久しぶりの半日オフは、ホリエモン&前田裕二に見事殺されたが、しかし今年はまだ、オフ日(半日)がある。
純粋なお客さんとして参加したかったので、年明けからスケジュールを空けてもらっていたのだ。
12月28.29.30日に開催される『天才万博』と、12月7日に上演される舞台『グッドコマーシャル』である。
『グッドコマーシャル』は僕が25歳の頃に書いた本で、これまで何度も何度も再演され、そして今回、後輩の佐藤太一郎君が再演してくれるというので、「これはもう作り手とかじゃなくて、純粋にお客さんとして楽しみたい!」と思い、稽古などには一切参加せず、口を挟まず、お客さんとして観に行くことにした。
(※そういえば、映画化の話が頓挫したのだった。あったね、そんなこと(*^^*))
これがもう楽しみで、楽しみで。
基本的に僕は、僕がお客さんとして観たいものを作っているで、今回のような参加のしかたが一番嬉しい。
12月7日は、ステージ裏の関係者席からではなくて、客席からガン見するつもりだ。
はぁ~、楽しみ!
そんな『グッドコマーシャル』を上演する座長の佐藤太一郎君が、今回の舞台にかける想いをFacebookに書いていたので、無許可でコピペしておく。
こちらだ↓
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『嫌われ者の象徴』(by佐藤太一郎)
西野亮廣さんに初めて出会ったのは、いまから5年前。
2012年に出演させてもらった、しゃかりき駐在さんというABCコメディの時だった。
稽古が終わり、他のキャストが誰もいなくなった後、一人舞台に残って黙々と稽古をしている西野さんの姿があった。
後日飲みに行かせてもらった時に、コメディであんなにも稽古をする芸人さんって珍しいですねと言ったら、「出てくれた人を全員おいしくしたいから、そのためにはまわしがちゃんとしとかんとあかんからね」と言っていた。
その頃の西野さんは、世間から好感度が低いと言われ、嫌われ者の象徴のような存在だった。
西野さんより先輩の芸人から聞く話も、否定的なものが多かった。
ところがどっこい、直接お会いして、一緒に飲ませていただいた西野さんは、優しくて、熱くて、まるで少年のような先輩だった。
先輩やけど、なんて可愛げのある人なんだろうと思った。
飲みながら話す内容も、前向きで、未来を見ていて、いつもやる気がわいてくる。
それにこの人は、どれだけ飲んでも、後輩の悪口だけは絶対に言わない。
そして、挑戦している人に対して、これでもかというほど優しい。
きっとそれは、自分自身が挑戦し続けていく中で、たくさんの先輩や周りの人達から、否定され続けてきたから。
俺は新喜劇座員の中で、役者という新しいポジションを確立させたいと思い、佐藤太一郎企画という芝居のイベントを続けている。
なぜ新喜劇座員なのに、役者というポジションを確立させたいのか?
それには二つ大きな理由がある。
一つは、俺自身が子供の頃、TVで新喜劇を観て泣いたことがあり、人を笑わせるだけでなく、感動もさせれる新喜劇という芝居に大きな衝撃を受けたから。
そしてもう一つは、他の座員と同じ戦い方(同じ時間の使い方)をしても、新喜劇の中で生き残れないと思ったから。
ところが、今でこそ少しはマシになったけれど、佐藤太一郎企画を立ち上げた当初は、「新喜劇座員がなんで芝居のイベントなんかすんねん!」「芝居がしたいんやったら新喜劇辞めろや!」と、否定批判の大合唱。
周りには誰もおらず、孤立無援だった。
そんな中、俺がやっていることを「面白い」と言ってくれたのが、西野さんとロザンの菅さんだった。
菅さんについては、同じ文量ぐらい書きたいことがあるので、また別の機会に。
とにかく、面白いと思っている人から、面白いと言ってもらえることほど、嬉しいことはない。
キングコングとしての西野さんも尊敬しているが、作家としての西野さんの作品も大好きで、絵本や小説、ビジネス本も、読ませてもらっている。
西野さんの著作の中に、『グッド・コマーシャル』という小説がある。
とある一軒家の二階の密室で起こる、サスペンスコメディ。
悲劇が喜劇になり、笑いが感動へと変わっていく。
俺が子供の頃、新喜劇を観て泣いたように、笑わせるだけでなく、こんなにも感動もさせれるなんて、なんてこの人は凄いんだという衝撃を受けた。
この小説は、元々舞台脚本を小説化したものだと聞き、どうしてもこの舞台脚本が読みたくなり、西野さんに原稿データをいただいた。
脚本を読んだ時、面白過ぎて震えた。
たった三人だけで演じる、ノンストップエンターテイメント!
この作品を佐藤太一郎企画では、節目のたびに上演させてもらっている。
俺が新喜劇入団10周年の時は、俺と西野さんと藤井隆さんの3人で、なんばグランド花月で上演した。
そして今年、東京のルミネtheよしもとで、『グッド・コマーシャル』を上演する。
出演は、俺とプリマ旦那の野村くんと祇園の木﨑くん。
作家である西野さんを感動させたい。
そして、西野さんの作品をたくさんの人に知ってもらいたい。
この作品のファンだからこそ、最高の芝居に仕上げて皆さんに届けます。
12/7、一緒に笑って感動しましょう!
【公演情報】
吉本新喜劇 佐藤太一郎企画その20
『グッド・コマーシャル』
作:西野亮廣(キングコング)
演出:片岡百萬両(片岡自動車工業)
日程:
2017年12月7日(木)
19:00開場 19:30開演
場所:
ルミネtheよしもと(東京・新宿)
料金:
前売3500円 当日4000円(全席指定)
【チケット取扱い】
■チケットよしもと
http://yoshimoto.funity.jp/
TEL:0570-550-100
(Yコード:999-050)
■チケットぴあ
http://t.pia.jp/
TEL:0570-02-9999
(Pコード:597-721)
■ローソンチケット
http://l-tike.com/
TEL:0570-000-407
(Lコード:39142)
【問い合わせ】
チケットよしもと予約問合せダイヤル
0570-550-100(問合せ:10:00~19:00)
【出演】
佐藤太一郎(吉本新喜劇)
野村尚平(プリマ旦那)
木﨑太郎(祇園)
《声の出演》
警官:片岡百萬両
アナウンサー:南愛美
軍事ジャーナリスト:内木場圭佑
ニュージーランド西郷:キタノの大冒険
CMの声:西野亮廣
【あらすじ】
とある理由で「苦しまず死にたい」と嘆く一人の男。そんな男を人質にとり、金銭を要求する立てこもり犯。更にはその事件の交渉人。
この3人の意外な結びつきにより、事件は思いも寄らぬ事態へと展開する・・・。
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太一郎さん好きなので、即購入しました♡
楽しみにしてます(*^^*)
どきどきしてる💗💗💗