肩こり・腰痛・東村山市・整体

筋膜とは

 

全身の組織は膜組織でおおわれています。

 

筋肉を覆っている膜を筋膜といいます。

 

そして、その膜はすべてつながっています。

 

 

筋膜の障害

 

筋膜の状態による障害のパターンは3つ考えられます。

 

その1.筋膜にシワができてしまった状態

筋膜

 

左の図のように筋膜にシワができてしまっています。

 

脳は筋肉の緊張具合と筋膜の状態をモニターしながら筋肉を活動させています。

 

筋膜がたるんでしまっていると、脳は筋肉が緩んでいる状態だと判断して緊張させるように指令を出します。

 

筋肉が緊張しても筋膜はたるんだ状態なので常に筋肉が緊張した状態になってしまいます。

 

緊張した状態によって血流が低下したり、疲労物質が蓄積することで、コリ感や痛みを発症します。

 

肩こりの一番の原因だと考えられています。

 

筋膜の部位と状態によって手や足にしびれを放散することがあります。

 

 

その2.筋膜と骨や血管や神経などの組織と癒着を起こしてしまっている状態

筋膜

 

左の図のように正常な場合は骨膜と筋膜は離れているので筋肉は収縮や伸張の際にスムーズに動きます。

 

また、組織からの老廃物やリンパ、血液は滞りなく流れます。

 

癒着を起こしていると、筋肉はスムーズに動きません。

 

動きによって痛みが出ることがよくあります。

 

老廃物やリンパは滞りやすく、それによって痛みやむくみの原因となります。

 

骨との癒着だけでなく、神経や血管の膜と癒着を起こすこともあります。

 

実際には骨との癒着は少ないです。

 

神経や血管との癒着はよくあることです。

 

血管は弾力性があるために癒着していても筋肉と一緒に動くため症状が出ません。

 

しかし、動脈硬化や血圧コントロールを妨げる一因になっていることもあるので注意が必要です。

 

神経は血管に比べて弾力性が乏しいので、筋肉が収縮や伸張した際に症状が出ます。

 

前屈した際に足の裏に痛みを感じるのは坐骨神経と筋膜がどこかで癒着を起こしているからだということもあります。

 

その3.筋膜と他の筋肉の筋膜が癒着した状態

 

筋膜

 

 

 

ある筋肉と他の筋肉の筋膜が癒着している状態です。

 

 

 

関節が動くと筋肉が伸びます

 

筋膜

癒着した部分に引っ張られて、一部分の筋肉は伸ばされて、他の部分はたるんでしまいます。

 

こうなると、筋肉は伸ばされているのか、縮んでいるのかわからなくなってしまいます。

 

このような状態がコリ感や筋力低下を引き起こします。

 

筋膜の障害の原因

 

○外傷による炎症後の癒着

 

○血流が低下した筋肉の老廃物の蓄積による癒着

 

○細菌などの感染

 

○虚血炎症による癒着

 

○猫背のように筋肉が伸ばされた状態が長い時間続いたためによる膜のたるみ

 

などが原因として考えられます。

 

筋膜のたるみや癒着の治療

 

筋膜を伸ばしてあげることで筋膜の癒着やたるみはリリースされます。(筋膜リリース)

 

 

セルフ筋膜リリース

 

自分で筋膜をリリースする方法です。

 

筋肉が伸びた状態を30秒以上キープします。

 

出来れば1分キープするのが望ましいです。

 

この時、呼吸は止めずに深い呼吸を続けるように心がけます。

 

ヨガを行うことが筋膜をリリースする行為につながります。

 

普通に行われているストレッチでは、筋肉を伸ばしている時間が短いので筋膜がリリースされないので効果が無いのです。

 

ストレッチしている状態を30秒~1分キープすることにカギがあります。

 

15分ぐらいストレッチ状態を続けていると、筋膜が伸ばされ続けて、逆に悪化してしまいます。

 

猫背の姿勢を続けることは、筋膜を伸ばし続けて状態を悪化させる行為です。

 

デスクワークやゲームに熱中すること、スマホに熱中することは筋膜の癒着を作りやすい状態にあると考えられます。

 

同一姿勢を続けづに、こまめに体を動かすことをお勧めします。

 

もし、同一姿勢を続けてしまってコリ感を感じたら、筋膜をリリースするストレッチを行いましょう。

 

筋膜リリースによる治療をお求めならば

 

コリ感は筋膜が原因かもしれません。

 

筋膜リリースによる治療をお求めならば、丸山カイロプラクティックにご相談ください。

 

丸山カイロプラクティック

 

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