毎週土曜に放送中のドラマ「オトナ高校」(夜11:05-11:59テレビ朝日系)。本作の撮影現場に潜入し、遊び心たっぷりの教室セットについてや、独特の世界観で描かれる「オトナ高校」ができるまでなど、貴島彩理プロデューサーと美術プロデューサーの丸山信太郎氏から話を聞いた。
大人ならではのデザインが施された教科書の表紙には四十八手!?
30歳ながら女性経験ゼロのため「オトナ高校」へ強制的に入学させられた荒川英人(三浦春馬)らが通う「オトナ高校」が使用する教科書も、大人ならでは(!?)のデザインとなっており、保健体育の教科書に至っては、なんと体位を模型で表現するほど…!
丸山氏は「教科書は面白おかしくしたかったのと、それでもコメディーになりすぎないように、本当に教科書として存在しそうなテイストにしています。保健体育の表紙は、四十八手を使用してみました(笑)」と教えてくれた。
また、貴島Pも「国が大真面目に、恋愛や性交について教育しようとするとこうなるんじゃないか?というラインを狙っています。“全力で真面目にやっているのに、なんかズレてる”という部分が面白さに繋がれば…と思っています」と小道具へのこだわりも盛りだくさんに詰まっている。
“オトナ”が通う学校ならではの厳しいルールも!?
英人たち30オーバーの童貞や処女たちが通うことになった教室に潜入すると、大真面目に性交渉にまつわる校則や校訓が堂々と掲げられ、校則はよく読むと笑えてしまうし、校訓はインパクト大でとても強烈だ。
また、1人1人に支給されている生徒手帳も実は中身がしっかり作ってあるという。「助監督さんが一生懸命、中身を考えてくれて。読んでみたら“校内で性行為に発展した場合は事後ただちに担任に申告すること”とか、細かい決め事ができていて(笑)。
『校則はこうでいいのか?』と、みんなで真顔で会議もしたのですが、途中“私たちは何を真面目に話し合っているんだ!?”と爆笑になったり。現場では明るく真剣に“エロ”に取り組んでいます!」と、貴島Pは語り、細部にまで“エロ”をちりばめているようだ。
教室に配置されている動物の縫いぐるみの意味は!?
また、教室内には動物の縫いぐるみもチラホラ。天井際廊下側の窓からは「オトナ高校」の校章マークにも使われているつがいのフラミンゴがいたり、直立したタヌキも鎮座されていたりする。
丸山氏は「フラミンゴのピンク色を使いたかったことと、フラミンゴでハートを作りたくて、校章マークに入れてみました。フラミンゴのつがう姿もいいですよね。それに、人の裸だと生々しいので(笑)、タヌキに裸になってもらって、直立させてみました。察してください(笑)」と、何げないセットにもしっかりと意味が込められている。
セリフにも、もちろん“エロ”を盛り込んだ際どいワードが満載!!
英人や権田勘助(高橋克実)、園田真希(黒木メイサ)ら、いわゆる恋愛弱者な生徒を追い込むのは、20代の若き教師陣。すでに5人の子を持つ担任・山田翔馬(竜星涼)や、清楚系と見せつつ誰にでも体を許してしまう小悪魔系の副担任・姫谷さくら(松井愛莉)は、卒業の兆しが見えない生徒たちに全く容赦がない。
毒舌で恋愛理論をただき込みつつ、ドギツイ発言で英人を追い込んでいく。
第1話でさくらは生徒たちに避妊具を配布するなど、未経験者たちには刺激的なシーンの連続で、「台本で読むよりも、実際に声に出して演じて頂いたらすごく過激で。クランクインする前の顔合わせでは、思わずみんなで爆笑しました。
竜星さんと松井さんが、口にするのも恥ずかしいはずのセリフを力強く言ってくださって、若いお二人の一生懸命さがよりドラマを面白くしてくれています」と、貴島Pも絶賛する。
竜星と松井にオファーした際については、「竜星さんは『こういうのがすごくやりたかった! 台本を読んでこんなに爆笑したのは初めて! 全力を尽くします』と力強く言ってくださいました。松井さんは、こんな過激なセリフを言うとは思えない人が…という部分に面白みがあると思ってお願いしました。
『頑張ります!』と真っすぐな目で、とてもキラキラした笑顔で言ってくださったので、逆になんだかとても申し訳ない気持ちになりました(笑)」と打ち明けた。
オープニングで三浦が見せる見事なダンスにも大注目
強制的に「オトナ高校」に通う生徒たちの表情とは裏腹に、オープニングでは笑顔でキレキレのダンスを見せる三浦が印象的だ。
ミュージカル「キンキーブーツ」(2016年)でも、高い評価を受けた三浦がそのスキルを遺憾なく発揮しており、「リピートが止まらない!」とくぎ付けになったファンも続出。
貴島Pは、「オトナ高校にイヤイヤ通っている英人たちだからこそ、オープニングではあえて、笑顔で楽しそうな様子を描きたかった。本編とのアンバランスさを作りたいと監督と相談して、周回遅れの青春を楽しんでいるイメージにしました」と狙いを語る。
そして、「英人たちも、不本意ながら始まった学園生活を、いつしかこのオープニングのように、楽しめるようになっていければ」と秘めた思いもあるそうだが、果たしてそんな日はやってくるのか、今後の展開も気になるところだ。
真っすぐな英人たちの成長をリアルに描きたい
今後の展開について「年齢的には“大人”になったこじらせ男女が、人として成長していくさまをきちんと見せていきたい。ですが、裏テーマとして、『人はそう簡単には変わらない』ということも描きたいなと。
年齢を重ねていくと、“変わること”がだんだん難しくなってくると思います。子どものときのように素直になれないことも増えてくる。でも、オトナ高校に出てくる人々は、みんな実はピュアでまっすぐな人たち。
そんな彼らが1歩1歩、成長していきつつも、これまで積み重ねてきた30年強を簡単には変えることができない…そういう部分も含めて、リアルに描いていければ…と思っています」と語る貴島P。
無事に英人たちは、真の“オトナ”になれるのか…。まだまだ悪戦苦闘することになるであろう彼らの成長ぶりに注目だ。
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2018年4月2日(月)にスタートする連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。クランクイン後初となる取材会が岐阜・東濃地方で行われ、ヒロインを務める永野芽郁が出席した。
本作は北川悦吏子の脚本によるオリジナル作品で、病気で片耳を失聴したヒロイン・鈴愛(すずめ)が、高度経済成長期からバブル期、そして低成長時代へ、幾多の失敗にもめげずに七転び八起きの人生を駆け抜ける姿を描く。
このチームはついている!
10月23日にクランクインを迎えるも、台風21号の影響を受け、撮影初日に合わせた会見は中止になっていた。
永野も「あ〜、やってまった!」と思ったそうだが、それでも撮影に影響は出ず、順調に撮り進めているとのことで、「このチームはついているな」と感じたと明かす。
また、「ふとした瞬間に『私、今“朝ドラ”撮っているんだな』と思うんです。『これからずっと、ここにいる人たちと一緒にいるんだな』と思ったり」と、しみじみコメント。
もう終わりが見えた!?
だが、すぐに「あっという間に、終わっちゃうんだろうな。もう、“終わり”が見えています!」と全開の笑顔に戻ると、クランクインからの勢いや撮影現場の居心地の良さを、独特の表現で語った。
なお、鈴愛の幼なじみ・律役には佐藤健、母・晴役に松雪泰子、父・宇太郎役に滝藤賢一の他、中村雅俊、風吹ジュン、原田知世、谷原章介、余貴美子らの出演が決まっている。
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テレビ朝日系ほかで放送中の帯ドラマ劇場「トットちゃん!」(毎週月~金昼0:30-0:50ほか)で、ディーン・フジオカがNHKの講師役で出演することが分かった。
同ドラマは、40年以上の長きにわたって「徹子の部屋」(毎週月曜~金曜昼0:00-0:30、テレビ朝日系)の司会を務め、常にエンターテインメント界の第一線で活躍を続けてきた黒柳徹子とその家族の激動の昭和史を描く。
黒柳徹子の熱望で実現!
黒柳が今最も注目している俳優の一人としてディーンの出演を熱望し、ディーンがそれに応える形で今回のゲスト出演が実現。
ディーンが演じるのは、アメリカ帰りのNHK講師・河毛博。NHK専属俳優の最終選考に残った徹子(清野菜名)に“テレビの可能性”について講義するという役どころだ。専属俳優に合格したとはいえ、毎日叱られてばかりの徹子に、テレビ俳優としての熱き使命を熱血授業で説いていく。
「テレビジョンによって、世界は永遠の平和を実現できるかもしれない」「あなた方はテレビジョンを成功に導くため、全身全霊で努力しなければなりません」と熱弁をふるう河毛に、徹子ら専属俳優の一期生たちは感動し、徹子も思わず「ステキ……」とうっとりする一幕も。
清野菜名もうっとり!
清野自身も「ディーンさんとは1年半前にお仕事をさせていただいて、今回また再会できたことがうれしかったです。1年半ぶりのディーンさんもかっこよかったです」とリアルでもうっとりしたことを告白。
黒柳本人が研修時代に出会った実在の講師をモデルとしたドラマオリジナルのキャラクターである河毛は、アメリカでテレビジョンについて学んできたという設定で、グレーのチェックジャケットに黒ベースのネクタイというスタイリッシュな衣装をまとって登場する。
ディーンは「徹子さんから出演オファーをいただき本当にうれしかったです。役者として、一人の人間として尊敬する徹子さんの人生の物語の一部に、短いシーンではありますが登場する機会をいただけたことをとても誇りに思います」と明かす。
ディーン扮する河毛が出演するのは11月22日(水)放送の第38話の1シーンのみ。“使命”と“誇り”を徹子にレクチャーするディーンの熱演に注目だ。
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テレビ朝日系ほかで放送中の“帯ドラマ劇場”「トットちゃん!」(毎週月~金曜昼0:30-0:50ほか)で、近藤真彦が昭和を代表する名優、故・森繁久彌役で出演することが分かった。
同ドラマは、40年以上の長きにわたって「徹子の部屋」(毎週月曜~金曜昼0:00-0:30、テレビ朝日系)の司会を務め、常にエンターテインメント界の第一線で活躍を続けてきた黒柳徹子とその家族の激動の昭和史を描く物語。
「もうあなたに任せたわ」
黒柳本人も近藤の出演を望んでいたものの、キャスティングについては制作側に一任しており、森繁役に決定したことを近藤が報告した際は「『エッ!』と驚いていらっしゃいましたが、そのあと『もうあなたに任せたわ』というお言葉をいただきました」とエールを送られたことを告白した。
「おやじのヒゲ13」(1992年TBS系)などで森繁と共演経験がある近藤は、「さまざまな映画作品を拝見し、もちろん『徹子の部屋』第1回目の映像は数えきれないぐらい繰り返して見ました」と明かす。
いろいろ悩みました
さらに、「本当に魅力的な方。森繁さんの自然体が、見る人を感動させてきたのではないでしょうか。僕も最初は森繁さんの物まねをした方がよいのか、近藤真彦が演じる森繁久彌がよいのかいろいろ悩みましたが、その中間でうまく演じられた気がします」とアピールした。
近藤が演じる森繁が登場するのは、11月24日(金)放送の第40話から。「知床旅情」をしっぽりと色っぽく歌い上げ、「きちんと森繁久彌として歌うことができたと思います」と語る近藤の歌声にも注目だ。
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NHK BSプレミアムで2018年1月7日(日)より放送されるプレミアムドラマ「平成細雪」で、中山美穂が主演を務めることが明らかとなった。
本作は谷崎潤一郎の代表作「細雪」を、平成を生きる女性たちの物語に置き換え、映像化する作品。
中山美穂、高岡早紀、伊藤歩、中村ゆりが名家に生まれた四姉妹を演じ、何不自由なく生きてきた女性たちが、バブル崩壊を機に新たな人生へと歩み出す姿を描く。
高岡早紀は四姉妹の次女役で出演
中山は「今から70年ほど前に発行されたのちに、映像や舞台でさまざまに演じられたこの作品。一人の作家が生み出した物語と登場人物の個性。変化しながらつながれてきた時代の、この作品のほんの一部になれることをとても光栄に思います」とコメント。「平成の四姉妹、たくさんの方々に愛されますように」と呼び掛ける。
三女役で出演する伊藤歩
また、脚本を務める蓬莱竜太は、劇団の座付き作家として多くの骨太な作品を手掛けている人物。2009年には、第53回岸田國士戯曲賞を受賞している。
中村ゆり演じる四女は、恋多き奔放な女性
本作の執筆に際しては、「名作『細雪』を平成に置き換えることで、『失われていくもの』『得ていくもの』そして『変わらないもの』がよりクローズアップされる作品になるのでは」と告白。
「バブル崩壊後、幸福への価値観が急速に変化していったあの時代に、四姉妹はそれぞれあらがったり、流されたり、受け入れたりしながら、それでも生きていかなければなりません。その姿が悲しくもあり、滑稽でもあり、たくましくもある気がしました」と語っている。
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2017年の年末に、ドラマ「黒い十人の秋山」がテレビ東京系で放送されることが決定した。主演は、ドラマ初の単独主演となるロバート・秋山竜次。
同ドラマは、クリエイターズ・ファイルも大きな話題を呼び、普段から細かいキャラクターの作り込みとなりきりぶりに定評のある秋山が、日本ドラマ史上初となる(?)一人10役に挑む物語。
オペラ歌手、美人秘書、外国人画家、建設会社社長、美容整形外科医、サーファー、プロゴルファー、ファッションモデル、猫を飼う男、トータル・ファッション・アドバイザーと、秋山が演じ分ける10人の色濃いキャラクターの作り込み、そして緊張感あふれるストーリーとなっている。
秋山は、「初めて台本を頂いて読んだ時、謎解きサスペンスでハラハラして面白いと思いました。ストーリー自体楽しんでもらえる話になっていると思います。
僕はもちろん頑張りますが、カツラ業者さん、メークさん、スタイリストさんにもかなりの負担が掛かると思いますので頑張ってください(笑)」と冗談交じりにコメント。
“秋山竜次ミステリー”あらすじ
世界的オペラ歌手のディナーショーを目当てに、離島のホテルを訪れた刑事の桐島さなえと、部下の取手。ところが台風の影響でホテルに来るはずの客船が足止めになってしまい、ディナーショーは延期に。
しかも落雷による停電が。それから数分後、客の本庄一朗の秘書が本庄の部屋の様子がおかしいと訴える。従業員とともに部屋に入ると、なんと本庄は殺されていた。
犯人はどうやら窓から逃げたらしいが、停電の間に宿泊棟に出入りした可能性があるのは宿泊客の10人に限られる。
オペラ歌手、被害者の美人秘書、外国人画家、建設会社社長、美容整形外科医、サーファー、プロゴルファー、ファッションモデル、猫を飼う男、トータル・ファッション・アドバイザー(全て秋山竜次)。
この一癖も二癖もあるキャラクターの容疑者たちを取り調べていくと、意外な事実が浮かび上がる。二転三転する展開、果たして真犯人は一体誰だ?
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11月16日(木)に放送される木曜劇場「刑事ゆがみ」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジ系)第6話に、新田真剣佑、MEGUMI、新井美羽の出演が決定した。
震えました
従来は制作側からオファーをかけることが多い中、第6話では新田本人から「浅野(忠信)さんと共演したい」と“逆オファー”。新田は「震えました」とまさかの共演実現に感激しきり。
そんな第6話では、弓神(浅野)と羽生(神木隆之介)の凸凹バディが、プラネタリウム内で発生した傷害事件を捜査することに。被害者は、25歳にして総資産額300億円を誇る若手IT実業家・貝取勝平(新田)だった。
弓神と羽生は容疑者を洗い出そうとするが、貝取は強引な企業買収を繰り返しており、大勢の人間から恨みを買っていることが判明。
その中の一人、望遠鏡メーカー「スタームーン」の創始者・星月亘(辻萬長)が容疑者として浮上するが、星月の孫娘・光希(新井)がアリバイを証言する。
緊張する現場
新田は、今回の共演について「神木くんは以前も一緒の作品に出演しているのでとても楽しみでしたが、浅野さんは今回初めてお会いしました。日本だけでなく、海外の作品にも出られており、俳優として非常にすてきだなと思っておりました。なので、久々にこんなに緊張する現場に立ちました」とコメント。
利益のためには手段を選ばない若手IT実業家役を演じ、「貝取は、普段の生活ではあまり見掛けない特殊でとことん嫌なヤツだと思います。あくまでもストーリーの中なので、貝取を僕だと思わないで見てください(笑)」と呼び掛けた。
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玉森裕太主演ドラマ「重要参考人探偵」(毎週金曜夜11:15-0:15テレビ朝日系)。玉森、小山慶一郎、新木優子、古川雄輝が“ほっこり”座談会を開催。互いの印象や撮影現場での必需品などについて語り合ってくれた 。
――玉森さんは人見知りだとドラマが始まる前のインタビューでは言っていましたが、実際はいかがですか?
小山:最初は探ってたと思いますが、今は人見知りっていう感じはしないね。自分の時間を持っている人だなという印象かな。今話し掛けない方がいいのかなとか、今は集中してるんだろうなって思う時間はあると思いますね。
玉森:そういうふうに見えてました?
小山:うん、見えてるよ。
玉森:それ、違うんです、僕の中では(笑)。
小山:集中してる時間じゃないの? せりふ言ったりしてるからてっきり…。話し掛けてもイラっとしない?
玉森:全然大丈夫です!
小山:ホント? 先輩はすごく気を使ってました(笑)。じゃあ、今度から話し掛けるわ。やっぱり、意外と大丈夫な人だと思うな。意外と受け入れ口は広いし、現場でガラッと印象が変わりました。
新木:私も全く一緒です。こちらが壁を作らなければ、オープンな感じ。朝のあいさつもすごく、なんというか…。
玉森:…爽やか?(笑)
新木:はい! 爽やかです(笑)。現場に入ってきたら、「おはよう」って声も掛けてくださるので、現場に入ってから人見知りじゃないと思いました。最初の顔合わせでは、「人見知りなのかな?」って思っていたんですけど、現場に入ったらそんなことないですね。
小山:俺もそう思う! 問題はココですよ。玉ちゃん(玉森)とふるぽん(古川)という、人見知り同士。どう見えているのかな?
古川:僕から言わせると、玉ちゃんは人見知りではないですね。僕が!…人見知りです。
小山:このレベルは人見知りじゃない、と。
古川:社交的だと思いますよ。
玉森:ふるぽんはめちゃくちゃ人見知りだよね。ドラマって長い時間一緒にいるから大丈夫なんです。僕よりもふるぽんの方が人見知り激しいなって感じがしますね。
古川:そうですね…(笑)。
小山:ふるぽんと普通に会話できるようになったら、ずいぶん仲良くなれたってことになるよね。だって、今も記者さんに人見知りしてるでしょ?(笑)
古川:いやいや…(笑)。
カリカリ梅?
――撮影現場に必ず持っていくものはありますか?
小山:そういえばふるぽんは、何にも持ってこないね。現場バックも持ってないよね。
古川:そうですね、持ってないですね…。
玉森:ポッケに入れるスタイルだもんね。
古川:そう、常にポッケに入れちゃいますね。玉ちゃんは?
玉森:何だろう…本、携帯、財布、たまにカリカリ梅。
小山:カリカリ梅!?(笑)
玉森:カリカリ梅とか、好きなお菓子を1個現場バックに入れておいて、空き時間に食べるスタイルです。
小山:僕はハンドスピナー! くるくるくるってやつ!
玉森:めっちゃ、今どきじゃないですか(笑)。
小山:あれ、「何がいいんだろう?」と思って買ってみたんです。やってみてもよく分からないけど、やってます(笑)。
新木:あれ、小山さんのだったんですね! この間(小山の)マネジャーさんがやってるの見ちゃいました(笑)。私は最近乾燥が気になり始めたので、喉にいいショウガのあめを買いました。そのあめの辛さが3段階くらいあるんですが、一番好きな味が一番弱いものなんですね。でも、間違えて一番辛いあめを買ってしまったので、消費するために喉が痛い方に渡しています(笑)。
11/10OAの第4話
「死体役なら圭の右に出るものはいない」という浪江社長(滝藤賢一)の提案と売り込みで、なぜか舞台俳優デビューすることになった弥木圭(玉森)。絶海の孤島にある洋館で起きる殺人事件を描いたミステリー仕立ての舞台に、“一番初めに殺される男”として出演することになる。
初舞台を前に緊張する圭に、劇団員の紅栞(雛形あきこ)は「この世は舞台、人はみな役者」と書かれた紙を渡し、緊張をほぐそうとしてくれる。
しかし、開演直前のセット裏で主演俳優の黒井創(福田悠太)と東ルナ(矢作穂香)が言い争っている様子を目撃した圭は、不審に思う。そんな中、ついに舞台の幕が開く!
舞台開演もつかの間…。圭は、シモン藤馬(古川)、早乙女果林(新木)ら観客が見守る眼前で、黒井が殺されているのを発見する。
死体役にはなれず、またしても第一発見者になってしまった圭。登一学(豊原功補)ら警察から疑いの目が向けられる中、死体発見直前に何者かが舞台セットの裏に逃げていくのを見たことを思い出し、「今回こそは俺が疑われることはない」と胸をなでおろす。
今回の殺害現場には『1+11』という謎の数式が残されていた。黒井からの最後のメッセージだったのではないか…?
みんなが考え込む中、演出家の極利郎(佐伯新)が「この数式を漢数字に置き換えると“圭”になる」ことを発見してしまい、圭は結局疑われてしまうはめに…。
一方、「劇中殺人」という特殊なシチュエーションでの事件に居合わせることができなかった周防斎(小山)は悔しさをあらわにしながら、電話で事件捜査に参加。
斎の指令で劇団員への聞き込みを開始したシモンは、栞から以前に黒井と付き合っていたことを聞き出す。そしてそんな二人を快く思っていなかった人物がいたことが判明する。
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TBS系で毎週日曜に放送中の「陸王」。このたび、ドラマの劇中歌を担当するLittle Glee Monster(通称:リトグリ)が撮影現場を訪問。役所広司や山崎賢人、竹内涼真、寺尾聰ら出演者とあいさつを交わし、「Jupiter」「Seasons Of Love」の2曲を熱唱した。
第1話で役所演じる宮沢の心情を表現するシーンで流れたことで、ネットを中心に話題が広がった劇中歌「Jupiter」。この曲を歌うリトグリは、人気、実力を兼ね備えた話題の5人組女性ボーカル・グループだ。
ことしの春、リトグリのライブを訪れた伊與田英徳プロデューサーが、その歌声に感動。今回の劇中歌の起用につながった。
第3話までの放送でリトグリが歌う劇中歌として流れたのは「Jupiter」だが、今後はシーンによって流れる曲が変わるという。
撮影現場を訪問したリトグリ
11/12OAの第4話
11月12日(日)放送の第4話では、紆余(うよ)曲折がありながらも、ついにソールの素材として最適な硬さのシルクレイを作ることに成功する大地(山崎)と飯山(寺尾)。
「陸王」完成への道はまだまだだが、大きな一歩を踏み出したことを祝し、宮沢は2人に加え、他の社員たちも居酒屋「そらまめ」に集め、今までの苦労をねぎらう。
そして後日、次の段階へと移るため、宮沢は茂木(竹内)の足型を取らせてもらうべく、ダイワ食品陸上競技部を訪ねる。
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2018年1月スタートのフジテレビ系木曜劇場が「隣の家族は青く見える」に決定。深田恭子が主演を務めることが明らかとなった。
深田恭子が妊活
コーポラティブハウスに住む家族たちの葛藤と成長をハートフルに描くヒューマンドラマで、深田は、家の購入を機に“妊活”を始める女性・五十嵐奈々を演じる。
深田の夫・五十嵐大器(だいき)は松山ケンイチが演じる。大器は、中堅玩具メーカーに勤めるサラリーマンで、心優しいがちょっと頼りない夫という役どころだ。
小さなアパートで住宅購入のための資金をためながら二人きりの生活を楽しんでいたが、“コーポラティブハウス”を購入したことをきっかけに、大器の母が心待ちにしていた子づくりをスタート。
ところが、そう簡単には子供を授からず…。子供をつくることがどんなに大変なことなのかを痛感しつつも、妊活に立ち向かっていく姿を描く。
コーポラティブハウス?
“コーポラティブハウス”とは、さまざまな家族が自分たちの意見を出し合いながら作り上げる集合住宅で、一戸建てより安く、マンションよりデザインにこだわりを追求できるという理由で近年、注目されているという。
主演に決まった深田は「オリジナルストーリーである本作の台本を読ませていただいて、家族同士であっても一見しただけでは分からないさまざまな思いが渦巻いていて、それがどのように絡み合っていくのか、私自身とても楽しみにしています」とコメント。
「松山ケンイチさんとは、大河ドラマ『平清盛』(2012年NHK総合ほか)以来の夫婦役となりますが、現代的な悩みを抱えたこの夫婦がどう歩んで生きていくか、新たな夫婦の形を演じていきたいです。
大切な人と思いがつながるために葛藤している、そんな愛らしい家族や恋人たちを見て、皆さんの隣にいる人たちに目を向けるきっかけになればと思います」と意気込みを語っている。
一方、夫となる松山は「深田さんとは一度大河で夫婦を演じたことがあるので、また夫婦を演じられることがうれしいです。(個人的に家族に対して思うことは)仕事にかまけて家族のコミュニケーションを怠ってしまうことが一番残念なことだと思います。
どんなに仕事がうまくいっても、何のために働いているのかが分かっていなければ本当の幸せには届かないと思っています。自分自身の課題でもあります」と自身の思いを明かす。
「ドラマだから物語や人物像が都合よく描かれるということでは今回の題材を描く意味がないと思うのでスタッフキャスト全員で深めていければと思います。風邪をひかないように頑張ります」と独特の表現でアピールした。