『気候変動が脅威として人類の存亡を脅かしつつある』という緊急警告が発表されたので、本日の天気のあれこれでは、具体的な内容などを取り上げたいと思います~
地球温暖化を取り上げた記事はこちら☟
目次
- 1.気候変動が人類の存亡を脅かしつつあると緊急警告を発表!!
- 2.世界18カ国から15,000人もの科学者が署名!!
- 3.ノーベル物理学賞を受賞された東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章氏も署名!
- 4.具体的には25年間でどう悪化したと言っているの?
- 5.99%以上の科学者が『気候変動の原因は人間である』と認識している。
- 6.『破滅への道』の行き先を変えるための対策を!!
- 7.まとめ
1.気候変動が人類の存亡を脅かしつつあると緊急警告を発表!!
米科学誌BioScienceが『気候変動が脅威として人類の存亡を脅かしつつある』と緊急警告を発表しました。それによりますと、25年前に比べてさらに状況が悪化しているため、すぐに行動を起こさなければ手遅れになるとされています。
2.世界18カ国から15,000人もの科学者が署名!!
『人類への警告』は25年前の1992年に米のNGO団体である「憂慮する科学者連盟」から出されており、当時は1,700人の科学者が署名していました。今回の警告はその声明の更新版で、世界184カ国から15,000人以上もの科学者が署名しており、事態の深刻さが分かります。
3.ノーベル物理学賞を受賞された東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章氏も署名!
日本人の科学者では、ニュートリノ振動の発見によりノーベル物理学賞を受賞した東京大学宇宙研究所長の梶田隆章氏も署名しており、「もうすでに非常に厳しい段階に入りつつある。一刻も早い対策の実現が必要との思いです。」とコメントされています。
4.具体的には25年間でどう悪化したと言っているの?
今回の警告では、この25年間で世界の人口が約20億人増えたことで、様々な環境問題が深刻化したと指摘しています。
具体的には、、、
・地球温暖化が進んだことで平均気温が約0.5℃上昇し、哺乳類や鳥と言った脊椎動物が約3割減った。
・魚などが住めない死の海「デッドゾーン」が広がっている。
と指摘されています。
5.99%以上の科学者が『気候変動の原因は人間である』と認識している。
地球温暖化などの気候変動の原因は、人間によるものだと科学者の意見が99%以上一致していると米メディア「TakePart」の記事に書かれています。
これは、国立物理化学コンソーシアムの責任者であるジェームズ・L・パウエル氏が2013年~2014の間に出版された気候変動に関する24,000以上の研究論文を調査した結果で、計69,406人いる科学者のうち、否定的な見解だった人はわずか4人のみだったと結論付けています。つまり99.994%の科学者は、『気候変動の原因は人間である』と認識しているのです。
6.『破滅への道』の行き先を変えるための対策を!!
科学者たちは、今回の発表で『もうすぐ抜け出せなくなる破滅への道』の行き先を変えるために13の対策を提言しています。
政府や市民がとるべき対策としては、、、
・二酸化炭素を排出する化石燃料から再生エネルギーへの切り替え。
・食品ロスの削減。
・子供たちへの環境教育を進めること。
などが挙げられています。
7.まとめ
今回出された『人類への警告』を見る限り、私たちに残されている時間はもうわずかしかないようです。エネルギー政策の転換などは政府の仕事ですが、食品ロスや子供への環境教育などは我々でも出来る事です。『破滅への道』からの転換は容易ではなく、我々一人一人が協力していく必要がありそうですね。
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