こんにちは。
適応障害で休職中(もうすぐ退職予定)のたまご豆腐です。
今日は、転職活動で元気づけられた話について書きたいと思います。
転職サイト経由で再びエントリーしてみた
休職したばかりの頃、一度転職活動をしたのですが、体調のこともありしばらくは転職について考えずにいました。
(過去記事:適応障害で休職中の私が転職活動をしていた時の話)
退職が決まったので、再び転職サイトをのぞきはじめることにしました。
少し興味のある求人があったので、試しにマイナビ転職で申し込んでみました。
すると数日後にサイト経由で連絡がきて、奇跡的に書類選考に通っていました。
面接は前日の診察で医師に止められていたのですが、調子が良ければ行ってみたいと思っていました。
いよいよ面接。冷や汗が止まらないけどもう逃げたくない
面接の前日は、早めに布団に入ったのですが緊張のせいか全然寝ることができませんでした。
夜中に何度も起きてしまいました。
朝7時ごろに起きたのですが、しばらくはずっと冷や汗が止まりませんでした。
彼からは「無理しないで」と言われていたのですが、上手くいかなくてもいいから逃げたくない、と思っていました。
この前、一度転職の選考をドタキャンしてしまったこともあったので、今回こそは自分に自信をつけるためにも面接に行きたい気持ちがありました。
冷や汗が止まらなかったので、とりあえず頓服で出されている抗不安薬を飲みました。
「たいしたことない」と自分に言い聞かせながら、提出書類や服を準備しました。
面接は夕方からだったのですが、準備しているうちにあっという間にお昼過ぎになってしまいました。
遅れるのが不安だったので集合時間よりもかなり早く着くように家を出ました。
結局近くのカフェで1時間以上待っていました。
待っている間に、抗うつ剤であるレクサプロを服用しました。
とても和やかな雰囲気で進んだ面接。気持ちも晴れやか
面接はとても和やかな雰囲気で進みました。
面接官の方も、色々とこちらの良いところを引き出してくれるような質問の仕方をしてくれました。
話している中で、少しミスマッチングがありそうかな?と思うところもあったのですが、笑顔で面接を受けることができました。
面接の時だけなのかもしれませんが、一般の会社ってこんなに丁寧に扱ってくれるんだ…と少し感激しました。
そして何より初対面の方と普通にお話できたことが嬉しくて仕方ありませんでした。
というのも、両親・医師・彼氏以外の人と会話したのもとても久しぶりのことだったからです。
面接が終わった後は、とても晴れやかな気持ちでした。
両親に面接を受けたことを報告
上機嫌になっていた私は、帰ってきてから両親にも面接を受けてきたことを報告しました。
レクサプロのおかげで元気が出ていたのもあるかもしれません。
両親には必要以上に心配をかけると思ったので、これまでも転職活動をすることは言っていませんでした。
母からは案の定「あまり無理しないでほしい」と言われましたが、面接が楽しかった旨を伝えると「良かったね」と言ってくれました。
私が元気そうにしている姿を見て安心したのかもしれません。
その日は面接をしてくださった企業に御礼のメールをして、早めに布団に入りました。
疲れていたのか安心したのか分かりませんが、久しぶりに薬なしで寝付くことができました。
面接を受けたことが自信につながった
面接を受けてから一週間後に、マイナビ転職を通して連絡がきました。
結果は残念ながら不採用でした。
正直落ちているだろうなと内心思っていたものの、実際に不採用の連絡がくるとやはり少し落ち込んでしまいました。
ただ、200人以上応募があった中で、面接に呼んでもらえたことは(面接を受けた方は8人ほどだとおっしゃっていました)とてもありがたいことだし嬉しいことだと思いました。
職歴1年未満、資格なしのクソみたいな経歴で書類選考に通ったことにも少しだけ勇気をもらえました。
医師や家族以外の人と会話することのなかった生活で、面接ができたことは私にとって良い刺激になりました。
そして何より、不安から逃げずに面接を受けられたことが自信にもつながりました。
元気な人からすれば当たり前のことですが、今までできなかったことがまた一つできるようになった気がしたのです。
転職活動は無理のない範囲で続けていきたい
来月からはいよいよ無職になってしまうので、焦る気持ちが大きいです。
ブランクがあけばあくほど、きっと転職へのハードルもどんどん高くなっていくでしょう…。
ただやはり医師の言うように、私が今すぐにフルタイムで働けるかというと難しいと思います。
落ち込みは薬のおかげで以前よりおさまっているのですが、100%の力で走っていたと思ったら途中で電池が切れたかのようにばたりと疲れ果ててしまうことが多いのです。
特にここ最近は退職の手続きで職場と連絡をとりあったため、精神的に疲弊していました。
そのせいでしばらくの間、落ち着いてこのブログを書くこともできませんでした…。
なので今後は、生活リズムを整えたり体力をつけたりしながら、無理のない範囲で転職活動を続けていけたらなと思っています。
精神疾患で休職中の皆様へ
結果的に今回の転職活動は、私にとってプラスの方向に働きましたが、これを読んでも皆様は決して無理をなさらないようにしてください。
書類を揃えるのも面接を受けるのも、かなり体力も気力も使いました。
もし、面接で嫌な思いをしてしまったりすると、余計辛くなってしまい病状が悪化する可能性もあると思います。
不採用だった時にはやはりどうしても落ち込んでしまいますし…。
私と同じように休職しながら転職活動をしようとしている方は、ちゃんと医師と相談しながら進めるようにしてくださいね。