番目くらいの手の平サイズでちょうどいいかなぁと思います。こちらは9.7×18cmになります。
素材本来の味を引き立てる
プラスチック製のおろし器を使っていた時に思っていたのですが、すごく水分が出ておいしくなかったんです。なんでかなぁと調べたら、細胞を壊しているからなんだそうです。
それに引き換え純銅製のこちらは、職人さんが一刃一刃丹念に刃を掘り起こしているので、口当たりのいいおろしに仕上がるのです*
疲れにくい
大根おろしって、結構疲れますよね^^;
飲食店で働いている時、大量に作らなきゃいけなかったのでミキサーでガーッてしてました…。
持ち手の親指に当たる部分が軽くへこんでいるし、刃が鋭いので力をそんなに必要としないのです♪
両面使えるものも
我が家のおろし金は片面なので裏はツルツルですが、刃の粗さが表裏で違うものもあります。表はりんごや大根を、裏はわさび・生姜などの薬味をおろすようなものです。
広告
アルミ製と純銅製の違い
アルミ製のおろし金(左)を使っていました。
特に不自由な点はなかったのですが、なんとなくジャリジャリとした舌触りがずっと気になっていたんです…。
せっかくなのでおろしやすさ、舌触りを比較してみました♪
もう、全ッ然違います!!
見た目では分からないのがすごく残念ですが、とにかくおろしている時も「なにこれ!!」ってなりました。
アルミ製より1.5倍くらい早くおろせるし、「あ、絶対なめらかな大根おろしだ」と思うような手の感触。辛味も純銅製の方が角が立たないように感じました。
お手入れ方法
初めて使う時&使用後は柔らかいスポンジに洗剤をつけて優しく洗います。そして水道水でよく洗い流して乾燥させます。
鉄製品と似てますね^^
▶意外と簡単。鉄フライパンを焦げ付かさず、錆びさせないように使うコツ5つ
注意点
長持ちさせるために、以下のことをしてください。
・使ったらすぐ洗って乾かす
・湿気の多い所に置かない
ただちゃんとこれらのことを守って大切に使っていても、すずメッキ(銀色の部分)の性質上黒ずんでくるそうです。人体に影響はありませんが、気になる場合はクレンザーなどを使って擦り落とすと目立たなくなるそうです^^
黒ずみでなく、緑青が発生した場合は、酢:塩=1:1を混ぜ合わせたものを綿棒に付けて、擦り落としてから洗剤で洗うといいんだとか♪
ちなみに食洗器・食器乾燥機 は NGです。
おまけ
実はこのおろし金、先輩の出産祝いのお返しで頂いたカタログギフトで貰ったものなんです^^
なにがいいかな~ってパラパラめくっていたら、手が止まりました。これしかないと。ずっと欲しいと願い続けた甲斐がありました!!先輩、一生大切に使わせてもらいますね!ありがとうございました♡
今回頂いたものと全く同じ商品は見つかりませんでした。おそらくカタログ用に作られたものだと思われます。
こちらのサイズがほぼ同じですが、ちょっとデザインが違いますね^^;
錆びに強いステンレス製もあります。
しかもリーズナブル!!
おわりに
純銅製のおろし金といえば、「大矢製作所」や「日本橋 木屋」などが有名ですね。本当は包丁と同じ「堺一文字」ものもを買おうと思っていました…けど、どれもかなりいいお値段するんです…。
▶男前過ぎるキッチングッズ。見た目も切れ味も文句なしの包丁「堺一文字光秀」
ツボエのおろし金は、これらに比べたら少しお手頃なのにすごく上質なので、「気になるけど値段がねぇ」っていう方にオススメしたいなぁと思っているりえっこなのでした*
関連記事▶高価な炊飯器はいらない。初心者でもうまくご飯が炊ける萬古焼のご飯鍋
▶お味噌入れるなら野田琺瑯のスクウェアMがちょうどよかったです
▶メリットがデメリットに…。自立するヒノキのまな板を長く使うためには
最後まで見てくださってありがとうございます。
更新の励みになりますのでクリックしてもらえるととても嬉しいです♪