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1555話
「ぐるぁ……ぐらああぁああっ!」
ヴィヘラの一撃で膝を砕かれた巨人が、最初の巨人と同じように床に倒れ込む。
違ったのは、適当に手を振り回すのではなく、ヴィヘラという相手を狙って手を振るったことか。
だが、それでもヴィヘラはあっさりとその動きを見切り、先程同様に巨人の力を利用して投げる。
相手の力を利用しての投げである以上、それは巨人の力が強力であればある程に強力な一撃となる。
ましてや、今度の一撃は先程のように仲間の巨人に向かって投げるのではなく、巨人の力をコントロールし、触れていた手首とと肘、肩の関節を極めながら床に叩き付けたのだ。
巨人の体重は、優に二百kgを超える。
下手をすれば、三百kg近いだろう。
その体重が関節を極められた場所に集中し……そうなれば、例え頑強な身体を持つ巨人であっても、それに耐えることは不可能だった。
一度に何ヶ所もの骨が折れる音が周囲に響く。
部屋の中では今も巨人の子供が妊婦を体内から食らいながら産まれてきており、その音がそこら中に響いていたのだが……そのような音があっても、聞き逃さないような、鈍い音が周囲に響く。
「があ、があぁ……があああああああああああっ!」
「ちょっとうるさいわね。貴方はもういいわ。それなりに楽しめたし」
間接を極めながら投げ、そのまま間接を折る……いや、砕くという真似をしたのだから、当然のようにヴィヘラは叫んでいる巨人の近くにいる。
そんなすぐ近くで、巨人の口から出された絶叫を聞けば、当然のようにうるさいと感じ、眉を顰めてしまう。
そうしてそっと叫んでいる巨人の頭に手を触れる。
腕の痛みに喚いている巨人は、そっと触れられた感触には気が付くこともなく……
「ふっ!」
そのままヴィヘラの必殺技とでも言うべき浸魔掌が放たれ、次の瞬間には巨人は眠るように命の炎を消す。
外見から見ただけでは、巨人の頭部は殆ど損傷がない。
……いや、目や耳、鼻、口といった場所から血を流しているのを見れば、外見で異常がないとはとても言えないだろうが。
だが、傍から見ただけでは、ただヴィヘラが巨人の頭部に触れただけにしか思えないのだ。
しかし、触れただけで巨人の頭部の中身は、骨も肉も血も、そして脳も……その全てが破壊されてしまっている。
「何が……何が起きた……」
巨人達とヴィヘラの戦闘を少し離れた場所で見ていたレイは、そんな声を聞く。
誰がその声を発したのかと言えば、それは考えるまでもなこの場にいるレイ達以外の人物で、巨人を呼び寄せたレゼルに他ならない。
巨人の力に対し、半ば絶対的な自信を持っていたのに、まさかこうも容易く倒されるとは思ってなかったのだろう。
(巨人か。個体として考えれば、そこそこ強い。今の行動を見る限り、簡単な連携も出来てるようだし。だが……それでも、結局はそこどこ程度だな。戦いの場所にもよるんだろうが)
ここは、戦闘を行うような場所ではなく、あくまでも妊婦が巨人を産む場所だ。
……正直なところ、レイとしては腹を食い破って出てくる巨人の赤ん坊を見れば、とてもではないが産むという言葉を使いたくはなかったが。
ともあれ、そのような場所である以上、巨人の最大の長所たる身体の大きさと、その巨体から生み出される圧倒的な膂力を十分に活かすことは出来なかった。
特に大きかったのは、妊婦が横になっているベッドだろう。
妊婦が身動き出来ないように革ベルトでベッドに縛り付けられていることもあり、ベッドを迂闊に壊そうものなら、その上にいる妊婦も被害を受ける。
いや、ジャーヤに協力している者であれば、妊婦が多少怪我をしたところで特に気にはしないのだろうが……その腹の中にい巨人の子供は別ということだろう。
もしくは、暴れている巨人も妊婦の腹の中に自分の同族がいるということを理解しているのではないか? とも、レイには思える。
ともあれ、そのような場所だけに巨人は動きにくく、結果としてヴィヘラにいいようにやられていた。
「さて、次はそっちね。……あら、どうやらもう準備は整っているようね。さぁ、楽しみましょう?」
最初に投げられた巨人は砕かれた右膝を床につきながらも、憎々しげな表情をヴィヘラに向ける。
もう一匹の巨人は、無傷――仲間をぶつけられて軽い打撲等はあるが――で、そのまま憎々しげにヴィヘラを睨み付ける。
そんな二匹の巨人に向けて笑みを浮かべるヴィヘラだったが、その笑みは恐ろしく艶のある笑みだった。
レイ達の中で一番女の艶を持っているのは誰かと言われれば、全員が間違いなくマリーナを上げるだろう。
だが、今こうして巨人に向けて笑みを浮かべているヴィヘラは、そんなマリーナに負けない程に女の艶を持っていた。
いっそ、淫らなと表現した方が相応しいのではないか、とヴィヘラを見ながらレイは思ってしまう。
それでも、そんなことを口にすれば後で困ったことになるのは確実なので、別のことを口にする。
「どうした? ご自慢の巨人もあの有様だが。ここで止めないと、巨人の数が減ることになるし、止めた方がいいんじゃないか?」
「ぐぬぅ……だが、負けん。あいつらがそう簡単に負ける筈があるものか」
厳つい顔に怒りと屈辱で赤くし、額には血管を浮かばさせながらレゼルが叫ぶ。
ジャーヤにとって、巨人はまさに切り札と呼ぶに相応しい存在だ。
それが、こうも容易く……戦いですらなく、蹂躙と呼ぶに相応しい光景を目にするには、レゼルにとって絶対に信じられなかったことなのだろう。
「まぁ、お前がそうやって意地を張るのであれば、こっちはそれでいいんだけどな」
元々レゼルがまだ生きている、もしくは気絶すらしていないのは、ジャーヤの切り札たる巨人を目の前で蹂躙するという今の光景を店、レゼルの心を折る為だ。
レイにとっては、ここでレゼルが持ち堪えれば持ち堪える程、心が折れた時には扱いやすくなる。
「負けられん……俺達はこんな場所で負ける訳にはいかんのだ! やれ、お前達の力があれば、例え高ランク冒険者であっても倒せるということを、証明してみせろ!」
叫ぶレゼルに呼応したかのように二匹の巨人はヴィヘラに向かって襲い掛かる。
最初に突っ込んだのは、当然のように怪我をしていない無傷の巨人。
右膝を砕かれた巨人は、最初に突っ込んだ巨人の後を追う。
結果として、それは偶然ではあるが時間差の攻撃となった。
もしこれで、ヴィヘラが普通の冒険者程度の技量であれば、最初の巨人をどうにかしても、時間差で襲い掛かってきた巨人の攻撃をまともに食らっていただろう。
だが、生憎ヴィヘラは到底普通の冒険者といった程度の技量を持たない者ではなく……高い戦闘力を持っていた。
真っ先にヴィヘラに向かって殴りかかった巨人の拳は握りしめられており、ハンマーパンチの類ではなく、普通のパンチと呼ぶべき攻撃が放たれる。
それに対し、ヴィヘラが取った行動は最初の巨人の時と全く同じで、拳を回避しながら巨人の懐に入り込む。
しかし、最初の行動と違ったのはここから。
マジックアイテムの手甲を起動させ、魔力による爪を生み出し……巨人の横を通り抜けざまに、左足の小指を斬り裂いていったのだ。
巨人の大きさから、魔力で生み出された爪でも胴体を切断したり、腕を切断したりといった真似は出来ない。
だが、斬り裂く場所が足の……それも一番小さな小指であれば?
生み出された爪の一撃は、あっさりと巨人の左足の小指を斬り裂き、切断する。
巨人に合うような靴の類がないからと、素足だったのが巨人にとっては大きな隙となってしまった。
「があああああああっ!」
小指を切断されるというのは、それだけを見ればそこまで酷いダメージのようには思えないが、実際には体重移動する時に使う部分が少しではあるが消えるのだ。
当然のように、戦闘では大きな支障となる。
(それに……タンスの角に小指をぶつけるとか、かなり痛いんだよな。あれのもっと痛い奴なんだろうけど)
レイは嫌そうな表情を浮かべており、それはエレーナやマリーナも同様だ。
ビューネですら、足の小指を切断するという行為に過去にぶつけた経験を思い出したのか、普段は無表情な顔を痛みに歪めている。
痛みと苛立ちも露わにしながら、巨人は自分の足下にいるヴィヘラに向かって手を振り下ろす。
拳を握るような余裕もなくなったのか、今度は平手での一撃。
それこそ、叩き潰すかのような攻撃ではあったが……
「がああああああぁあぁあっ!」
平手の一撃を回避し、そのまま魔力によって生み出された爪が左手の小指と薬指の二本を斬り飛ばす。
思わずといった様子で指を斬り飛ばされた巨人が手を押さえているのを横目に、そのまま巨人の後ろから向かってくる、最初に攻撃した巨人との距離を詰めるヴィヘラ。
巨人も、まさか仲間のすぐ側からヴィヘラが姿を現すとは思っていなかったのか、一瞬行動が遅れる。
何より右膝を砕かれている以上、どうしても動きがワンテンポ遅れてしまうのだろう。
「ぐらああぁああっ!」
野太い声で思い切り手を振るう巨人。
その一撃は、間違いなく強力だろう。……ただし、当たればの話だが。
大ぶりな一撃がヴィヘラに命中する筈もなく、あっさりと回避しながら、床を蹴る。
まるで巨人の手をなぞるかのように、巨人の頭部に向かい……だが、反射的にだろう。巨人はそんなヴィヘラに対し、大きく口を開ける。
歯で攻撃を受け止めようとした……のではなく、ヴィヘラの身体を食い千切ろうとしたのだ。
巨人の歯は非常に頑丈で、それこそ人の肉を食い千切るくらいのことは容易に出来る。
空中のヴィヘラも巨人が何を狙っているのか理解したのだろう。
空中で身体を捻り、手甲から伸びた爪を身体諸共に回転させる。
そしてヴィヘラと巨人がすれ違い……
「ぎゃああああああああああああああっ!」
巨人の口から、悲鳴が上がる。
叫ぶ巨人右側には、何本ものひっかき傷が出来ていた。
ただし、猫が戯れに引っ掻いた程度の傷ではなく、それこそ顔の肉や眼球が切り刻まれるといった傷だが。
右目の眼球が切り刻まれれば……いや、そこまでいかなくても、指が軽く眼球に触れただけで視界は完全に遮られる。
そうして視界の半分を失った巨人は、最初に殺された巨人と同じく、あっさりと頭部に浸魔掌を食らって絶命した。
最後に唯一まだ生きていた巨人に視線を向けたヴィヘラは素早く近づき、そのまま他の巨人達と同様、頭部に浸魔掌を使って個人の命をあっさりと砕く。
「馬鹿な……馬鹿な……」
自分達の切り札、それこそ今までであればどのような存在であろうと圧倒的な強さで敵を蹂躙してきた巨人が、たった一人の女に文字通り手玉に取られるように呆気なく倒されたのだ。
蹂躙する側が蹂躙される側に回ったと言ってしまえばそれまでの話なのだが、それでもレゼルにとっては到底信じられることではなかった。
つい先程までは自信に満ちていたレゼルだったが、目の前の光景にはただ唖然と……それこそ見ていることしか出来なかった。
そんなレゼルを見て、レイは計算通りに物事が運んだことに笑みを浮かべる。
今のレゼルは、頼りにしていた巨人があっさりと倒されてしまい、見るからに心を折られている。
「どんな手段を使ってあの巨人を産んだのかは分からないが、それでも結局あの程度の実力じゃな。それでもレーブルリナ国のような小国の、それも一犯罪組織にしては上等なんだろうが」
「ふざけるなぁっ! 俺は国の研究者だぞ! 宰相様の命令に従ってジャーヤの如き犯罪者達に協力しているにすぎん!」
「へぇ。ジャーヤの人間じゃなかったのか」
宰相というのは、当然国の中でもかなりの地位を持つ存在だ。
それこそ、国の中で見ても二番手、三番手といいったところだろう。
そのような人物が協力するようにと派遣されたのであれば、これはジャーヤに国として協力しているに近いだろう。
(問題なのは、国王もその辺を理解しているのか……それとも、宰相の独断なのか)
もし宰相だけの独断であれば、国王に黙ってこのようなことをしている以上、内乱を起こす可能性が高い。
もっとも、メジョウゴという場所を作ってまで行っているのだから、宰相だけの独断というのは少し考えられなかった。
そうである以上、恐らく国王も協力しておき……国家ぐるみの一件なのだろうというのは、容易に予想出来る。
「お前には色々と喋って貰う必要があるな。……ただ、あまり人道的な扱いをして貰えるとは思わない方がいい」
こうして話している間も、巨人に腹を食い破られている妊婦を見ながら、冷たい視線を向けて、そう告げるのだった。
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