ソフトバンク松坂大輔投手(37)が今季限りでソフトバンクを退団し、新たな球団で現役続行を目指すことが明らかになった。

 球団からはコーチなどの肩書で1度支配下選手枠から外れ、再起の道を進むことを打診されたが、松坂はあくまでも現役にこだわり、退団を決意した。

 14年オフに3年12億円の大型契約で日本に復帰したが、右肩痛に悩まされ、15年からの3シーズンで1軍登板は昨年のわずか1イニングだった。

 福岡・筑後市のファーム施設でのリハビリは順調で10月末には捕手を座らせブルペン入りするまで状態は上がってきている。9月26日に関東の施設でのリハビリから筑後へ場所を移した際には「続けるつもりがなければリハビリもしていない。もう1度マウンドに立ちたい」と話していた。