みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今週も明るく楽しくヨタ話から参りましょう。
クボタの欧州事業を取材するために、オランダ、ドイツ、ベルギーと駆け足で巡っております。クボタ様には友人が経営する田中農園で田植え機とコンバインの試乗をさせていただくなど、相当にムリなお願いをしておるのですが、今回はクボタ最大のトラクターM7シリーズの試乗を行うという、さらなる無理筋を含んだトラベルであります。
出発前の羽田空港のJALカウンターでチェックインをしていると、「フェルさ~ん」と呼ぶ声が。振り向くとALAPAのチームメートであるJuri Ko Edwards嬢が。ニューヨークへヨガの武者修行に行かれるのだとか。いや、グーゼンでした。
そしてパリへ向う機内でBALSの高島郁夫社長と邂逅。さらにさらに、パリの空港ではSolaの吉武広樹シェフにバッタリ。Solaは開店からわずか2年でミシュラン1つ星を獲得し、予約が取れない店として有名です。シェフとは一昨年コペンハーゲンのNOMAでご一緒していたのでした。
こちらは世界最大の農機具ショーである、ハノーファーのアグリテクニカ会場。開場を翌日に控えたクボタのブースは最後の仕上げに大わらわであります。ミシュランのスタッフが、巨大なタイヤにデカール貼り付ける作業をしていました。
しかしアメリカの穀倉地帯で使われるトラクターはさらにデカい。中には500馬力なんて化物のようなトラクターもあります。クボタの大型も、彼の地では中型扱いです。ところがこの「中型」には、これまた特殊なディマンドがありまして……これは後々書いていきましょう。マーケティングの妙が分かるお話です。
会場ではクボタの木股昌俊社長にインタビューのお時間をいただきました。こちらの内容は年明けに公開となります。社長の就職秘話も収録予定。これは今でどのメディアにもお話されていない内容です。お楽しみに。
設営会場ではランボルギーニの古いトラクターが現役で働いていました。珍しいので写真をパシャパシャ撮っていたら、「そんなに好きなら乗っていいよー」と。ランボはもともとがトラクターのメーカーですからね。
ということで本編へと参りましょう。SUBARUインプレッサの開発者で、商品企画本部のプロジェクト ジェネラル マネージャー、井上正彦氏のインタビュー最終回(4回目)です。
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