米軍 アフリカで過激派組織拠点を爆撃 100人以上殺害

米軍 アフリカで過激派組織拠点を爆撃 100人以上殺害
アメリカ軍は、ソマリアでイスラム過激派組織の拠点を爆撃して戦闘員100人以上を殺害したほか、リビアでも空爆を行ったと発表するなど、トランプ政権下でアフリカの過激派組織に対する空爆を強化しています。
アメリカ軍は21日、ソマリアの首都モガディシオの北西およそ200キロに位置するイスラム過激派組織、アッシャバーブの拠点を爆撃して戦闘員100人以上を殺害したと発表しました。

アッシャバーブは、国際テロ組織アルカイダとつながりがあるとされ、ソマリアで勢力を拡大しながら政府機関などを狙ったテロを繰り返していて、ソマリア政府は先月、モガディシオで350人以上が犠牲になった爆弾テロ事件も、この組織の犯行だと断定しています。

アメリカのトランプ大統領は、アッシャバーブの掃討作戦を支援するため、ことし3月、アメリカ軍にソマリアでの空爆を強化する新たな権限を与えることを承認し、アメリカ軍はことし9月以降、今回の爆撃を含め合わせて9回の空爆を実施したとしています。

また、アメリカ軍は21日、リビアでも、先週から今週にかけて過激派組織IS=イスラミックステートの戦闘員を狙った空爆を行ったと発表しました。

リビアでの空爆は、この3か月近くで10回に上っているということで、イラクやシリアでISへの軍事作戦が大詰めを迎える中、アメリカ軍は、アフリカの過激派組織に対する空爆を強化しています。
米軍 アフリカで過激派組織拠点を爆撃 100人以上殺害

米軍 アフリカで過激派組織拠点を爆撃 100人以上殺害

アメリカ軍は、ソマリアでイスラム過激派組織の拠点を爆撃して戦闘員100人以上を殺害したほか、リビアでも空爆を行ったと発表するなど、トランプ政権下でアフリカの過激派組織に対する空爆を強化しています。

アメリカ軍は21日、ソマリアの首都モガディシオの北西およそ200キロに位置するイスラム過激派組織、アッシャバーブの拠点を爆撃して戦闘員100人以上を殺害したと発表しました。

アッシャバーブは、国際テロ組織アルカイダとつながりがあるとされ、ソマリアで勢力を拡大しながら政府機関などを狙ったテロを繰り返していて、ソマリア政府は先月、モガディシオで350人以上が犠牲になった爆弾テロ事件も、この組織の犯行だと断定しています。

アメリカのトランプ大統領は、アッシャバーブの掃討作戦を支援するため、ことし3月、アメリカ軍にソマリアでの空爆を強化する新たな権限を与えることを承認し、アメリカ軍はことし9月以降、今回の爆撃を含め合わせて9回の空爆を実施したとしています。

また、アメリカ軍は21日、リビアでも、先週から今週にかけて過激派組織IS=イスラミックステートの戦闘員を狙った空爆を行ったと発表しました。

リビアでの空爆は、この3か月近くで10回に上っているということで、イラクやシリアでISへの軍事作戦が大詰めを迎える中、アメリカ軍は、アフリカの過激派組織に対する空爆を強化しています。