ITパスポート試験(あいぱす)に関わる、情報処理の
基礎の基礎を面白く楽しくお話しする連載です。超初心
者に向けて、頑張ってやさしく書いています。これをき
っかけに。もっと知りたい!面白っ!そんな気持ちにな
ってくれたら、うれしいな!
本日は「OS」についてです。
OSとはオペレーティングシステムのこと。いわゆる基
本ソフトの一つで、役割としてはコンピュータと人間の
仲介をする。通訳のようなお仕事をしています。
コンピュータは0と1しか理解しません。そのコンピュ
ータに自分の意志を伝えたい人間とのあいだには大きな
隔たりがあります。この間を取り持つのがOSといえる
でしょう。
OSの種類
・目的で分けると
・サーバ用(WindowsServer Unixなど)
・パソコン・スマホ用(後述)
・IoT・組み込み用
・見た目で区別すると
・CUI 文字ベースで操作するOS
・GUI アイコンやカーソルベースで操作するOS
(ほとんどのOSがこれに該当する)
・動作で区別すると
・シングルタスク
一度に一つの仕事をします。自分、不器用ですから。
・マルチタスク
一度に複数の仕事をします。ほとんどのOSがこれ。
このように、分けると本当にOSっていろいろな種類
があり、そのなかから仕事にあったものを選んで使っ
ているわけですが。主なものとしてはこんなものが。
いろいろなOS
Windows
ご存知、シェアの大半を未だに占めるOSです。
MacOS
だいぶ盛り返してきました。MacのOSですね。
Linux(Unix)系
有志によって開発され、ディストリビューション
として様々な派生があります。Ubuntuが有名。
スマホ用
iOS
iPhoneで使用されているOS。MacOSをベースに
しています。
Android
google開発のスマホ用OS。ソフトウエアの開発が
容易。
この他にも色々ありますが、このくらいにしておきま
しょう。
BIOSって?
OSというよりはファームウエアといいます。ハード
ウエアの起動を行い、入出力を有効にします。そして、
そのあとの処理をOSにバトンを渡す仕事をしていま
す。
32bitと64bitの違いは?
一度に処理できる仕事量の違いです。どっちが良いか
というと数字が大きい方が高速になりますが、同時に
処理できる量に対応したアプリでなければ、使えなく
なります。
次回は「分散処理」についてとりあげてみましょう。