沖縄県の翁長雄志知事は20日午後、那覇市で19日に起きた米海兵隊員による飲酒運転死亡事故について、在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン在沖米四軍調整官と県庁で会談した。翁長知事は「綱紀粛正、再発防止に努めると言っても、県民は疲れ果てて何ら信用できない。とても良き隣人とは言えない」と抗議した。
ニコルソン氏は「非常に残念で悲しく言葉では言い表せない。米国民を代表して哀悼の意を被害者と家族に表したい。これまで改善してきたが、努力が足りなかった。心からおわび申し上げる」と謝罪した。
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