麻原死刑囚の四女 両親を相続人から除外

麻原死刑囚の四女 両親を相続人から除外
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オウム真理教の麻原彰晃、本名・松本智津夫死刑囚の四女が都内で会見し、両親と縁を切るため、みずからが死亡した場合、両親に遺産を相続させないよう求める申し立てを行い、裁判所に認められたことを明らかにしました。
松本智津夫死刑囚の28歳の四女は、弁護士とともに東京 霞が関で記者会見しました。

それによりますと、四女は、両親と縁を切るため、みずからが死亡した場合、遺産を相続させないために、両親を相続人から除外する申し立てを横浜家庭裁判所に行い、認められたということです。

裁判所は、父親の松本死刑囚が地下鉄サリン事件など複数の事件を起こしたことや、母親が四女の養育を教団の信者に任せていたことなどが相続人から除外する要件の「虐待」や「その他の著しい非行」にあたると判断したということです。

滝本太郎弁護士は、松本死刑囚の精神状態などについて、東京拘置所から書面で説明があったことを明らかにしました。それによりますと、ことし2月に診察した精神科医は「少なくとも明らかな精神的な障害は生じていないと思われる」という所見を示したということです。また、運動や入浴の時間には独居房から出てくるものの、今回の審判の当日は出てこなかったということです。

四女は「2人を親として思い浮かべることはありません。罪の重さを考えると死刑執行以外に責任を取る方法はないと思います」と話しました。

麻原死刑囚の四女 両親を相続人から除外

オウム真理教の麻原彰晃、本名・松本智津夫死刑囚の四女が都内で会見し、両親と縁を切るため、みずからが死亡した場合、両親に遺産を相続させないよう求める申し立てを行い、裁判所に認められたことを明らかにしました。

松本智津夫死刑囚の28歳の四女は、弁護士とともに東京 霞が関で記者会見しました。

それによりますと、四女は、両親と縁を切るため、みずからが死亡した場合、遺産を相続させないために、両親を相続人から除外する申し立てを横浜家庭裁判所に行い、認められたということです。

裁判所は、父親の松本死刑囚が地下鉄サリン事件など複数の事件を起こしたことや、母親が四女の養育を教団の信者に任せていたことなどが相続人から除外する要件の「虐待」や「その他の著しい非行」にあたると判断したということです。

滝本太郎弁護士は、松本死刑囚の精神状態などについて、東京拘置所から書面で説明があったことを明らかにしました。それによりますと、ことし2月に診察した精神科医は「少なくとも明らかな精神的な障害は生じていないと思われる」という所見を示したということです。また、運動や入浴の時間には独居房から出てくるものの、今回の審判の当日は出てこなかったということです。

四女は「2人を親として思い浮かべることはありません。罪の重さを考えると死刑執行以外に責任を取る方法はないと思います」と話しました。