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金栄健介 ボタニカルアートの世界【霊峰三山背くらべ】 白山伝説・菊仙女白山スーパー林道手前にブナオ山観察舎がある。そのブナオ山北側に水晶谷があり、霊気漂う水晶滝がある。 七一七(養老元)年ごろの話だ。滝から少し離れた岩に、いずこから来た人か分からず十余年、煮た物を食べず、いつも菊を取って食する貴女がいた。近くの村人たちは、菊女や菊仙女と呼んでいた。貴女は「これから天下の名山を周遊する。その記念に菊を植えよう」と立ち去った。村人たちが病気になり、菊をせんじて飲むとたちまち治り、お礼に小さな宮を建てた。 菊仙女は白山の神「菊理媛(くくりひめ)」で、当滝から「白山菊酒」が誕生した。 (金沢中日文化センター講師)
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