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三宮への移転が決まった神戸文化ホール=神戸市中央区楠町4(撮影・小森有喜)
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三宮への移転が決まった神戸文化ホール=神戸市中央区楠町4(撮影・小森有喜)

 神戸の玄関口・三宮の再整備を巡り、神戸市は20日、神戸文化ホール(同市中央区楠町4)の大ホールを三宮駅南東地区に建設するバスターミナル1期ビル内に、中ホールを市役所2号館(同市中央区加納町6)を建て替える複合庁舎に、それぞれ移すなどの公共施設再配置計画を発表した。中央区役所や市勤労会館などが建つ一画に建設する同ビルは三宮再整備の核となる施設で、同市は2025年度の開業を目指す。

 移転後の大ホールは1500席、中ホールは700~900席となる計画。ホール利用者の利便性向上とともに、集客効果により一帯の活性化を見込む。市役所2号館の建て替え完了は25年度以降となる。

 1973年開館の神戸文化ホールは地下2階、地上6階の延べ床面積1万8千平方メートル。大ホール(収容2043人)は音楽、中ホール(同904人)は演劇が中心で、興行よりも文化の普及・継承やアーティスト育成につながる公演に力を入れ、市内の学校や団体の成果発表の場としても定着している。

 市は16年度から築40年を過ぎた同ホールのあり方を検討してきた。JR神戸駅や高速神戸駅から数百メートルのなだらかな上り坂が年配者らの負担になっていることや、解体・建て替えの数年間を休館しなければならないことから、現地建て替えを断念し、利便性の高い三宮への移転を決めた。跡地の活用方法は未定という。

 同ビルは1階などを中長距離バスターミナルとし、低層部に商業・集客施設、中高層部にオフィスやホテルなどが入る見通し。西隣に2期ビルも建設される。また、中央区役所と勤労会館の機能は市役所3号館を建て替える総合庁舎に移し、勤労会館1階にある三宮図書館は規模を拡大した上で1期ビル内に置く。(森本尚樹)

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