- Diary
- │2017年09月21日 Masafumi Negishi│
WannaCry 亜種のその後の観測状況
2017年5月、ランサムウェア WannaCry の感染活動が世界中で観測されました。WannaCry は SMB の脆弱性を利用して感染を拡げるワーム機能を持っており、インターネット経由で爆発的に感染が拡大する要因となりましたが、幸いなことにキルスイッチ機能を持っていたため、比較的早い段階で収束しました。しかし 5月末からこのキルスイッチ機能を無効にした亜種の活動が観測されはじめ、6月以降も活発な活動が継続しています。本記事では IIJ のハニーポットで観測されている最近の WannaCry 亜種の活動状況を紹介します。