いろいろな製品に使われているマイクロファイバー。
タオルはもちろん、お掃除用のクロスや毛布などもあります。
すでに使ったことがある人も多いはず。でも、マイクロファイバーってどんな繊維なのか、ちゃんと理解していますか?
あのふわふわな肌触り。高い吸水性。ホコリも絡め取ってくれます。どうしてこんなに便利なんでしょうか?
というわけで今回は、マイクロファイバーについて解説します!マイクロファイバーの使い方や洗い方、おすすめ商品までまとめたので、最後までぜひ読んでみてくださいね♪
マイクロファイバーってよく聞きますが、実際どんな繊維なんでしょうか?まずは、マイクロファイバーそのものについて紹介します。
マイクロファイバーのマイクロは、非常に細かいことを表します。
つまりマイクロファイバーというのは、とても細かい繊維のこと。極細です。
素材は、ナイロンやポリエステル。マイクロファイバーは化学繊維ってことですね。
マイクロファイバーは、繊維の形が普通のものと違います。
普通の繊維は丸いです。細い一本の丸太のようなイメージ。
一方、マイクロファイバーは星型の芯の隙間に三角形の繊維が組み合わされた形になっています。星型と三角形を合わせてみたときに、丸い一本の糸になっているように見えるのです。その構造がマイクロファイバーの特徴なんですね。
ナイロンとポリエステルの割合や、クロスの編み方によって質感や使い心地が変わるんだそうです。
いくつか使ってみて、お気に入りのクロスを見つけるのも楽しいかもしれません。
マイクロファイバーには3つの良いところがあるのです。それぞれ解説していきます。
マイクロファイバークロスは、普通の布に比べて吸水性が高いです。
その理由は、先ほど紹介したマイクロファイバークロスの構造にあります。
繊維の中に隙間がたくさんあるので、そこに水を溜め込むことができるのです。
それが、高い吸水性につながっています。
マイクロファイバークロスは化学繊維なので、乾きやすいです。
化学繊維というのは吸湿性が低いので、すぐに乾きます。
マイクロファイバーの吸水性は、繊維の構造によるものなのです!
製品によっては、綿の半分の時間で乾くようなクロスもあるようです。
マイクロファイバークロスで汚れを拭き取ると、簡単に綺麗になる理由は、繊維の構造にあります。
マイクロファイバーは星型と三角形が組み合わさった繊維になっています。
どちらも尖った角があるので、汚れをしっかり絡め取って綺麗にしてくれるのです。
このようなマイクロファイバーの良いところを活かせば、効率的にお掃除することができるようになりますね♪
次からは、実際にマイクロファイバークロスをどう使うのがいいかをみていきましょう。
マイクロファイバーはどんなところで使えるのでしょうか?
今回は、
の2つを紹介します。
マイクロファイバークロスは、お掃除用品として優秀です。
細かい繊維と、繊維の尖った部分が汚れをよく落とすので、洗剤は必要ありません。
ほこりも絡め取ってくれるので、棚の上や電気の傘の上の乾拭きにぴったりです。
さらに、油汚れなども得意。
おすすめのお掃除スポットは、フローリング。
特に素足でペタペタ歩いてしまったあとの皮脂汚れは、マイクロファイバーがしっかり綺麗にしてくれます。
用意するもの
・マイクロファイバークロス
(・フローリングワイパー)
手 順
1. マイクロファイバーを水で濡らし、固く絞る
乾拭きよりも、水で濡らした方が汚れがよく落ちます。
2. 汚れを拭き取る
フローリングのベタベタや黒ずみが気になるところを、クロスで拭き取ります。
フローリングワイパーがあれば、取り付けて使うと、お掃除が少し楽になるかもしれません。
同じように、水で濡らしたマイクロファイバークロスで、いろんなところを綺麗にできます。
キッチンのコンロ周りや、シンク、お風呂もどんとこいです。
ちなみに、水垢のお掃除にも効果的なので、ぜひ試してみてください。
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お掃除に使えるマイクロファイバークロスを紹介します。やっぱり定番の激落ちくんがおすすめです。ちょうどいいサイズ感でいろいろな使い道があります。メガネ拭きにもできるし、食器を拭くのにも使えるし、車のお掃除にも便利です。10枚も入っているので、たくさん使えますね。ぜひお掃除に使ってみてください。
マイクロファイバーの高い吸水性を最大限に利用して、タオルとして使いましょう。
マイクロファイバーのタオルは、肌に軽く押し当て、水気を吸わせるようにして使います。
そのほかのタオルのように、肌をこすりながら水気を拭き取るような使い方はNG。
マイクロファイバークロスは、ナイロンとポリエステルでできています。
肌はそれらの化学繊維より柔らかいので、擦ると傷がついてしまうのです。
また、手が荒れている時などは、マイクロファイバーの細かい繊維が肌に引っかかることもあるので、少し注意が必要です。
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タオルの毛足が長くて、使い心地がいいのです。吸水性も高いのでお風呂上がりに最適です。ブルーグレーの色も落ち着いていて、素敵です。ふわふわもちもちの肌触りをぜひ体験してみてくださいね♪
また、キッチンで濡れた食器を拭くのにも、マイクロファイバーのタオルがおすすめです。
吸水性が高いので、拭き跡も残りません。
ナイロンやポリエステルよりも柔らかい素材には、使わないようにしましょう。
傷がつく恐れがあります。
マイクロファイバーを使った商品は、タオルなどのほかに毛布などの寝具にもあります。
いろいろ探してみて、自分だけのお気に入り商品を見つけちゃいましょう。
とっても便利なマイクロファイバークロスですが、使っていく上で注意するべきポイントが5つあります。
ここで少し解説しますね。
これは、さきほどから何度も出てきている注意点です。
人の肌や漆の食器など、柔らかいものには、マイクロファイバークロスは使わないようにしましょう。
傷がついてしまいます。
マイクロファイバークロスは化学繊維なので、熱に弱いです。
洗濯した後に乾燥機にかけるのもNG。
乾きやすいので、洗濯後は風通しの良い日陰に干しておけばでちゃんと乾きます。
さらに、マイクロファイバークロスには、火が燃え移りやすいです。
お料理中や、ストーブの前での使用中は、十分に注意しましょう。
マイクロファイバークロスは、使っているうちに臭いが気になってしまうことがあります。
乾きやすいというのが、マイクロファイバークロスの一つの特徴ですが、生乾きのまま使うのは絶対NG。
細かい繊維の間に水分が残っていると、雑菌が繁殖して嫌な臭いが発生してしまいます。
臭いが発生したあとのマイクロファイバークロスは、酸素系漂白剤で洗濯します。
そのお洗濯方法も紹介していますよ!
マイクロファイバークロスは、繊維が細いのが特徴。
そのため、使っているうちに細かい繊維が落ちることがあります。
落ちた繊維が、ホコリになってしまうのです。
そのほこりのせいで、くしゃみが止まらなくなる方もいます。
最初は様子を見ながら使った方が良いかもしれませんね。
マイクロファイバークロスは、あまり長持ちしないと感じることもあります。
しかし、注意点を守って使えば、ちゃんと繰り返し使えるのです。
耐久性の問題は、マイクロファイバー自体よりも、製品のつくりで変わります。
いくつかの商品を試してみるといいかもしれません。
マイクロファイバーを使うときは、注意点を守るようにしましょう。
正しく使えば、マイクロファイバーは長持ちしますし、とても便利なのです。
マイクロファイバークロスを使った後は、お洗濯をしますよね。
ここからは、マイクロファイバーの洗い方を紹介したいと思います。
用意するもの
・中性洗剤
・洗濯ネット
手 順
1. マイクロファイバークロスを洗濯ネットに入れる
繊維が細いので、抜けやすい場合があります。
洗濯ネットに入れてから洗うと安心です。
2. 中性洗剤を使って洗う
マイクロファイバークロスを洗うときは、中性洗剤を使うのがおすすめです。
いわゆるおしゃれ着用洗剤というやつです。
3. 陰干しする
そのほかのタオルと同じように、マイクロファイバークロスも陰干しが基本です。
直射日光に当たると、生地が劣化してしまうのです。
風通しの良い日陰に置いて、乾かしましょう。
ここまでが基本の洗い方です。
お掃除に使ったクロスを洗濯機で洗いたくない方は、手洗いでもOK。
そのときも中性洗剤を使いましょう。
汚れが気になる部分は、もみ洗いするともっと綺麗になりますよ。
いつのまにか臭くなってしまったマイクロファイバークロスは、酸素系漂白剤で漂白しましょう。
しかし、漂白はクロスを傷めます。
どうしても臭いが気になる時の最終手段にしましょう。
用意するもの
・酸素系漂白剤
・洗面器
手 順
1. 40℃ぐらいのお湯に酸素系漂白剤を溶かす
酸素系漂白剤を使うときは、お湯の方が効果的です。
しかし、マイクロファイバークロスは熱に弱いので、少しぬるめのお湯を使います。
洗面器いっぱいの水に対して、酸素系漂白剤の量はだいたい大さじ2杯ぐらい。
よく溶かします。
2. マイクロファイバークロスをつけおきする
酸素系漂白剤を溶かしたお湯に、クロスをつけます。
そのまま20分以上、できれば1時間以上つけ置きをします。
3. 水ですすいだあと、普通にお洗濯
つけおきが終わったら、水ですすぎます。
軽くすすいだあと、洗濯機にいれて普通にお洗濯します。
4. しっかり干す
生乾きにならないように、風通しのよい日陰でしっかり乾かします。
臭くなってしまったマイクロファイバークロスを、すぐに捨ててしまうのはもったいないです。
一度、漂白してみてください。
きっと、また気持ちよく使えるようになるはずです。
臭いの原因は、マイクロファイバークロスをしっかり乾かさないことです。
漂白は手間がかかりますし、クロスを傷めます。
毎回使った後、洗った後はしっかり乾かすようにしましょう
マイクロファイバークロスについて紹介しました。
普通のタオルとは、繊維の形が違うってびっくりでした。
マイクロファイバークロスの吸水性や、汚れ落ちは繊維の形が違っているおかげだったのですね。
水を吸い取ったり、ホコリを拭き取るだけでなく、水垢や油汚れを綺麗にするのにも使えます。
マイクロファイバークロスは、洗剤無しでお掃除できる便利アイテム。
ぜひ使ってみてください♪
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