断熱カーテン作りに挑戦する季節になりました。
わが家はプレハブ倉庫の2階。
夫がDIYで住めるように改造してくれましたが、
残念ながら一般的な住宅よりも、機密性も断熱性も低いです。
寝室と居間の間はカーテンで仕切ってあります。
冬は居間だけ暖房であたためるため、
寝室からの冷気でカーテンの近くに座っている夫は寒そうです。(かわいそう…)
私は近くにストーブがあるので全然寒くないです。
断熱カーテンライナーは効果あり
冷気を防ぐため思いついたのは、断熱カーテンライナー。
昨年末、明和グラビアの「断熱カーテンライナー」を実家に導入してみたら、
窓からの冷気を感じなくなり、すきま風も防げました。
自宅にあるものでどうにか似たようなものを作れないかと
今年1月、ダイソーのアルミシートで断熱カーテンライナー作りに初挑戦。
アルミシートはカサカサと音がしたり、キラキラ光ったりと難点もありましたが、
断熱効果は問題なし。
しかし、アルミシートは他で使ってしまい、もう手元にありません。
そこで音の出ない何かを使って、安く断熱カーテンライナーを作ろうと考えました。
まずは居間の準備
居間側から見た仕切りカーテン。
上にすき間が開いています。
暖気が逃げ、冷気が入り込むすき間は、ふさいでしまいましょう。
使わなくなったタオルケットを切り、画鋲で貼りました。
これは以前から使っており、今年で3年目です。
すき間を完全にふさぐことはできませんが、
あるのと無いのとでは冷気の感じ方が違います。
夫のブーさんが座る場所に、
使わなくなったベッドの敷きパッドを2つに折って敷きました。
これで床の冷たさをやわらげ、カーテンとつなげて寝室からの冷気を防ぎます。
寝室から見たカーテンの下側。
クリップで 5ヶ所とめて、すき間をなくしました。
画面右側を出入り口とするため、右端40cmはそのまま。
100円のシャワーカーテンを断熱カーテンライナーに
ダイソーで見つけた「幅広シャワーカーテン」180×180cm、税込み108円。
材質はポリエチレン、ポリプロピレンと書いてあります。
クリーム色の他に、水色とピンクがありました。
幅が狭いもの(138cm?)は柄のあるかわいいものが並んでいたような気がします。
自分が欲しいものだけ見ていたため記憶が曖昧です。ごめんなさい。
予想以上に薄くてビックリ。
フックを通す穴が開いている部分だけ、強度を持たせるため二重になっています。
少し不安も感じますが、今回はこれを断熱カーテンライナーにしましょう。
ちなみにダイソーではビニール素材のテーブルクロスもありましたが、
私が買ったシャワーカーテンよりサイズが小さかったです。
シャワーカーテンを断熱カーテンライナーへ改造
まずは補強。
カーテンの上側は画鋲で壁に貼るので、養生テープで補強しました。
これで何年も繰り返し使えます。
試しに一度壁に貼ってみたら、がっかり…
丈が足りない。
床まで15cmも足りません。
反対に幅は余っています。
そこで幅を30cm切り、養生テープで付け足しました。
袋には「カットしても使えます」と書いてあります。
手作り断熱カーテンライナーの設置
大切なのは「すき間をふさぎ、機密性を高めること」。
手作りの断熱カーテンライナーでもそこを重視しました。
カーテンの上からすき間をふさぐように、壁に画鋲で貼りました。
普通の住宅でしたら、
「目立たないところに貼る」もしくは「カーテンフックにかける」と良いのかも。
出入り口側の端は 強度を高めるため、少し折り返して貼りました。
これでブーさんが力強く開けても大丈夫。
カーテン上側の端は 柱に画鋲でとめて、自然に開かないようにしています。
30cmほど付け足したので 十分な長さになりました。
断熱カーテンライナーは、床に垂らすことが大切。
冷たい空気は重く、床とカーテンのすき間から床に広がります。
居間の敷きパッドの下に入れ込み、すき間を無くしました。
これなら掃除もしやすそう。
ビフォーアフター
ビフォー
アフター
上下のすき間はピッタリとふさぐことができました。
右側は出入り口なので、若干の余裕を持たせています。
効果はいかに…
11月現在の寒さだと寝室からの冷気を感じなくなり、
断熱カーテンライナーの効果がありました。
しかし、この薄さで真冬の寒さを乗り切れるのか少し不安。
ダメだと感じたら、もう1枚同じものを買って2重にするかもしれません。
安さよりも断熱効果と手軽さを重視するなら、
「断熱カーテンライナー」として売られている商品を使う方が良いと思います。