Strategy Analyticsは、スマートフォン向けのスマート仮想アシスタントに関する調査結果を発表した。2017年時点で、各仮想アシスタントのスマートフォン販売台数ベースシェアは、Googleが45.9%でトップ。これにAppleの41.1%が続く見込み。
スマート仮想アシスタントは、すでに高価格帯スマートフォンで当たり前の機能だそうだ。2017年に世界各地で販売された卸売価格が300ドルを超えるスマートフォンの場合、すでに93%超に最初から仮想アシスタントが搭載されているという。
比較的価格の安いスマートフォンに採用されるAndroid OSの影響で「Google Assistant」が大きく貢献し、より安価な機種への搭載も急速に進むとみる。そして、2020年には、卸売価格100ドル超スマートフォンの80%以上に仮想アシスタントが初期搭載されると予想した。
2017年と2022年における、仮想アシスタントのシェア見通しは以下のとおり。
2017年:45.9%
2022年:60.3%
2017年:41.1%
2022年:17.0%
2017年:12.7%
2022年:5.4%
2017年:13.0%
2022年:22.7%
2017年:0.1%
2022年:0.1%
なお、人工知能(AI)の力を利用する仮想アシスタント機能は、スマートフォンの処理性能に限界があることから、データ処理のほとんどをクラウド環境で実行する。そのため、反応が遅く、確実なネットワーク接続が常に要求される。
ただし、今後スマートフォンの性能向上により、機械学習や各種AI処理をスマートフォン上で済ませられるようになり、応答性が著しく改善されるという。そして、スマート仮想アシスタントの応答速度が、特に高価格帯スマートフォンで重要な差別化要素になるとした。
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