ジャニーズ、元SMAP退所組への「発言制限」発覚で波紋…稲垣「曲名言ったら怒られる…」
AbemaTVの公式Twitterアカウントより
11月2日から放送されているインターネットテレビ番組『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)に出演中の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が、SMAP元メンバーである森且行と共演を果たした。4日、3人は静岡・浜松オートレース場を訪れ、森のレースを観戦。レースを終えた森が3人の元へ行き、21年ぶりの共演を果たした。
「3年前、フジテレビの『27時間テレビ』では森からSMAP5人への手紙が読まれたが、出演には至らなかった。昨年大みそかに一緒に食事をしていますが、メディアでの共演となると、たしかに森の脱退以来です」(テレビ局関係者)
森の寮部屋を訪れ一段落すると、稲垣と森が2人だけで会話をすることになる。その時、話の流れでSMAPの曲名を言わなければ伝わりづらい展開になった。すると、稲垣は「曲名を言ったらすごく怒られる」とポツリと呟いた。すると、森が「俺が言っても怒られるかな?」と純粋な疑問をぶつけた。結局、曲名は言わないままトークは続いていった。
「噂には聞いていましたが、ここまで規制が掛けられているとは驚きです。これまでも多くの人がジャニーズ事務所から独立しましたが、所属時代の持ち歌の曲名を言えないなんてことはないし、それどころか普通に歌っています。彼らはSMAPのメンバーだったのに、ジャニーズに残っている木村拓哉や中居正広の名前すら言えないし、SMAPという言葉すらも発することに制限が掛けられている。退所時にそのような契約を交わしたのだと思いますが、こんな異常なことが許されていいのでしょうか」(同)
ジャニーズはなぜ、3人にそこまで圧力をかけるのか。
「SMAPという言葉を彼らに言わせなければ、世間が自然と忘れていくと思っているのでしょう。時が経てば、いずれ風化していくと考えている。それに、SMAPを売りにしなければ、3人の芸能生活は持たないと見下してもいる。しかし、昔だったらその手法で潰せたのでしょうけど、今は『だったら私たちが代わりに言う』とファンの怒りを買い、ネットが荒れるだけ。忘れられないどころか、余計にSMAPを印象づけることになりました。
また、事務所に残っている木村や中居だけでなく、TOKIOや嵐への無言の圧力でもあります。事務所を出たら、自分たちのグループ名さえ言えなくなるんだと思わせたら、さすがに独立したいと思っても、躊躇するでしょう。逆に考えれば、3人はそんな約束を結んでまでもジャニーズをやめたいと思うほど、居心地が悪い組織なんでしょう」(週刊誌記者)
またしても、世間が抱くジャニーズへのイメージが悪くなった。
(文=編集部)