OneNoteユーザー必見!知っているだけで得するちょっとした便利機能10選
- 三輪 きらら
- 2017年11月20日
- ニュース
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2015年卒、2年目ライター。
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Office製品と言えば、WordやPowerPoint、Excelなどがありますが、忘れてはならないのがOneNoteで、 テキスト はもちろん、写真や動画なども保存することができる無料のノート ツール です。
図形や表なども自由に保存できることに加えて描画 ツール も搭載されているため、ただのノート アプリ としてだけではなく、アイデアや企画などをまとめるためのフリーノートとしても使用できます。
今回は、OneNoteを使用している方にオススメしたい、ちょっとした小技10選をご紹介します。
どれも難しい操作ではありませんが作業効率をあげてくれる便利な機能ばかりですので、OneNoteを使用しているのであればぜひマスターしてみてはいかがでしょうか。
なお、本記事内でご紹介しているのは「OneNote 2016(以下、OneNoteと表記)」、スクリーンショットで使用している
デバイス
はWindows10です。
OneNote ユーザー にオススメの便利機能10選
1. 動画を埋め込む
YouTubeなどの動画の
URL
をコピーして貼り付けると、OneNote内に動画を埋め込むことができます。この機能を使用すれば、動画を見ながらメモを取ることができるほか、OneNote内で2つ以上の動画を同時に動画を再生することも可能です。
step1.

step2.

step3.

2. PDFファイルでエクスポートする
例えば、Windows
ユーザー
が作成したOneNoteファイルをMac
ユーザー
に送信する場合、文字化け防止などの観点からファイルを変換する、PDFファイルでエクスポートするなどの配慮が必要となります。特にPDFファイルでエクスポートしておけば基本的には
デバイス
を問わずに書類を確認することができるため、ビジネスマンであればエクスポート方法を覚えておくことをオススメします。
step1.

step2.

step3.

3. ノートコンテナーを結合・分割する
OneNoteでは、 テキスト や写真などの コンテンツ を自由に配置してオリジナルの「ノートコンテナー」の作成が可能です。

step1.

step2.

step3.

step4.

4. 画面を切り取って挿入する
PCの画面全体、または画面の一部を切り取ってOneNote内に挿入する機能です。この機能を使いこなせば、スクリーンショット機能として活用できるほか、撮影した画面にはメモなどを書き込むことも可能です。
step1.

step2.
自動的にスクリーンショットを撮影したい画面がOneNoteの上に表示され、同時に半透明になります。ここで切り取りたい範囲を選択してください。
step3.

step4.
撮影した画像がOneNote内に表示された後、画面上部のメニュー画面「描画」をクリックすると描画
ツール
が表示されますので、画像内にメモを書き込むことができます。
5. リンク を使って共有する
OneNoteでは、相手にメールを送信してサインインしてもらい、ファイルの閲覧はもちろん編集権限を与えることなども可能です。しかし、メールアドレスを知らない場合やチームメンバー全員に共有したい場合、メールアドレスを使用した共有が難しい場合もあります。そこで共有
リンク
を作成することで、簡単にファイルを共有することができるようになります。
step1.
共有したいファイルを開いた状態で、画面上部のメニューから「ファイル」をクリックします。
step2.

step3.
共有メニューが表示されますので「共有
リンク
の設定」をクリックします。さらに表示されるメニューで権限の設定も可能ですので、閲覧のみの場合は「表示
リンク
の作成」を、編集権限を付与する場合は「編集
リンク
の作成」をクリックしてください。
step4.
リンク
が作成されますので、コピー&ペーストしてチャット
ツール
などを使用して共有してください。
6. メモを検索する
OneNoteを使用していると、メモやファイルの数が多くなってしまい必要なメモを探すだけで時間がかかってしまうことがあります。これでは作業効率を低下させて生産性を下げてしまいかねません。そこで
キーワード
を使用した検索機能を使用すれば、素早く該当のメモやファイルを見付け出すことができて非常に便利です。
step1.
OneNoteを起動して任意のファイルなどを開くと、画面右上に検索ボックスが表示されていますので、クリックしてください。すると検索範囲を指定することができます。なお、デフォルトでは「すべてのノート」での検索が可能になっています。
step2.
検索範囲を指定して検索ボックス内に
キーワード
を入力すると
検索結果
が表示されますので、該当のメモやファイルを開いてください。
7. 手書きの文字を テキスト に変換する
描画で書かれた文字を
テキスト
に変換できる機能です。特に読み方がわからない漢字を
テキスト
に変換するときに活用できます。
step1.
ファイルを開いた状態で、画面右上のメニューから「描画」を選択します。線
ツール
(画像赤枠部分)で色ペンを指定し、マウスなどを使用して手書きでの描画を行ってください。描画をしたら「描画」メニューの中から「入力」を選択し、描画範囲を選択します。
選択した状態で「描画」メニューの中から「インクを
テキスト
に変換」をクリックしてください。なお、この機能は
テキスト
以外にも数式にも適用することができます。数式を手書きで描画した場合は「インクを数式に変換」をクリックしてください。
step2.
これで
テキスト
への変換は完了です。
8. Officeで作成したファイルを画像イメージとして取り込む
WordやPowerPointなど、Office製品で作成したファイルであれば画像としてOneNote内に取り込むことができます。取り込んだ画像にはメモなどを直接書き込むことも可能ですので、例えば作成した企画書をOneNoteに取り込み、チームメンバーに共有してさらにメモなどを書き込むなどの活用ができます。
step1.
まず、OneNoteに画像として取り込みたいファイルを開き、画面上部に表示されているメニューから「ファイル」をクリックしてください。
step2.
画面左側にメニューが表示されますので「印刷」をクリックします。そのまま印刷に関する設定を行う画面が表示されますので、プリンターの一覧から「send to onenote2016」を選択して「印刷」をクリックしてください。
step3.
自動的にOneNoteが開かれ、ペーストする場所を選択できるボックスが表示されますので、指定してください。
step4.
画像がOneNote内にペーストされていることが確認できれば、完了です。
9. クイックノートを使う
クックノートは、電話応対の内容をメモするなど、サクッとメモを取る必要がある際に便利な機能です。OneNoteを起動せずにメモを取ることができますので、OneNote
ユーザー
はぜひ活用をオススメします。なお、クイックノート機能はWindows/Macを問わず使用できますが、OneNoteを起動せずにショートカットキーから利用する機能についてはWindows
ユーザー
のみ対応しています。
step1.
まずデスクトップ下に隠れているインジケーターの中からOneNoteのアイコンをクリックします。
step2.
デスクトップ上にメモ画面が表示されますので、入力してください。入力後は☓アイコンをクリックしてメモ画面を終了すると、OneNote内に自動保存されます。
step3.
作成したメモを確認する場合は、OneNoteを起動して「マイノート」をクリックし「クイックノート」を選択します。
step4.
「クイックノート」が表示され、作成したメモを確認することができます。
10. 用紙サイズの設定
OneNoteではページを紙の資料として印刷することも可能です。ただし、自由にテキストや画像を配置できるため、あらかじめ印刷したい用紙サイズを指定した状態で、
テキスト
や写真などのノートコンテナーを
レイアウト
する必要があります。万が一、指定したサイズ外にノートコンテナーが配置されている場合、該当のコンテナーは印刷対象外となりますので注意してください。
step1.
印刷したいファイルを開き、画面上部のメニューから「表示」を選択し「用紙サイズ」をクリックします。
step2.
画面右側に用紙サイズを指定する画面が表示されますので、サイズを選択してください。
まとめ
企画書を作成する際、ご紹介した便利機能は、「スクリーンショットを埋め込む」「手書きメモを加える」「参考となる動画も埋め込んでノートを作成」「共有 リンク 機能でメンバーに共有する」というように組み合わせて活用することで、より自由に使いこなすことができます。
OneNoteは、まっさらな自由帳のような
ツール
です。何でも書き込むことができますので、ご紹介した便利機能を活用しつつ、ビジネスの様々な場面で使用してみてはいかがでしょうか。