サウジ政変、国王退位の影 性急な国家改革に危うさ

中東・アフリカ
2017/11/18 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

 サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(32)が進める国家改革が世界に波紋を広げている。汚職摘発を名目に政敵を排除し、イランなどへの強硬姿勢をとる。石油に頼らない経済をつくりあげるため、権限を集中させる狙いだ。複数の王室関係者によると、サルマン国王(81)は、生きているうちに息子である同皇太子に王位を譲る検討に入った。サウジ政変は生みの苦しみか、衰退の始まりか。イスラム世界の盟主の行方…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

今なら有料会員限定記事がすべて読めます!
電子版10日間無料お試しキャンペーンは11月20日まで!

電子版トップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報