外相 ロヒンギャ避難民支援を伝達へ きょうバングラデシュ訪問

外相 ロヒンギャ避難民支援を伝達へ きょうバングラデシュ訪問
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河野外務大臣は、18日からミャンマーの少数派・ロヒンギャの多くの住民が避難しているバングラデシュを訪れ、外相会談などで避難民への支援策として1800万ドル余りの資金協力を行う考えを伝えることにしています。
ミャンマー西部のラカイン州で起きた少数派のイスラム教徒、ロヒンギャの武装勢力と政府の治安部隊との戦闘の影響で、60万人以上のロヒンギャの住民が、隣国のバングラデシュに避難しています。

この問題をめぐって、河野外務大臣は18日から3日間の日程でバングラデシュを訪れ、アリ外相らと会談するほか、ミャンマーとの国境付近にある避難民のキャンプを視察する予定です。会談で河野大臣は、食料の確保や物資の運搬などを支援するため、1800万ドル余り(およそ20億5000万円)の資金協力を行い、住民の早期帰還に向けた取り組みを後押しする考えを伝えることにしています。

また河野大臣は、北朝鮮への圧力を最大限まで高めるため、国連安保理の制裁決議を完全に履行するよう求めるほか、インド・太平洋地域を法の支配に基づく自由で開かれたものとするための協力関係についても議論したい考えです。

外相 ロヒンギャ避難民支援を伝達へ きょうバングラデシュ訪問

河野外務大臣は、18日からミャンマーの少数派・ロヒンギャの多くの住民が避難しているバングラデシュを訪れ、外相会談などで避難民への支援策として1800万ドル余りの資金協力を行う考えを伝えることにしています。

ミャンマー西部のラカイン州で起きた少数派のイスラム教徒、ロヒンギャの武装勢力と政府の治安部隊との戦闘の影響で、60万人以上のロヒンギャの住民が、隣国のバングラデシュに避難しています。

この問題をめぐって、河野外務大臣は18日から3日間の日程でバングラデシュを訪れ、アリ外相らと会談するほか、ミャンマーとの国境付近にある避難民のキャンプを視察する予定です。会談で河野大臣は、食料の確保や物資の運搬などを支援するため、1800万ドル余り(およそ20億5000万円)の資金協力を行い、住民の早期帰還に向けた取り組みを後押しする考えを伝えることにしています。

また河野大臣は、北朝鮮への圧力を最大限まで高めるため、国連安保理の制裁決議を完全に履行するよう求めるほか、インド・太平洋地域を法の支配に基づく自由で開かれたものとするための協力関係についても議論したい考えです。