2017/11/18 Sat 21:31更新

旧高田桶店店舗兼主屋が国の登録有形文化財に

国の文化審議会は金沢市扇町(おうぎまち)にある旧高田桶店(きゅうたかだおけてん)の建物を登録有形文化財にするよう答申しました。今回登録有形文化財に答申されたのは金沢市扇町にある旧高田桶店店舗兼主屋(きゅうたかだおけてんてんぽけんしゅおく)です。旧高田桶店はかつて商店が多く立ち並んでいた金沢市の旧天神町(きゅうてんじんまち)で明治後期に桶職人の自宅兼店舗として建てられた木造2階建ての建物です。低い軒高(のきだか)や2階の正面中央に古格子があることなど明治時代に建てられた金沢町家の古い様式を残している点が貴重だと評価されました。答申通り登録されれば県内の登録有形文化財は261件となります。