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Cakewalk、全製品の開発/販売を終了…… SONARの次回アップデートも中止に
Gibson Brandsは2017年11月17日(米国時間)、Cakewalk製品の積極的な開発や生産を中止することを発表しました。これによって日本にユーザーの多いSONARも、アップデートやサポートが事実上終了することになります。
Gibson Brandsの発表によると、同社は今後、Philipsブランドで展開しているコンシュマー・オーディオ製品のビジネスに注力していくとのこと(Gibson Brandsは2014年に、Philipsのコンシュマー・オーディオ事業を行なっていた会社を買収しています)。Synthtopiaに掲載されたCakewalkのCEO、ノエル・ボースウィック(Noel Borthwick)氏のコメントによると、Cakewalkのサーバーは当面維持されるとのことで、アップデーターなどは引き続きダウンロードできるもよう。しかし毎月実施されていたSONARのアップデートは中止されるとのことです。
Gibson Brandsにはその昔、Visionを開発していたOpcode Systemsを買収、ほどなく業務を終了させてしまった“前科”がありますが、Cakwalkも同じような結末を迎えてしまいました。SONARは日本では人気の高いDAWだけに、今回の発表は非常に残念です。